国道309号線(下市~熊野)レポート(vol.2) | 道路族ぱわふるのぶらり道日記

道路族ぱわふるのぶらり道日記

休日とかに道路を走った時のことをメインに日記を書いてます。ごくたまに鉄道の旅に出かけて呑んだくれます。また、密かに三陸鉄道応援してたりします。たまに国道レポートも書いてますよー。

みなさん、こんにちわ。


国道309号レポートの続きですよー。


つーわけで、青いコンビニがある奈良r21との交点の先からですよー。


交点を右折して2車線路を少し走ると、狭くなるとこがあるよ。







つい先ほどまで開けた明るいとこを走ってたはずなのに、狭くなって1.0車線になった途端に鬱蒼とした木々の中となります。


一瞬で全く別の光景と早変わりする様は素晴らしいものがありますよ。


でも、鬱蒼とした区間は即終了。すぐ景色が開けるよ。





道幅は1.5車線と、若干広めになり、川迫川に沿いながら進みます。


そんな国道309号を走っていくと、レストランみたらいに到着。





ここが御手洗渓谷の観光拠点となってますよ。


このレストランみたらいの先でみたらい橋を渡ります。





みたらい橋の先には、みたらい休憩所があり、そこにも駐車場がありますよ。


ちょっと、駐車場に車を停めて、周辺を少し散策。







御手洗渓谷へと続く遊歩道から滝を眺めた。


さらに、休憩所の駐車場から川迫川を眺めたよ。

 


 


川底がはっきりと見える透明感のある川。


5月上旬の澄んだ空気も相まって、実に清々しい気分になりますよ。


さて。それでは、清々しい気分になったとこで、ドライブ再開。休憩所の駐車場を出発しました。


すると、その駐車場のすぐ先にオーバーハング。





なかなか、ワイルドな国道309号ですねー。


んで、この先に白倉トンネルがあります。





1.0車線のトンネルですが、全長29.6mと短いトンネルですよ。

 




トンネル内部は素掘り。


そして、白倉トンネルを抜けた先は、再び川迫川に沿って走りますよ。

 


 


途中、路面状態が荒れているとこもあります。

 


 




 

さらに、急カーブというわけでもないけど、見通しの悪いカーブが続きます。


そんな国道309号を走っていくと、川迫ダムの横を通過しますよ。

 


 


川迫ダムの先に少し広いとこがあるよ。

 




 

駐車スペースというより、むしろ離合チャンスゾーンみたいな存在かもしれないよ。


ちょっと、そこから川迫ダム湖を眺めた。

 




先ほどのみたらい休憩所のとこから眺めた川と同様に、透明感のある水。


しかし、よくあるダム湖みたいじゃなく、大量の堆砂があるよ。ほとんど石だよ。


そんな川迫ダム湖を眺めながらのドライブ。



 


途中、沢を渡る橋があるよ。

 


 


そして、さらに走ると、キャンプ場というかバンガロー村みたいなとこを通過。

 




雰囲気的に、いわゆる跡地というものかも。


すぐ隣に家屋が建ってるけど、そこも既に廃屋かも。


んで、このキャンプ場跡地のとこに、林道時代の遺産があった。

 


 


菱形の標識は林道という文字しか見えないけど、たぶん行者還線と記されていたのかも。


道路情報板には林道行者還線と記されているよ。


さて。さらに走ったよ。

 


 

相変わらず、1.0車線の道が続くよー。


すると、少し走ったとこで、落石注意を記された看板があった。

 


 


落石に注意しながら進みますよー。


すると…、





オーバーハングがありました。


1.0車線にオーバーハングというのは、なかなか迫力があるよ。


さて。川迫川に沿って走ってきた国道309号ですが、2ヶ所目のオーバーハングを過ぎて少し走ったとこで、林道との交差点に至ります。







分岐点に小さい青看があるので、それを見逃さなければキチンと右折することが出来ますよ。


逆に言えば、見逃しちゃうと直進してルートミスという惨事が待ってるかもです。


んで、ここを右折して、川迫川を渡りますよ。



 


なかなか味のある橋ですよ。


そして、今までは狭かったけど勾配はそんなになかったんだけどね。


でも、この橋を渡った後は、上り勾配となります。


えっちらおっちらと上り坂を走っていくと、黄色い警告看板があった。



 


落石じゃなく、落盤注意ですってー。


落盤にも細心の注意を払いながら、えっちらおっちらと上り坂を進みますよー。



 


でも、道幅は1.5車線ぐらいと、川迫川沿いよりは少し広くなっているよ。


そんな国道309号を走っていると、路上河川っぽい雰囲気のとこがあったよ。



 


通常は溝を水が流れる仕様なんだけど、その溝の前後が若干段差になってた。


増水して溝から水が溢れることを考慮してあるよ。


さてさて。くねくねとした上り坂を上がっていくと、景色が開けてるとこがあった。



 


なかなかの光景ですよ。いかに山深いとこにいるかということが分かりますよ。


よく見ると、今走ってきた国道309号が見えるよ。


さて。さらに走るよー。





道幅は相変わらず1.5車線。時々、1.8車線になってるとこがあったりするので、狭くて離合に困難を極めるということはないよ。


んで、さらに上っていくと、駐車場が現れます。





国道309号の観光地として有名な行者還トンネルですが、最近は熊野古道が世界遺産に登録されたため、行者還トンネルのすぐそばにある大峯奥駈道の弥山登山口の方が有名になっちゃったので、ここから登山する観光客が増大してしまったのでした。


なので、駐車場を簡単ながらも整備して、有料駐車場として営業してるのでした。


その駐車場を過ぎたとこに、橋があります。





この先に登山口がありますよ。


そして、登山口の先にあるのが、本来の国道309号最大の観光地である行者還トンネルですよー。





トンネルの名称が記されている部分はシャッターの収納場所ですよ。


シャッターはあるけど、照明ナッシング。なかなかの個性的で素敵なトンネルですよ。


しかし、残念ながら、以前は国道309号の観光地としてその名を全国に轟かせていた行者還トンネルですが、訪問時はワタシ以外の観光客全員が熊野古道の登山道に興味津々。


行者還トンネルを愛でている観光客はワタシ1人だけという、実に淋しい状況でした…。


まさに、栄枯盛衰ということはこのことを言うのかと、しみじみとしました。


さて。行者還トンネルに到着したとこでキリが良いので、今回はここまで。つづく。