学ぶということとは | 学生国際協力NGO FEST TOKYO メンバーブログ

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国際協力の最先端へ―――― 
現地の自立発展を目指す様々な思いを綴ります。


皆さんこんばんは。

七夕のお願いは毎年『身長150cmになれますように』としてます、叶わぬ願いです…弓山です。


まさかこんなはやくにブログの順番が回ってくるとは………とても緊張してます。


気づけばもう7月ですね~。
私の大学は節電で夏休み二週間はやまったので、あと10日ほどで夏休みです…この約10日間のテストやレポートの量に泣きそうですが。

さらにこの暑さで夏を乗りきれるのか今から不安です。



遅れましたが自己紹介させていただきます。


名前* 弓山 莉佳
大学* フェリス女学院大学 文学部 コミュニケーション学科 1年
所属* 海外事業部 広報部
趣味* 楽器を弾くこと、カフェでまったりすること、映画やオーケストラや劇団四季などを見に行くこと。
好きな歌手* aiko/YUKI/JUDY AND MARY
その他*ディズニー大好き人間です。ダッフィー、シェリーメイに癒されてます。
最近本を読むことにもはまっているので、オススメある方はぜひ貸してください。



そしてなぜか最近、初対面の方に関西人でしょ?とつっこまれることが多いです…
はい…大阪生まれです。
いまだについエスカレーターで右側にたってしまうという…。


大学はコミュニケーション学科という珍しい(?)学科にいます。
なに勉強してんの?とよく聞かれますが
とくにこれ!というものがありません。心理学、社会学、言語学、マスコミ学、教育学、ジェンダー学など幅広く学んでます。



紹介長すぎましたかね…すみません。



では本題…というか私が国際協力に興味を持ったきっかけみたいなものを話そうと思います。


私が国際協力に興味を持ったのは『風をつかまえた少年』という本を読んだことです。

少し前に池上彰さんの番組で取り上げられててびっくりしました。


アフリカのマラウイと国でうまれたウィリアム少年の実話です。

マラウイは今でも魔術が生活の中で大きな意味を持ち、農業を中心に暮らしている国です。

電気がないために、国民は近隣の森林から薪を得て、その結果、干ばつや洪水、飢饉などが引き起こされています。


貧しくて中学校に行く余裕もない…しかし電気があれば暗闇と空腹から解放される…そう考えたウィリアム少年は、近所の小学校の図書館で物理学やエネルギー学などの本を読み、独学で電気を学びました。
そして廃材や自転車のダイナモを改良し、発電するというアイディアを思いつき、友人の助けをかりて風力発電をつくってしまうという話です。


学びたいとか、人の役にたちたいとかそんな素敵な思いを
貧しいからという理由で、生まれた国が違うからという理由で
閉ざされてしまっているという現実。

でも逆にこのウィリアム少年のように強い思いやチャレンジしてみようという気持ちさえあれば、いくらでも変えていけるということともとらえることができると思います。

そして無知からはなにもうまれないということ、この本は、そんな『学ぶ』という本当の意味を教えてくれてるような気がします。



物や情報にあふれている我々の社会、
震災の復興に国家や国民の力が問われている日本、

エネルギーを得るために原子力に頼り、壊滅的な被害をもたらした今回の事故…

なんだか考えものです。

また、こうしたウィリアム少年のような考えをもっている方はたくさんいると思います。そんなひとをリーダーにし、コミニュティを形成したら村や地域の意識がなにかが変わるかもしれない……こうしたコミニュティ開発にもつながるのではないかと私は考えます。


少し話がずれてしまいますが、
私が恩師に言われ、いつも心に留めているのは
今の自分のためだけでなく、未来で自分を必要としてくれているひとのために学びなさい。
という言葉です。

その言葉の重みを受けとめながら
今後国際協力について考えていきたいです。


世の中にはまだまだ不条理なことがたくさんありますが
そのようなことから目をそらさないような人間になりたいです。



まだまだ勉強不足な私ですが、よろしくお願いします。


FESTの皆さんがもってるパワーや知識を集め、真の意味での国際協力に携わっていきたいと考えてます。


ここまで読んでくださってありがとうございました。

今後の活動も楽しみです。


フェリス女学院大学
文学部 コミュニケーション学科 1年
弓山 莉佳