スワラージ | 学生国際協力NGO FEST TOKYO メンバーブログ

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国際協力の最先端へ―――― 
現地の自立発展を目指す様々な思いを綴ります。

こんばんは。

ブログ更新緊張してます。

ゆーりです。


まず軽く自己紹介からしたいと思います(^^)v

高久保優里

東京外国語大学フランス語科1年生です。

出身は北海道の札幌市で、たくさんの刺激がある東京も大好きですが、

地元は大大大好きです!!!

最近マル・マル・モリ・モリが踊れるようになりました(笑)


私がFESTに入ったきっかけは、浪人時代に出会った先生の存在です。

ある日の授業で、その先生はこんなことを話してくれました。


「僕は絶対コカコーラ製の飲み物は飲まないんだ。

本当はからだ巡り茶やいろはすが飲みたいんだけど飲めないんだ。

それはどうしてかって言うと、

パレスチナ難民の人たちが絶望的な生活をしていることを知っているから。

そしてその原因であるイスラエル空爆を、

金銭的にコカコーラが支援していることを知っているから。

だから僕がコカコーラ製品を買うことで、そのお金がパレスチナ難民の人々を

苦しめることにつながるのかと思うと、どうしても買えないんだ。」


私はその時正直、

そんな小さなことで世界って変わるのかな・・・

って思ってしまったんです。


先生はそのあとこう続けました。

「そんな小さな抵抗したってなんにも変らないって思う人もいるかもしれない。

だけど僕は世界史の教師としてこう思う。

アメリカの独立がイギリス製のお茶のボイコットから始まったってこと、

ガンジーがイギリスの商品のボイコット運動を呼びかける中でインドの独立を達成していったこと。

小さな行動から大きな変化が訪れる可能性を絶対に否定できないって。

だからどんなに小さなことだって笑われたって、僕は絶対この小さな抵抗をやめない。」


あぁ、私は世界史からなにを学んでたんだろうって、

頭を殴られたみたいな衝撃でした。

いつだって、大きな変化をもたらすスタートは、小さな小さな行動だったんです。

小さな努力の積み重ねで、世界は動いてきたんです。

その時思ったんです。

「私にできることってなんだろう」って。

私はそれを探したくて、見つけたくて、FESTに入りました。


FESTの活動では、毎回とても良い衝撃や刺激をたくさん受けます。

毎回活動後は一人反省会です。

まだまだ勉強不足だって痛感します。

FESTの中にいても恥ずかしくないように、自分にできる努力をしたいと思います。

私の小さな努力がFESTの力になり、FESTの力が自立支援地の人々の糧となり、

そして世界が少しずつでも、すべての人々が笑顔でいられる世界に変わっていきますように。


明日からFESTのフィリピンへの渡航です、

私は行けないのですが、その分日本でできることを精一杯やって、

FESTメンバーが帰ってくるのを待ってます。

くれぐれも気を付けてくださいね!!

渡航する全員が元気で戻ってこられますように。


長くなってしまいました。

読んでくださった方、ありがとうございました。