スーパーヒーロー作戦のブログ -6ページ目

スーパーヒーロー作戦のブログ

ブログの説明を入力します。

                  洗濯場

我夢
「よし、これを繋げば自動遠隔操作はばっちりだ」

洗濯物を自分の部屋へ運ぶ

敦子
「だめーー!」

敦子が我夢を突き飛ばす

我夢は自分のベットに突き飛ばされた

敦子が我夢の洗濯物を我夢へ全て投げる

敦子
「あんたぁー」

我夢
「なんだよいきなり!」

敦子
「ちゃんと確かめてよねぇ! 私の持ってってどうするつもり?」

我夢
「はぁ?」

敦子
「だいたいねぇ・・・・
何よこのきったない部屋、ちゃんとかたしなさいよぉ」

我夢
「触んないでよ この散らかり方には意味があるの
これでも僕はどこに何があるかちゃんとわかってんだ」

XIGナビが鳴る


我夢は慌ててナビを探す

我夢
「ちょ、ナビ探すの手伝ってくんない?」

敦子が怒った

敦子
「あのねぇー!!」

我夢が探し続ける

我夢
「あったぁ」

ナビを起動する

堤チーフ
「何をしている、何度も呼んでいるんだぞ」

我夢
「す、すみません」

堤チーフ
「横浜に隕石が落ちたらしい」

我夢
「わかりました、僕が向かいます」

                    ファイターEX内部

我夢
「よし、できた!」

先ほどの遠隔操作装置をEXにとりつけ、喜んでいるようだ

EXが射出される

                 上空
我夢
「なんです? この揺れ?」

電子音声で敦子の声が再生される

敦子
「台風の影響よ」

我夢
「台風か・・・」

隕石が墜落した現場へ向かう

                      墜落現場

我夢
「あの、隕石が落ちたのって ここですか?」

樋口
「あなたが、XIGの方ですか?」

我夢
「高山我夢です」

樋口
「ジオベースの樋口です」

樋口はビルを指さす

樋口
「あのビルを突き抜けてここに落ちたんです」

我夢はビルの方を向く

我夢
「・・・・・?」

樋口
「これなんです」

上が赤く、下が青い隕石だった

アスカ
「お~い、我夢~!」

アスカが走ってくる

我夢
「アスカ!? どうしてここに?」

アスカ
「隕石が落っこちたって聞いて、調査しに来たんだ。」

我夢
「じゃあ、協力してくれるってこと?」

アスカ
「ああ」

樋口
「スーパーGUTSの方ですか?」

アスカ
「はい、アスカ・シンです」



                     道路

樋口
「どうぞ」

車のドアを開けられる

我夢
「はい」

アスカ
「♪」

藤宮
「我夢・・・・」

我夢は声のした方に振り向く
そこには、藤宮の姿があった

我夢
「すいません、すぐ戻ります」

我夢は藤宮のもとへ走って行った

アスカ
「どうしたんだ? アイツ?」

アスカが藤宮を見つけた

アスカ
「アイツは・・・・・」


                   橋の上
我夢
「藤宮・・・・君?」

藤宮
「少しは気が変わったと思ったが・・・
君はまだあの仲良しグループにいるのか」

我夢
「君こそ、どうして僕らの前に姿を現さないんだ
僕達と一緒に、地球を救う手助けを・・・・」

藤宮
「我夢、目の前の敵を倒すだけじゃダメなんだよ
もっと自分の力を有効に使うべきだよ」

我夢
「・・・・・・」

我夢
「早く目を覚ましてくれよ我夢」

肩をポンとたたき、去って行った

我夢が後ろを振り向くと
彼の姿はなかった

我夢
「藤宮・・・」

                   車内

樋口
「今から、ジオベースに御案内します」

我夢
「ジオベースって GUARDの秘密基地ですよね!?」

樋口
「ええ、初めてですか?」

我夢
「はい!」

アスカ
「・・・・・」

                  ジオベース入口

樋口
「着きましたよ」

車から出る

我夢
「ここですか?」

樋口
「秘密基地なんて、こんなもんですよ」

               ジオベース内部

我夢
「すっげぇ! こんなもんが東京湾の地下に!」

アスカ
「はぁ~、すごいもんすね」

樋口
「エリアルベースが当時の最前線なら、ジオベースは
地球防衛の頭脳中髄なんです。」


                   コマンドルーム
樋口
「これは、地球のものではありませんねぇ」

我夢
「やはり、隕石ですか?」

樋口
「それも違います
焼けた跡がありませんから・・・」

我夢
「宇宙から・・・来たわけじゃない」

樋口
「だとしたら、いったいどこから来たんでしょうね
吹き飛ばされてくるというのも変ですしねぇ」

アスカ
「いや、変じゃないと思う
さっき俺が墜落現場に来る途中、台風が起きてたんだ
だから台風の影響でこいつが飛ばされてきたとすれば・・・・
辻褄が合うんじゃないのか?」

我夢
「台風・・・・そうか
あの時間台風は・・・・
あった」

                    EX内部
我夢
「すげぇ・・・ 大きな雲が 生きてるみたいだ」

ピピピピッ ピピピピッ

我夢
「あれ、台風の目が」

              コマンドルーム

コマンダー
「台風の目がどうしたというんだ?」

ジョジ―
「目?」


我夢
「台風の中心には渦の遠心力の働きで
風の穏やかな場所が円筒形にできるんだよ」

敦子
「台風の目が通るとき、青空が見えるくらいなの」

我夢
「しかし、この台風では下の方が黒雲に覆われ
膨大なエネルギーが発生しています」

コマンダー
「膨大なエネルギー?」

はい、しかもレーダーが妨害されて
正確な正体は近づかなければわかりません」

敦子
「コマンダー、アルケミースターズの
ダニエル機長から通信が入っています」

コマンダー
「出してくれ」

モニターにダニエルが映る

ダニエル
「我夢、君が採取してくれた大気の成分
こちらで分析したところ、驚くべき結果が出た」

我夢
「えっ?」

ダニエル
「あの台風が通過した大気は
フロン メタンなどの有害物質が急激に減少しているんだ

このまま台風が続くと想定するなら
あと半年で地上の大気は完全に浄化される」

敦子
「コマンダー、気象衛星の映像が・・・・」

コマンダー
「この台風は作られたものなのか?」

ジョジ―
「台風が急激にスピードを上げています」

コマンダー
「上陸までの時間は?」

ジョジ―
「このままだと、約3時間後に関東が
暴風圏に突入します」

コマンダー
「ついに、チームライトニングの出番か」

                        SS内部

梶尾
「オールチェックグリーン」

我夢
「こっちもオーケーです」

梶尾
「シュート」

我夢
「シュート」

ファイターが射出される

梶尾
「我夢、あの台風が人間の作った汚れを
洗い流しているというのは本当なのか?」

我夢
「そうらしいですね
服の汚れを落とすのは、問題はないんでしょうけど」

梶尾
「さしづめあの台風は巨大な洗濯機ってとこか」

「高度が一万ビートを超えたら、敵を目視できなくても
必ず上昇を始めてください それがぎりぎりです」

梶尾
「お前は俺がこの作戦を言い出すのを待ってたのか?」

我夢
「すべての可能性を想定するのが、僕の仕事です」

梶尾が目の中に入っていく

梶尾
「まだか!」

我夢
「梶尾さん、戻って!」

だが梶尾はさらに近づく

梶尾
「発射!」

梶尾は上昇し脱出

我夢
「梶尾さん!」

雲が晴れ何かが出てくる

                     コマンドルーム

コマンダー
「何だあの機械は・・・」

敦子
「何か書かれています」

コマンダー
「天・・・界」

ジョジ―
「天?」

敦子
「界?」

コマンダー
「天井の世界 天界・・・」

敦子
「コマンダーは読めるんですか?」

コマンダー
「いや、篆書体の文字に、似ている気がしただけだ」

                      SS内部
天界の一部が欠けている

我夢
「あの破片は、こいつの一部だったのか?」

天界が地上に降り立つ

                 地上

アスカ
「あの機械が台風を起こした原因だったのか・・・・。」

                 コマンドルーム
敦子
「このままだと15分後に首都圏に突入します」

我夢
「うまく飛んでてくれよ」

PAL
「ワカリマシタ 我夢」

エスプレンダーを掲げ、ガイアに変身した


ダイナが天界を持ち上げる

ガイアがガイアスラッシュを繰り出す

天界が回転してダイナを吹き飛ばす

ガイアがダイナに駆け寄る

ダイナがタイプチェンジする

ダイナスラッシュで、タービン部分を破壊

ガイアがクァンタムストリーム
ダイナがガルネイドボンバーを繰り出した

天界は爆破した

ダイナとガイアは空へと飛んで消えていった

                  コマンドルーム

我夢
「夕日が綺麗ですね」


コマンダー
「俺は、天界が地球を浄化していると聞いたとき
お前が攻撃に反対すると思っていた」


我夢
「え?」


コマンダー
「お前にはあの機械を作った奴の気持ちがわかるんじゃないかと
たとえ人類が犠牲になったとしても
環境が戻った方が地球のためになるとな」

我夢
「それは・・・!」

コマンダー
「違うのか・・・?」