フィリピン再挑戦の旅(13)〜ラウニオンの浜辺でまったり | Kenichiのブログ

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(昨日の旅日記です。)

今日は基本ラウニオンの浜辺でのんびり過ごします。
南のサンフェルナンドと北のサンフアンの間にあるこのバランガイ(=地区)、リンサットというのだと、ジプニーの表示などから判明しました。
朝食は近所のバス通り沿いにパン屋さんを発見。
路肩の小さなテーブルで、店主お勧めの安いフィリピンパン(焼きたて)と、インスタントコーヒーもいただけます。
お値段は計35ペソ(100円弱)でした。


食後は宿に戻って、Gパンの洗濯です。
この2週間近く、これ1本で埃まみれ汗まみれ。
さすがにこのまま帰りの飛行機に乗るのは気が引けますからね。
ちなみにGパンが乾くまで、下はずっと海パンで居られる陽気です。
浜に出る前に、南接の街サンフェルナンドにも、ちょっといってみましょうか。
ジプニーが頻繁に通ってるのは確認済みです。

まず街中に入る手前に、マチョ寺という仏教寺院があります。
この街ではたまに中国語表記を見かけることがあり、華人系との関わりが深いのかもしれませんね。
とはいえマチョ寺は、訪れる人も少なく閑散ムード。

やはりキリスト教徒が多いお国柄ですからね。
でも湾内の眺めと仏教寺院のコラボは、珍しいかも〜。
羅漢像や狛犬が日本のとはひと味違うのも、いとおかしけれ。

(下段にずらり並ぶ羅漢像)

街中に入ると市場を発見。
こういう場所にはよく安い飯屋が……あった!
おかずを2品選び、ライス、スープに、ドリンクまで付いて、たった60ペソ(160円くらい)、たぶんこの旅最安値でしょう。

ちなみに選んだ2品のおかずは、イカと小松菜かなにかの炊き合わせと、それこそイカスミで真っ黒に煮込んだような肉でした。
さすが海辺の食堂です。

ついでに市場も探索してから小さな丘の端まで上がってみると、「中菲友冝」(=中国フィリピン友好)と書かれた展望台があります。
やはり中国と縁りが深い街なんですね、このあたりは。

80年前にバギオ目指したアメリカ軍が上陸したのも、この湾だったのでしょうか。

そうだ、この旅ではまだハロハロを食べてない!
ハロハロとは、いろんな具が載ったかき氷。
高原地帯ではとくに欲しくもなかったけど、海辺の陽気ならピッタリです。
庶民的な氷屋を見つけて、49ペソなり。

パフェのような外観ですが、氷の上にウベ(紫芋)のアイスがでーんと乗り、他にもバナナ、ゼリー、名前不明果実に、スイートコーンまで混ざってました。

さあ、ジプニーでリンサットに戻り、午後は心置きなく浜辺で寛ぎましょう。
このあたりは珊瑚礁が発達してるのか、海はかなり遠浅です。

だから外国サーファーも来ないのでしょう。
(…てか、他に誰もいません。)
逆にサーフィン無縁な旅人にとっては、浅瀬でのんびり浮かんでいられます。
この2週間近く、よく歩きまわった身体を休める意味で、気分は温泉に近いかも〜。
例年よりは短い旅だったけども、この間を振り返ります。
(スマホは宿に置いてきてるので、写真は無し)
明日も午前中に一度浜辺に来るつもりですが、午後は長距離バスでマニラに一直線。
空港泊まりで翌朝未明に飛行機が出る流れです。

宿に戻ってバケツシャワーで海水を落とし、ひと休みしたら近所の食堂では、ご覧のチョイスで75ペソ(200円)でした。
2品の惣菜のうち、注目は右のツナみたいなやつ。
いや間違いなくツナ缶でお馴染みのマグロなんですが、歯応えがしっかりしててまた美味しいんですよね。

浜辺に戻ると、既に太陽は沈んでましたが、また昨日とは違う雲。
でも自分がラウニオンで見るのは最後の夕暮れ曇。
ようやくこの国の旅に馴染んで来たんだけどなぁ…。

(中菲友好展望台にて)
#フィリピン
#ラウニオン
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#リンサット