ピグライフ スナップショット

屋外で。
有閑マダムの調度品的なシナジナに囲まれるピグ (;^_^A



昨夜、「一命」を見たわ。
軽い気持ちでを見始めたんだけど。
ヒジョ~にヘビ~な内容だったわよ (;^_^A

ちなみに。
ネタバレだから。
結末を知りたくないヒトは。
読まないでね。


江戸時代の武士のハナシなんだけど。
始まってまもなく。
瑛太の切腹シーン (;^_^A

これが。
タケミツで腹を切るという。
壮絶なモノで。
しかも。
けっこ~な時間が割かれていたわよ (;^_^A

なぜタケミツで切腹するハメになったかというと。
当時、職を失くしたサムライの間で。
「狂言切腹」が流行し。

これは。
富裕な武家の庭先を借りて。
切腹させて欲しいと申し出て。
同情を引いてお金をもらうという。
脅迫と物乞いを足したような行為らしくて。

たいていは。
庭先で切腹されても迷惑だしと。
その家のヒトがイクバクかのお金を渡して。
引き取ってもらうというがお約束だったらしいけど。

瑛太の訪ねた武家は。
そのような行為を武士らしくない。
卑劣な行為として嫌っており。
狂言のつもりが。
「武士に二言はないはず」と言われ。
ホントに切腹を迫られてしまったワケ。

でもって。
なぜ瑛太が狂言切腹をしたかというと。
生まれて間もない子供が病気になったからで。

貧乏サムライの瑛太は。
妻子を養うために。
カタナも質入していて。
タケミツしか持っていないワケ。

タケミツで切腹なんて。
ヒジョ~に痛くて苦しいのを承知で。
その武家は持参のカタナ=タケミツでの切腹を。
迫ったワケよ。

で。
その壮絶な死に様がエンエンと流れ (;^_^A

その後。
狂言切腹にいたる。
彼と家族の貧しいながらも幸福な生活が映されるワケ。

これは。
瑛太同様、同じ武家に切腹させて欲しいと。
やってきた貧乏サムライのクチから。
語られたことになっているけど。

この貧乏サムライこそ。
まさに、瑛太の育ての親であり。
義理の父(娘が瑛太の嫁)である。
市川海老蔵なのよ。

ちなみに海老蔵は。
瑛太が惨死した後。
病気の子供は死に。
海老蔵の娘も後追い自殺して。
大切なモノをすべて失っているワケ。

私はてっきり。
海老蔵もハライセに切腹するのかと思ったけど。

数十人の家臣を相手に。
大立ち回りをした挙句。
最後はキリストのように両手を広げ (;^_^A
切られて死んでいったわ。

ちなみに。
最後の最後は。
瑛太にタケミツでの切腹を迫り。
なかなか介錯してやらずに。
苦しみを長引かせた3人のサムライがいるんだけど。

武家を訪ねる前に海老蔵がこの3人を襲い。
ヤツらのチョンマゲを切り取って。
勤めに出れないようにして。

ヤツらは。
無断欠勤したために。
切腹させられた。

みたいな (;^_^A

無断欠勤で切腹って。
いまじゃ考えられないけどね (;^_^A

でもって。
チョンマゲを失うことは。
武士にとって、すんごい恥なことらしい。

ハゲたら、ど~するのかしらね (;^_^A


私もホラー映画がスキで。
残酷描写は見慣れているつもりだったけど。

切腹っていうのも。
西洋のホラーに負けないくらい。
残酷だったわね (;^_^A

テレビの時代劇くらいじゃ。
切腹シーンがあったところで。
ハラキリしたっぽい雰囲気しか。
映さないからね。

案外、見ているようで。
実は見慣れてないのよ。
切腹シーン。

しかも、周囲のサムライが。
「もっとしっかり切れ」的にアオり。
瑛太も半ばヤケになって。
グッサグサ刺しちゃって。
そりゃ~もぉ、すさまじかったわよ (;^_^A

チョンマゲ欠勤も。
タケミツ切腹をアオるのも。
瑛太のグッサグサも。
すべて「武士のプライド」のようなモノが理由なんだけど。

最後に海老蔵が。
「武士のプライドより、ヒトとして情の方が重要ではないか」
みたいなことを言って死んでいくワケ。

そ~いう彼も。
生活に困窮しながらも。
武士のプライドであるカタナを捨てきれずに。
家族を失ってはじめてカタナを手放し。
タケミツで武家に乗り込んでいったんだけどね。

こんな時代が日本にあったなんて。
ウソみたいね。
終わってよかったわ、江戸時代 (;^_^A

自分たちで不要なルールを作って。
自分たちのクビを締める。

みたいな (;^_^A

いまでもあるけどね。
そ~いうこと。


この映画は。
とってもよかったけど。
弱っているときは見ない方がいいわ。

しかし。
こんな暗い時代に。
なんでまた。
こんなヘビーな映画を作っちゃったのかしらね (;^_^A