キャロットクラブの会報誌は今月POG特集号として発行されています。
そんなPOG特集の扉ページを飾る8頭の中に出資馬からモンテコルノとバロンゾラーレの2頭も含まれていました。まさか無作為に選んで扉ページに登場しているわけではないでしょうから誇らしいですね。
他のメンツを見るとあのラドラーダ・シーザリオ2大巨頭の仔ラディアンシアにテンペスト、×2最優先抽選の高額エピファネイア産駒プレドミナルにレヴォルタード、矢作厩舎でナミュールの妹ラヴェルといったクラブの超目玉に割って入っているのだから大したものです。
今回はそんな2頭の近況を見てみます。
モンテコルノ
22/5/4 奥村豊厩舎
4日はゲート練習中心の調教を行いました。「先週無事入厩し、順調に乗り出しています。非常に落ち着きがあって、毎日行儀良く調教できています。運動中など周囲の物事をしっかり見ているのですが、物見をして慌てたりせず、自分で確認しながら進むという感じです。ゲートは週明けから取り組んで、今日は音ありのゲートで常歩発進まで行っていますが、特に問題はなく、スムーズに進めて行けそうです」(奥村豊師)
22/5/6 奥村豊厩舎
6日はゲート試験を受け、無事合格しました。「ゲート練習が順調に進んできましたので、今朝試験を受けたところ、期待どおり無事合格してくれました。特に気になるところはなく、素直で優等生な馬です。週末はこちらで過ごさせて15-15程度の調教は取り入れてみるつもりですが、基本的には放牧に出して少し成長を促すのが良いだろうと考えています」(奥村豊師)
22/5/11 NFしがらき
10日にNFしがらきへ放牧に出ました。「先週ゲート試験合格後は軽く乗りながら様子を見ていましたが、ちょっとカイバ食いが細くなっているのが気になります。1本追い切ってみようと考えていましたが、馬体回復が優先かなと感じましたので、昨日NFしがらきに出させていただきました。回復度合いを見ながら今後のプランを検討していきます」(奥村豊師)
本州移動時、大幅に馬体を減らして先行き不安でしたがそのままトレセンに入厩するとあっさりゲート試験までクリアしました。奥村調教師評としては「行儀がよく素直で優等生」ということでしたね。
私の印象としては慎重派。私自身もそういう性格なので親近感を覚えます。それゆえ環境の変化には確かに弱いかもしれませんが、これは賢さの裏返しとも取れ自分の中で消化ができれば問題はなさそう。現にゲート試験で苦戦するようなこともありませんでしたし、繊細だとかネガティブに捉える必要はないと思いますね。
さすがに馬体減が響き、試験合格後の強め調教は課されることなく放牧に出されました。
22/5/17 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「こちらに到着後は、馬体に異常がないことを確認してから、周回コースと坂路で普通キャンター程度の調教を開始しています。少しカイバ食いが細くなっているとのことですし、馬体を回復させつつじっくり進めていきます」(NFしがらき担当者)
22/5/24 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間からは坂路で終い15秒程度の調教も取り入れ始めました。環境に慣れたせいか馬体も入場時から10キロ以上増えましたし、ここからは順調に乗り進めていけるでしょう。まだ具体的な目標は設定していませんが、夏開催中のデビューに向けて進めて行ければと考えています」(NFしがらき担当者)
22/5/31 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は終いを伸ばす調教に加えて、本格的に15-15程度の調教も取り入れ始めました。ここまでは順調に来ていますし、特に気になるところはなくしっかりした走りを見せてくれています。引き続き夏開催中のデビューを視野に進めていきたいと思います。馬体重は470キロです」(NFしがらき担当者)
22/6/7 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は先週とほぼ同じメニューで乗り込みを続けています。この時期の2歳としては馬はしっかりしていますし、動きもいいですね。15-15も取り入れながら夏開催でのデビューを目指していきます」(NFしがらき担当者)
放牧に出てからはしっかりと馬体も回復し、夏デビューを目指して乗り込みが進められています。ここでガレたままだと問題ですが、ちゃんと戻してくるあたり心配はいらないでしょう。
会報誌の特集では「暖かくなるにつれてトモに丸みが出て筋肉の発達が目立つ。すぐトップスピードに乗れる走りでマイル近辺の見込み。オンとオフの切り替えが出来る」と紹介されていました。
デビューが待ち遠しいです![]()
バロンゾラーレ
22/5/13 NF早来
馬体重:498kg
現在は週3~4日、坂路でハロン15~16秒のキャンターを行い、それ以外の日はトレッドミルでのキャンターかウォーキングマシンなどの軽めの調整を行っています。登坂ペースを速めてもトモの疲れが目立ってくることはありません。また、前肢に関しても前腕の張りなどにより気を払っていることもあって、まずまずの状態を保ちながら乗り進めることができています。
22/5/31 NF早来
この中間は週4日、坂路でハロン15~16秒のキャンターを行い、それ以外の日はトレッドミルでのキャンターかウォーキングマシンなどの軽めの調整を行っています。前肢やトモなどに疲れを溜め込まないようにしっかりケアを施している甲斐あって、現状のペースでも何ら反動は見られず、順調に乗り進めることができています。気温が上昇するのに伴って馬の雰囲気は着実に上向いてきていますが、さらに上昇させるためにも坂路での乗り込みを中心とした運動メニューで負荷をかけていきます。
まだ進捗に大きな変化はありませんが順調に乗り進められています。ここまで軽く調教が止まることが何度かあったので、継続して乗り進められているということが今は一番ですね。
ここにきて馬体重も500キロ近くと一回り大きくなっており、しぼんだとも感じた馬体から以前のような雄大さも戻ってきました。
そして何よりも募集当初から気になっていた立ち気味の繋ぎ。
これがいよいよ寝てきたように見えませんか。とてもいい傾向です。
募集コメントでは「繋は理想的な角度」と紹介されていて「どこが?騙そうとしてない?」と思ったものですが、いやはやそのコメントが現実になりそうです。
会報の特集では「しなやかさだけでなく地面をしっかり捉える芯の強さを兼備。折り合いも苦労せず桜花賞からオークスまで守備範囲の広い馬になりそう」と紹介が。
バロンゾラーレはもうクラシック出走しか目がないみたいな言い方に見えるのが慎重派の私は逆に怖いですね。守備範囲の広さをそこで例えんでも、と思いますがそのくらい自信があるということなのでしょう。
今はその自信を鵜呑みにして悦に浸っておこうと思います笑
-キャロットクラブより情報の転載許可を得ています-



