エピソード・別離 その参 | 徒然とわ日記

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日々の暮らしの中、心に留まった事を綴ります(^-^)
雑記帳みたいなものです。
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ザボアザギルを弱らせることは、それほど大変なことではなかった。

だが。
逃げ出したザボアザギルを追い、エリア移動した時に、出逢ってしまった。

そう、遭遇率わずか2%。
――怒り食らうイビルジョー。

「!」
ワグナーは初めて見る巨体に不意をつかれた。
体当たりを食らい、吹っ飛ばされる。

受け身を取って着地しながら、ワグナーは得体の知れない恐怖を感じた。

――何だ、あの禍々しいモンスターは!

「武器は何としても手放すな。手放したら命はないと思え。」
ジョウジから教わったことが頭に浮かぶ。

雄叫びをあげるモンスターに大剣で斬りかかりながら、ジョウジは叫ぶ。
「若!イビルジョーです!しかも、たちの悪い方だ!」

大きく体を揺らし、赤黒いブレスを吐き出しながら、こちらに寄ってくる。

――懐に入れれば!
ワグナーは思い切って前転した。
?が。
強烈なブレスを食らって、またも吹っ飛ばされる。
壁にしこたま背中を打ちつけ、一瞬目眩がした。

「若!引きなさい!それはターゲットではない!」

ジョウジの声がしたが、ワグナーは太刀を構え、後ろ足に切り込んで行く。

未知のモンスター。
恐怖と裏腹に、彼の好奇心には火がついていた。

――知りたい。
こいつは、どんな奴なんだろう!

しかしながら、ワグナーのハンターとしての能力は、まだ怒り食らうイビルジョーを狩るには力不足である。
ジョウジは、彼を援護しながら、再三、退けと忠告する。

突っ走って目的を見失う性格は、相変わらずか…。