スーパーヒーロー作戦のブログ -3ページ目

スーパーヒーロー作戦のブログ

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                  コマンドルーム
コマンダー
「我夢」

我夢
「なんですか? コマンダー」

コマンダー
「お前にファイターEXの使用を許可する」

千葉参謀
「コマンダーから強い要請があって、私が許可した。」

我夢
「どうして僕なんかに?」

コマンダー
「化学分析担当には必要だろう
それに時々自分の判断で動くからな・・・お前は・・・」

我夢
(コマンダーはまさか僕が・・・)


「悩むことはない
これから単独調査が増えるからな」

アスカ
「俺達も協力するぜ」

ダイゴ
「2人だけじゃ厳しいだろうしね」

我夢
「十文字さん! ダイゴ! アスカ!
どうしてここに?」

コマンダー
「私が呼んだ」

撃に近寄って我夢に伝えた

コマンダー
「十文字隊員 アスカ隊員 ダイゴ隊員にはこれからチームセイバーとして
広域特殊任務について欲しい。」


「チームセイバー・・・
なんですか、それは?」

コマンダーが答える

コマンダー
「チームセイバーとは他のチームと異なり
あらゆる場所で対怪獣及び怪事件の捜査
そして単独で処理できる独立調査チームだ」

我夢の方を向いて

コマンダー
「そして・・・我夢」

我夢
「はい」

コマンダー
「お前はダイゴ、アスカと共に化学分析担当としてチームセイバーに加われ」

我夢
「わかりました」

敦子
「東京南部179N6で謎の生命体が
出現との通報が入っています」

堤チーフ
「謎の生命体? まだ正体がはっきりしないとなると・・・」

アスカ
「俺たちの出番だな、我夢!」

我夢
「うん!」

コマンダー
「チームセイバー出動!!」

4人がEXに乗って、出動する

                     佐川市

「この地域だったな」

我夢
「はい、謎の生命体の報告があったのは
この先です」

ダイゴ
「その後の報告では、その生命体は夜明けとともに
姿を消したそうです」

アスカ
「夜行性なのか?
昼間はこの町のどこかに隠れてるってことか?」


「そこいらの茂みやら、ビルの地下とかを調べてみれば
みつかるもしれないな」

ダイゴ
「一般人の避難はすでに終わっているようです」


「よし、俺と我夢、ダイゴはアスカと行動、調査してくれ」

ダイゴ
「わかりました。」

2人が町へ進んでいく


「よし、俺達も行くぞ」

                  公園
撃が藤宮を発見し警告する


「ここは危険地域に指定されている。
早く避難した方がいいぞ」

藤宮
「安全な場所なんかあるんですか?
今の地球に・・・」


「なに?」

藤宮
「我夢・・・・・昼間、奴がどこを巣としているのか
ヒントをやろう」

我夢
「奴って・・・
君は何かを知っているのか?」

藤宮
「木の葉を隠すなら森に」

そういうと藤宮は、公園をあとにした


「知り合いか?」

我夢
「え?
ええ、ちょっと」

XIGナビが鳴る

アスカ
「こっちはなんもなかった、そっちは?」

我夢
「謎の生命体は
夜の方が出現しやすいみたいだ」

ダイゴ
「わかった・・・
じゃあ、夜にまた佐川市に」

我夢
「うん、頼んだよ」

XIGナビを閉じる


「夜を待つか」
                   夜の佐川市

ワォォォン・・・

アスカ
「鳴き声・・・?」

ダイゴ
「あそこだ!」

屋上で、人型で狼に酷似した生物が 月に向かって吠えていた

我夢
「まるで、宇宙に帰りたいって泣いてるようだ」

XIGナビを開いた

我夢
「チーフ、指示を」

堤チーフ
「基本は捕獲だ
だが状況によっては射殺を許可する」


「その判断、俺に任せてもらえますね?」

堤チーフ
「ああ、任せる」


「お前らはここに残ってろ」

梯子を上っていく

ウルフガス
「?」

撃がウルフガスに顔を見せると
ウルフガスは、すごい高さでジャンプ、逃げようとする

そのとき、北田達チームライトニングが到着する

北田
「ひぃ、はぁ」

梶尾
「やっとついた
なんだ、このビルは! エレベーターもないのか!!」

梶尾たちがウルフガスに近寄り カッコよく言った

梶尾
「応援に来たぞ!」

ジェクターガンを取り出しウルフガスに放つ

銃声が鳴り響くが、ウルフガスには一発もあたっていない

我夢
「梶尾さん、何やってるんですか!」

アスカ
「お前・・・銃撃へたくそだな」


「まともにあてられないのか・・・?」

ダイゴ&北田&大河原
「・・・・・。」

梶尾
「う、うるさい! ちょっと疲れてただけだ!
ファイターパイロットが何でこんなことしなきゃならないんだ!?」

ウルフガスは逃走した


「追え、追うんだ!」

                 佐川市の北部

梶尾
「北田はあっちの道を、大河原は向こうに行け
俺はあっちに行く」

北田&大河原
「了解」

我夢
「待ってくださいよ・・・」

北田の目の前にウルフガスが現れる
北田はジェクターガンを向けるが
ウルフガスに蹴り飛ばされる

大河原
「北田ぁー!」

声に反応し、大河原の方にウルフガスが振り向く

北田
「大河原! 撃て!」

ウルフガスが大河原に向かって走る

大河原
「うおおおおおおお!」

ウルフガスは、口を開いて威嚇した

大河原
「うわあああああああああ!」

大河原の頭上を飛び越え、さらに進んでいった

大河原は、顔を下に向け震えていた

大河原
「うう・・・ぅぅ」

北田
「はぁ・・・」

さらに進んだウルフガスの前に、梶尾が現れる

梶尾
「こっちはサバイバル訓練も受けてるんでね
行動パターンを読ませてもらった!」

ウルフガスも油断はできないのか、間合いを取っている

梶尾
「鬼ごっこは終わりだ!」

そう言って、麻酔弾を放った
だがこれも外れる

もう1発撃つが、頭上を越えて消えていった

我夢と撃が合流した

我夢
「梶尾さん! なにしてるんですか!
早くしないと!」

梶尾
「わかってる!」

もう1発放つが今度は避けられた

まだ放とうとするが、弾切れになったようで、弾が出なくなった


「お前・・・へたくそだな!」

アスカと撃に馬鹿にされイラッときたのか
我夢の方を向く

我夢
「え!?」

ウルフガスはその間に頭上を飛び越え 橋に着地し
逃走した

梶尾
「追えー!!」

ダイゴ アスカ 北田 大河原がウルフガスを追いかける

我夢がジェクターガンを放とうとすると

梶尾
「貸せ!!」

取られた・・・

そしてまたはずす

追いかけ 追いかけ しまいには朝になった

撃以外全員ヘロヘロだった

堤チーフ
「いくら空が専門とはいえ
基礎体力を1から鍛え直さないとな
一旦エリアルベースに戻るぞ」

大河原
「少し休ませてくださいよ」


「お前たち、チームハ―キュリーズを見習え」

                  コマンドルーム

我夢
「この生物は、太陽光線を浴びるとガス化する
特殊な体質であると考えられます。」

堤チーフ
「それで昼間の捜索では発見されなかったわけか」

我夢
「あくまで僕の推測ですが
あの生物は宇宙の過酷な環境に耐えうるために何者かに改造されたか
もしくは自己進化して、体質を変化させたのではないかと」


堤チーフ
「そしてあのカプセルによって地球に飛来した」


我夢
「見方を変えれば、あの生物も被害者なのかも・・・・」

コマンダー
「根拠はあるのか?」

我夢
「いえ」


コマンダー
「上層部により怪獣のコードネームは
『ウルフガス』
と決定された。
同時にウルフガスに対する抹殺指令も下された・・・
迷いがあるのか・・・?」


我夢
「いいえ」

                    廊下

我夢
「アイツが怪物化せず ガスのままいられる方法 ガス・・・」

藤宮の言葉を我夢は思い出した

(木の葉を隠すなら森に・・・)

我夢
「ガス・・・そうか!!」

                    コマンドルーム
我夢
「木の葉を隠すなら森に、ガスを隠すなら・・・」

                    ジオベース
整備員
「第4タンクに異常発生ガスの濃度が急速に減少!」

                    コマンドルーム
我夢
「まずい、奴が大量の天然ガスを吸収して
巨大になろうとしています」

堤チーフ
「なんだと?」

我夢
「昨夜撃ち込んだ麻酔弾が体質変化のきっかけを作ってしまったんです。
奴を構成する成分はある種非常に柔軟で、他の気体を同化させやすい」


堤チーフ
「天然ガスを取り込んだとなると、火器での攻撃はまずいな」


我夢
「この化学式で発生する物質を凝固して射ち込めば
怪物化したウルフガスをガスに戻す事が出来ます」

               佐川市

ウルフガス
「ワォォォォォォン・・・・ワォォォォォン」



                   コマンドルーム

我夢
「どういうつもりなんだ!?
出撃します!」

                     佐川市
ウルフガスはアグルに怯え、建物に身を隠す

アグルスラッシュを繰り出したが空中へ跳躍
アグル自らも跳躍してアグルキックを見舞った

地面に倒れたウルフガスだがすぐに起き上った

回転キックを食らわせて怯ませた
ウルフガスはアグルに掴み掛ったが

腹をパンチされ半回転させ、アグルの猛攻に耐えきれず
最後は回転キックをしてウルフガスは立たなくなった

アグルは尻尾を蹴ったが反応がない

アグルスラッシュを放とうとしたら

蹴られた

怯み後退するアグル

だがアグルは攻撃を止めず続けていると

ウルフガスが怒り、アグルに反撃をして大ダメージを与えた

怒ったアグルはウルフガスを突き飛ばし

フォトンクラッシャーの構えをする

我夢
「奴を爆破させるつもりか!!」

ガイアが現れ、フォトンエッジを放つ
アグルはフォトンクラッシャーを放った

お互いの光線の威力は同等、打ち消された

だがアグルは、リキデイターを作り
ガイアはクァンタムストリームの構えをした

ウルフガスの遠吠えが響く

ガスとなりガスタンクへ吸収された

ガイアは戦闘を中断ガスタンクを持ち宇宙へ飛んだ
アグルはそれを見送る

                    宇宙

ガスタンクをガイアは宇宙に放った

ウルフガスの遠吠えが感謝を言ってるように聞こえた

「ありがとう」と・・・

                   佐川市
藤宮
「ガスへ戻して宇宙に返す・・・
それで奴を助けたつもりか
我夢、君というやつがつくづくわからなくなるよ
いつか僕のやり方を分かってもらう
必ず・・・そのつもりでいてくれ・・・。」