2年前の募集当時、この年の募集は教材にうってつけだと感じて私はこんなことをブログで言っていました。
一言で表すなら「魅力的なラインナップではない」。
果たしてこの所感は正しかったのか、キャロットクラブの2021年産現3歳馬を振り返ってみようと思います。
1,馬体重が400キロ前後の小柄な馬が多い
特に比較的安価な募集馬に小柄な馬が集中していてよりその多さが際立って見えてしまいました。とは言え、そんな小柄な馬たちが走ってさえくれれば何の問題もないのですが・・・
募集時440キロ以上の勝ち上がり率は60.0%
募集時440キロ未満の勝ち上がり率は36.1%
ということで、相変わらず大きい馬が走り、小さい馬はあまり走らないという傾向は健在でした。全体の勝ち上がり率が下がったことで両者の差はやや縮まっていますが、やはりこの数字を見ると小さい馬より大きい馬、と考えてしまいますね。
しかしながら、ここ2年でいうと菊花賞馬ドゥレッツァや世代稼ぎ頭のシックスペンスなどは440kg未満のゾーンから現れていますから、しっかり見極めることも大切みたいです。
ダービーにも出走したシックスペンス
2,母年齢が高齢の馬が多い
これまで母年齢18歳以上のキャロット所属馬は極端に成績を落とし、明確なリスクに感じていました。この年11頭もいた母年齢18歳以上の募集馬はその後どうなったかというと・・・
11頭中6頭が勝ち上がり!!
これは素晴らしいですね![]()
さすがに全滅するようなことはないだろうと思っていましたが、半数以上が勝ち上がっており、見事にジンクスを打ち破ってくれたと言えそうで、会員にとっては朗報です。
今年は母年齢をあまり気にせず募集に挑みたいと思います。
ミルテンベルクともしのぎを削った母18歳時産のシュトラウス
3,にもかかわらず募集価格が高い
この年は追加も含めると募集平均額が前年から500万ほど上がっており、かなり割高になった印象を受けました。高い馬がちゃんと活躍してくれるのであれば思い切って出資も出来るというものですが、果たして高い馬は本当に稼いでくれるのでしょうか・・・
1000万台 50% 1/2
2000万台 33% 10/30
3000万台 68% 13/19
4000万台 50% 7/14
5000万台 54% 7/13
6000万上 73% 8/11
8000万上 50% 2/4
最も勝ち上がり率が高いのは6000万円~7999万円のゾーンとなりました。73%はさすがの数字と言っていいでしょう。次いで良いのが私もよく狙っている3000万円台のゾーン。割合お手頃な2000万円台のゾーンはやはり玉石混交といった結果が見て取れます。
とはいえ、これはあくまで勝ち上がり率の話なので本当の勝負はここからどれだけ賞金を積み上げられるか。高額馬はスタートラインと言える勝ち上がりこそ比較的高確率でクリアしてくれるものの、そこから先をどう考えるかは意見の分かれるところでしょう。
一方、掘り出し物と言えるような安馬の活躍はあまり目立っていませんので、やはり価格的に魅力のある世代ではなかった、と結論できそうです。
落選したフォルクスリートは2000万台稼ぎ頭
つづく



