母を墓参りに連れてって、いつものように
あちこち買い回りに付き合った。
とあるスーパー内の本屋が広く新しくなったので
寄ったんだが、
書店の売れ線ランキングみたいなのがあって、
母が興味津々で色々聞いてくる。
「ねえこの雨穴って人の変な家って本どんなん?」
「めっちゃ面白いねんけど読み終わったら背筋が寒い」
「そしたらこの、背筋って人の、近畿地方のある場所に
ついて、って本は?」
「それもむちゃくちゃ面白いねんけど、読んでる最中から
背筋が寒くなって後ろ振り向けなくなる」
「どっちも怖いやつ?」
「ジャンルは違うけどどっちもジワジワ怖い」
「オバケ出る?」
「出ない」
「じゃあどう怖いん?読んでみたいわ」
「いいけど夜中目が覚めてトイレ行くとき思い出すで」
「で、アンタ買う本どんなん?」
と私が買おうとしている本を指す。
知念実希人の「ヨモツイクサ」という本。
「知らんけど、多分怖いヤツ」
母が手に取ってたのは湊かなえの新刊「人間標本」。
ある意味それはイヤミスの最高峰だね(笑)
淡路島の自宅の片隅から産み出される先生の
作品はどれもこれもイヤミスだらけでそそられる。
嫌な気持ちになるミステリー、略してイヤミス。
今の流行りはイヤミス含めライトホラー。
本屋を物色してるとなんとなくその気配が見える。
最近ちゃんと実店舗で本買う事増えたな。
一冊だけモノが無くてkindle購入したけど。
ブログアップしたら読み始めよ。