渡航日記 原僚介~微笑みの王国~ | 学生国際協力NGO FEST TOKYO メンバーブログ

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現地の自立発展を目指す様々な思いを綴ります。

 

 

FESTブログをご覧の皆様

こんにちは。

 

海外事業部アナック班

原僚介です。

 

今回のテーマは実際に渡航を行って感じたことについてです。

 

発展途上国と言われているため、様々なインフラが整ってなく、治安が悪く、人々は皆貧しく生活に苦しんでいる。これが私がフィリピンに実際に行くまでのフィリピンのイメージでした。これを書いていて本当に頭が固く、物事を多面的に捉えることが出来ない人間だと痛感します。

 

確かに道にはゴミが落ちているし、インフラも日本ほどきれいには整っていなく、食べ物も日本で見るようなものではなく添加物の色が強い物もあります。フィリピンより富を持つ日本の方が優れている点を挙げればきりがないと思います。

 
 

 

しかし、フィリピンには日本よりもしっかりと計画されたきれいな場所もあります。そして実際にフィリピンに行きフィリピン人は笑顔が本当に素敵で、幸せを分け与えてくれます。いつ支援地のアナックに行っても、笑顔で温かく迎えてくれ、子供達は無邪気な笑顔、キラキラ輝いた目をして遊びに誘ってきます。支援地のアナックだけでなく、町中ですれ違う人に微笑みかけたり、挨拶をしたりすると、ほぼ必ず微笑み返してくれたり、挨拶を返してくれます。さらには、どこから来たのかを聞かれ、そこから会話になることもあります。これは、フィリピン人の心が豊かだからだと私は思います。

 

この心の豊かさがあるため、私の拙い英語でも我慢強く聞いてくれたのだと思います。そのため、FESTPJはアナック住民の心の豊かさに支えられているのだと実感しました。

 
 

 

最後にはなりますが、独り言が多く英語もできなく、様々な迷惑ばかりをかけていた私を最後まで我慢強く受け入れてくれたアナック班のメンバー、そしてFESTのメンバー全員に感謝を述べたいと思います。ありがとうございます。

FESTメンバーのPJに対する熱意には敬意と憧れを抱いています。少しでもその憧れに近づけるように努力をしていきます。