シカゴの大学病院のC教授のところにいくと、直径50cmくらいの半球が入り口の近くに置いてあった。プラスチックの半球の奥にはなにやら回転すようなものが中心に据えてある。これはなにかと聞くと、立体の人体の内部の解剖図を眼鏡なしで立体的に観れる物だという。しかも、これは立体画像のゲーム機を改造したもので世界で最初に手がけて装置で全米にも3台しかないという。つまり、像を拘束でいろいろな角度から撮影したものを回転することで立体画像を実現する方式のようだ。別のスイッチをいれると、X腺の照射するレーザー光が出て、治療用のX腺を模擬可能になっている。さまざまな角度からガンの形状に合わせて(コンフォーマル)幹部だけに照射する様子が立体的に確認できるのだ。でも居室においてあるところをみると、まだ、臨床には使っていないようだ。