女性が健康について考えるということ。
これ、かなり大切。
男性の健康状態がどうでもいいとかそういうことではなく、俺は女性には体を大切にしてほしいと心から思っている。
たしかに女性は大変だ。
筋肉が作られにくく、脂肪が付きやすい。つまり、ダイエットを何も知識がない状態で、考えるということなしに行ってしまう可能性が高い。
結果として、食べることで栄養素を確保してきた我々動物が「摂食障害」という、その原理に全く基づかない病気に陥ってしまうということが待っている。
しかし、それが大変なのではない。
家庭を築けば学校で習ったわけでもない家事・育児を任され、多くの方が出産する。つまり、家庭にあるほとんどのマネジメントを任されるのである。
それに少子化(=雇用母数の減少)により、これからは専業主婦というものがどんどんと堂々とできなくなっていくことが懸念される。
つまり、家庭のマネジメントを行いつつ、自分自身でも収入を得なくてはならないことになる。
考えただけでも大変である。
しかし。それでも。だからこそ。
女性には健康について考えることができるだけの知識を持ってほしい。
そしてなにより、自分自身の体を大切にしてほしい。
「健康について考える」
一体何のことか。
例えばあなたは今お腹が空いている。
そこでファミリーレストランに寄ったとする。
メニューにはたくさんの料理が並んでいる。
カレー、ラーメン、オムライス、サラダに定食メニュー…。
しかし、あなたは今徹夜明けです。
これから仕事があります。どうしても体力を回復しなくてはなりません。
ここであなたに聞きます。
何を根拠に、メニューを選び、注文をしますか?
こう置き換えてもいいです。
今日の大事な会議のために徹夜で資料を作成をしていた要領の悪い旦那に対して、何を根拠にどんな朝食を作りますか?
これが「健康について考える」ということ。
お米、味噌汁、主菜に副菜。
そんなご飯を作っていればいいってものじゃない。
それでは家族の健康は、自分の健康は守ることができない。
もはや栄養素レベルの知識で健康を守ることができない世の中なのだ。
そして残念なことに、こんなこと誰も教えてくれない。
日本の教育では習うことができないようになっているのである。
少し話題を変えよう。
以前にこんな記事を書いたことがある。
8組に1組の夫婦が不妊症である。と。
先天的なものは正直俺も対策の講じようがない。
しかし、後天的なものに関しては対策をするしかないのである。
男性に関してはタンパク質の摂取不足と質の低下。
これに関しては「アミノ酸スコア」というものを参考にして食事を組んでほしい。
そして日本人は植物性のタンパク質。代表的なものに大豆がある。
多く語る必要はない。大豆はいい。とにかく食べてほしい。
そしてもう一つの原因が亜鉛不足。
亜鉛に関しては牡蠣が優秀である。
次に女性。
赤ちゃんが最も最初に居住空間とするのは母親の子宮。
そこには羊水という水があり、その水の中で赤ちゃんは身体を創っていく。
しかし、残念ながら最近の出産はどうやら昔と大きく違ってきているようだ。
出てきたばかりのあかちゃんが「茶色く、臭い」そうだ。
なぜ茶色く臭いのか、子宮のせいである。
これに関しては様々な原因があると思うが、最も大きな原因として考えられるのは食品添加物である。
なぜ食品添加物が影響するのか。
食品添加物とは、科学的な力を擁して作られたもので、もともと人間が消化吸収できるものであはない。
つまり、消化吸収の過程で何かしらの不都合(アレルギー反応のようなもの)を起こしてしまうのである。
そしてこれが重要。
男性は摂取した食品添加物が腎臓に溜まるに対し、女性はなんと子宮に溜まってしまうのである。
あかちゃんが「茶色く、臭い」原因についてこれ以上の説明はもう不要であろう。
男性はどれだけ不健康なことをしていても、無意識に家族の奪うということはないであろう。自分が不健康になったことによって家族に迷惑がかかることはあるが。
しかし、女性が健康に対して無知であると無意識に家族の健康を奪うことになるのである。
そうならないために大切なのは「健康について考える」ことができるだけの知識をつけることだ。
たまには外食もしたくなるであろう。
その気持ちはわかる。俺でさえ久しぶりに友人に会うときは外食をするし、ちゃんとした店で外食をしたときは「また来たいな」と思うこともある。
しかし、決定的に違うのがその外食をしたことによって体の中で何が起き、それを回復・避けるためには何をしなくてはいけないのかということを分かったうえで外食をしている点である。
この世の中で生活していく上で食品添加物は欠かせない。
しかし、それとうまく付き合っていくためには文明の力に頼らずに自分の力で知識を得ることである。
先にも述べたが、栄養素をバランスよくとっていても健康は確立されない。
状況に、人に、生活スタイルに合わせることができるだけの知識がないといけないのだ。
簡単ではない。
しかし、その知識を得た先には大切な家族がいつまでも笑っていられることへの最低条件が待っている。
もう一度質問をしよう。
徹夜明けの旦那にどんな朝食を作りますか?