小さな感謝と僕の居場所 | 学生国際協力NGO FEST TOKYO メンバーブログ

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国際協力の最先端へ―――― 
現地の自立発展を目指す様々な思いを綴ります。

お久しぶりです!
事業局長の和久津です

今回は最近のFESTとの関わりの中で見えてきた「小さな感謝」について少し話そうと思います
自分が所属する団体で、自分の居場所がない、役割が見えてこない、何でこの団体にいるんだろ、って悩んでる人は時間のあるときに読んでみて下さい



僕がFESTにおける自分の持つ役割が分からなくなったのはちょうど12月頃でした

11月は、他団体との合同報告会の責任者だったこともあって忙しく、何となく仕事をこなしていればそれっぽくなっていたというのが正直なところです

それが落ち着いた12月、自分が話し合いに入ることを好ましく思っていない人がいるという話を聞きました
自分の行動とは裏腹にそう思われていたとは…と正直ショックでした

それから話し合いに入ることをやめて、みんなが話してるときは離れたところでみんなの様子を見ているようになりました

そうしたことで見えてくるようになった反面、ほんとに活動中に他のメンバーと話さなくなりました
ちょうどその頃からでした、自分の居場所がないように思い始めたのは。



プロジェクトに入らないようになってからは、国際協力自体にも興味がなくなり、自分が何で団体にいるのか、理由を考えても「役職についてる責任」くらいしか思い浮かびませんでした

活動行ってても意味があるのかどうか、そんな悩みの中でどん底の状況にいたのが12月でした



それでも、悩みながら活動に行き続け、自分の役割はみんなのことを見守ることだと自分に言い聞かせ、一歩離れて距離を取り、様子を見続けました

そんなある日、活動にて免疫マップという個人や組織の問題を明らかにするワークをやったところ、ある一人のメンバーから言われました

「免疫マップのおかげでそのあとの活動スムーズに進んだ、ありがとう!」

自分でも手探りの中で活動に行き続けた努力が報われた瞬間でした。

その小さな一言があってからは、よく他のメンバーからも小さな感謝を言われるようになりました

最近ようやく気づきました、自分の役割はみんなが困っているときに助けられるように準備して、いざってときに助けられる「セーフティネット」なんだと。

これに気づいてからは居場所もできたように感じ、少しは団体にいる理由も見えてきて、活動がたのしくなってきたのが今の僕です。



今悩んでる人に言いたいのは、
「自分を信じてとりあえず前に進んでみること」

確かに手探りのなか進んでいくのには勇気がいります

でも、その努力は必ずどこかで見てくれてる人がいる

そういった人の小さな一言で必ずいつか報われます

一緒にがんばりましょう!



今でも「何やってるか分からない」と言われますが、このスタンスを崩さずにこれからもがんばっていこうと思いますので、今後ともFESTの応援よろしくお願いします!



事業局長 和久津惠