スーパーヒーロー作戦のブログ -7ページ目

スーパーヒーロー作戦のブログ

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               コマンドルーム

堤チーフ
「我夢」

我夢
「はっはい!」

堤チーフ
「コマンダーが艦長室へ来るようにとのことだ」

我夢
「はい」

               艦長室

コマンダー
「入れ・・・」

我夢
「失礼します、高山です」

コマンダー
「ちょっと待っててくれな」

我夢
「はい」

我夢が辺りを見渡す 
我夢の目線の先にはコマンダーの家族の写真があった

我夢
「あの・・・・コマンダーってお子さんいたんですね」

コマンダー
「君の家族はどこにいるんだ?」

我夢
「実家にいますよ、千葉なんです」

コマンダー
「ここにいることは知らせてあるのか?」

我夢
「ええっと、でも大丈夫です 結構放任なんですよ家って。」

コマンダー
「君の命を私は預かっている
本来いてはならぬものを
私の権限で認めさせた」

我夢
「ありがとうございます・・・・」

コマンダー
「ちゃんと話して来い

我夢
「じゃあ、適当に電話で・・・・」

コマンダー
「午後のダヴライナーで降りるんだ
ちゃんと顔を見せて話して来い」

我夢
「はい・・・・失礼します」

我夢はダヴライナーで千葉へ降りた

                   千葉
我夢
「はぁ~、気が重いなぁ」


「我夢!?」

我夢
「母さん!?」


「あんたなんで・・・」

我夢
「ほらこれ母さんの好きなエスプレッソ用コーヒー
それとチーズケーキ
こっちじゃあんまし売ってないでしょ?」


「もう何言ってんのほら、さっさと入んなさい」

我夢
「うん!」

                      高山家

「なんで電話ぐらいしないのよ」

我夢
「自分ちなんだからいつ帰ってきたっていいっしょ?」


「だって夕飯の準備とか・・・。」

我夢
「いつも通りでいいよ」


「最近お父さんと2人だから大したもん作んないのよ」

我夢
「そう言えば父さんは?」


「役所よ、平日でしょ?今日」

我夢
「あ、そっか」


「大学やめたって?
通信が来たってお父さん言ってたけど・・・」

我夢
「ごめん・・・勝手に・・・」


「まあ、自分の好きなようにしなさい」

我夢がスイカを手に取って食べる

我夢
「甘いねこのスイカ」


「でしょ~、今年は出来がいいらしいのよ
あ、塩」

我夢
「いいよこのままで十分美味しいから」


「そう?」

我夢
「甘い」

我夢は自分が生まれ育った千葉をスイカを食べながら思い出していた


「どうしたの?」

我夢
「ううん、なんでもない」

ボクラグが千葉付近の海から現れる




敦子
「今どこ? 怪獣が千葉に上陸したの」

我夢
「ああ、今すぐそこに来てる
何でここに来るまで止められなかったんだよ」

敦子
「わかんないのよ
スキャナーには全然引っかからなかったの」

我夢
「どうしてだ・・・」

我夢はボクラグの体を見て 海を見た

我夢
「僕は地上から調べる」

母親の方を向き

我夢
「母さん・・・あの」


「いいよ、母さんはちゃんと避難する。」

我夢はボクラグの方に向かって走る が、少し止まって

我夢
「母さん!」


「ん?」

我夢
「僕さ、この町って
あんまし好きじゃなかった でも
今はすごく帰ってきてよかったって思ってる」

                   海岸付近

我夢
「北田さん、あの怪獣の出しているきりをサンプリングしてください」

梶尾
「北田、サンプリングしてデータを転送

北田
「了解」

サンプリング完了

敦子
「我夢、成分は塩化カリウムを含む水分で無害よ」

我夢
「そうか・・・」

コマンダー
「あれがいったいなにを意味するというんだ?」

我夢
「あの怪獣の質量のほとんどは、海水でできているんです
体温もそう高くない、だから海中で発見できなかったんです
ミサイル程度の火力では水で消されてしまうんです。」

堤チーフ
「ではどういう対抗措置が考えられる?」

我夢
「強力な熱を一気に与えれば蒸発させられるけど
そんなことしたら、町が全滅になってしまうし」

深刻な顔をして

我夢
「やっぱり僕が・・・。」

視線を感じた我夢、その先には
1人の青年がいた

すると突然、青い光が彼を包んだ

空から、何かが落ちてくる

堤チーフ
「あれは砂漠の時の!」

ジョジ―
「敦子、ウルトラマンガイアだよ」

敦子
「ガイアじゃない・・・」

コマンダー
「ウルトラマンは二人じゃないのか・・・・」

アグルはジャンプしてボクラグの正面に立った
アグルは挑発するように、右手を突き出す

我夢
「あの時のウルトラマン・・・まさか
あいつがウルトラマンだったなんて!」

手からアグルスラッシュを放つ

腹部に命中、ボクラグは倒れた

アグルは尻尾を掴み、ジャイアントスイングをして地面にたたきつけた

すかさずアグルはアグルブレードを出し

ボクラグを斜めに切り、最後には首を切った

だが傷は修復されていく

アグル
「!?」

アグルの首をはさみで羽交い絞めする

アグル
「うっ!」

アグルのエネルギーを吸収、放電する

アグルのライフエナジーが赤になり音が鳴る

我夢
「ガイアーーーーーー!」

梶尾
「また巨人が・・・。」

堤チーフ
「どういう事なんだ?」

ガイアのけりで首が吹っ飛ぶ

だが、腕と頭が再生する

ガイア
「!?」

ボグラグの連続攻撃でガイアが吹き飛ばされる

起き上がろうとするも、背後から羽交い絞めされる

ガイア
「ぐあああああああああああああ」

アグルが立ち上がり

リキデイターを放つ

ボグラグは蒸発した

アグルはガイアの横を通り過ぎ飛び立って行った

ガイアもそれを見送ると空へ飛んで行った

                    夕方の海岸

我夢
「っくっそ~、頭の中じゃもっと動けてるのに!!」

藤宮
「我夢、君が二番目だったんだ。」

我夢
「藤宮・・・、藤宮博也君
だろ? どうして君がウルトラマン・・・!」


藤宮
「根源的破滅招来体を阻止できるのは
アルケミースターズなんて仲良しグループじゃない
それがわかったから俺はやめた。
・・・・地球にとって人類はガン細胞だよ!!
増殖し続け、地球を汚し続けるだけの存在」

我夢
「そんな・・・・」

藤宮
「ウルトラマンは地球を守る者だ!
しかし
存在理由を持たない人間まで救う義務はない
XIGなんてやめてしまえ!
俺を手伝うことが君の成すべきことだ」

我夢
「違う絶対に君の考えは間違ってるぞ!!」