過去の記事の転載です。こんなことまで書いたんですね(^^;
【後日談】 上記マフラーブッシュは耐久性が低く、1年程度でダメになってしまっていました。
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ある日のこと、何気なくクルマの裏側を覗いてみると「うげげげ!!!。」なんと触媒付近を吊り下げているマフラーブッシュ(マフラー吊りゴム)全4本のうち3本までが破断しているじゃありませんか。このままでは危険です。なんとかしないと走行中に触媒以降を落っことしてしまうことは間違いありません。 |
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過去にピアッツアでサイレンサーを落っことした経験のある僕はもう2度とそんなことは体験したくありません。破断した3本のうち1本は、かろうじて半分首が繋がっていました。こんな感じ。切れるのも時間の問題ですね。絶対に応急処置が必要です。 |
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しかし、当然換えのブッシュなんて持っているハズはありません。情けないことに針金すら持っていませんでした。タイラップで吊ろうかとも考えたのですが重量オーバーは明白です。「工具箱に代用できるイイもの入っていないかなぁ~。」 「おお!」。発見しました!。←これが「イイもの」です。なんだかわかります?。これ実はスキーキャリア用のゴムなんです。 |
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発見したキャリアゴムは4本。破断箇所は3カ所。「う~ん」。しばらく考えましたが、やはり強度を考えて「2本掛け」にすべきと思い、完全に切れてしまった2カ所にそれぞれ2本ずつかけておきました。 ただ、これはあくまでも応急処置。ちゃんと直す必要があるのは言うまでも無いです。僕はこの状態で3週間くらい走りました。 |
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さぁ~て、本腰をいれて直します。ここはちゃんとした修理工場なんですが、ご厚意でリフトを貸してもらいました)。リフトなんて無くても交換できるけど、あると楽チンです。 |
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今回用意した新品のゴムはこちら。近所で売っていた汎用強化マフラーブッシュ。社外マフラーを売っている量販店には必ず置いてあります。どのくらい「強化」なのかは知らないけど、「純正品を頼んで待つくらいなら、これでもい~や」ってことで似たような長さと太さのものを選んで買いました。 |
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ジャッキアップして点検してみると既にキャリアゴム君は瀕死状態でした。 「あぁ・・・かわいそうに」。こんなに重いスキー板?を3週間も支えたキャリアゴムはきっと君が最初でしょう。 |
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マフラーは想像以上に重いので、ブッシュを交換するときは、下からジャッキを当ててマフラーを持ち上げてやると簡単。地面で交換する場合は、ウマに載せてここにガレージジャッキを当てればよいと思います。 マフラーが凹んだりキズがついたりしないように木っ端を挟んでいます。 |
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片側だけ生き残っていたブッシュと破断したスキーゴム。「本当にご苦労さまでした。」 |
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はいっ。取付終了です。これでしばらくは大丈夫でしょう。皆さんもたまにはクルマの裏側を覗きましょうね(^^)。本当に気づいて良かった。 '92~'94くらいの8Vに乗っているアナタ!!。ちょっと面倒でも点検してみてはいかがでしょうか?。純正マフラーのまま頑張っている方でブッシュ交換した経歴の無いクルマの方は、特に注意です。 |
【後日談】 上記マフラーブッシュは耐久性が低く、1年程度でダメになってしまっていました。