↑前回の続き...


無事退院。
先生からは、カテーテルを入れていた影響で尿道に腫れが見られるため、おしっこは「ジャー」とは出ませんが、腫れが引いたら通常通りに戻ります。
と言われていました。

おしっこが出てない...というか、常に少しずつ漏れ出ている感じでした。

帰りの車の中ではキャリーケージ 内のハンモックにおしっこをしていました。
結構な量だったので、自分でおしっこすることが出来て安心していた飼い主でした。

ところが、お昼を過ぎるとまた排尿困難に...

おしっこが全く出ていません。

膀胱内に結石が溜まっている状態なので、もちろん詰まります。

そこの病院に行くのはやめて、
以前から行くか迷っていたきりがおか動物病院に電話しました。
その時点で17時頃。

病院まで車で1時間ほどです。

閉院まであと少しの時間に到着。

これまでの経緯を話し、あんずを預けて待合室で待っていると、20分ほどで呼ばれました。

その間で血液検査と尿道カテーテル導入が終わっていました。

あの病院ではあんなに苦戦してたのに...

フェレットをきちんと診れると噂の先生の迅速な処置に大変驚きました。

細い結石がたくさん詰まっているし、尿閉を起こして膀胱の中に尿がたくさん溜まっていたそうで、明日手術をすると告げられました。

その時点でBUNは180。

腎数値が高くなっているので、一晩点滴をしてから手術に入りますとのことでした。


翌日、飼い主は午前中に手術の説明を受ける予定でしたが、仕事がどうしても抜けられず、昼頃病院の方から電話がかかってきていました。

かけ直し、電話にて手術の説明を受けてお願いしました。

午後になり、手術成功の連絡が留守番電話に残っていました。
(嬉しくて今でも残してあります(笑))


結石は以下の写真をご覧ください。

かなり細かい粒状の結石と、8mmほどの結石が膀胱内にありました。


細かい結石が大量にできてしまったため、尿道に詰まってしまいました。
大きな結石となっていれば詰まることはなかったでしょう...

病理検査の結果、シスチン結石でした。
かなり稀な結石だそうです...


あんずは体重が減ってしまいましたが、その後問題なく過ごしました。

腎数値は3ヶ月ほど高いままなので腎不全の疑いがありましたが、慢性ではなく急性。
その後は正常値に戻りました。



これで一件落着...と思いきや、またもや事件が起きます。