医師はあまりなれすぎているせいか

患者の苦痛に鈍感になっているのではないか?


現場の医師からこんな発言がある。

日本大駿河台病院院長の小川節郎教授は、設立時の記者会見で「現在、日本で3人に1人ががんで死亡している。がん患者の7割に痛みが発生しているが、十分な痛みのケアを受けている人は5%、

増えても10%いっていないのが現状。大きな問題だ」

http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/1216itami.html

同教授は、その原因として①痛みの診断ができない医師が多い②医療用麻薬であるモルヒネが正しく評価されていない③痛みから解放される量のモルヒネの処方がされていない―などを指摘。

このため、医療用麻薬などによる適正な痛みの治療に関する情報を正確に広く伝える目的で、「JPAP」(ジェイパップ)が設立され、12月1日からインターネット上にホームページ http://www.jpap.jp/ が開設されたという。


実際、WHO(世界保健機構)では1986年に「がんの痛みからの解放-第一版」というガイドラインを定め、世界中の人々が等しくがんの痛みから解放されることを訴えました。がんの痛みを取り除き、人間らしさを取り戻すことは患者の権利であると謳っている。


このような患者の権利を十分しって、

苦痛のある治療は拒否しよう。