どうも。今回は私が小学校低学年だった時の話をしたいと思います。小学校の頃の私は、一言で言うとクソガキでした。人が嫌がることをするのを楽しみ、時には暴力で同じクラスのやつを痛めつけたり、まぁジャイアンみたいなガキでした。カンチョーをしたり、登校中に川で気持ちよさそうに泳いでいた鴨に石を投げたり、ピンポンダッシュはしたりと、クソガキがやりそうなことは大体やってました。幸い友人には恵まれ、孤立することはなかったですが、私を嫌っていた人も少なくなかったのではないかと思います。このように日頃から悪いことばかりしていた私は、担任から毎日のように叱られていました。ほとんどがすぐ解決できたものだったのですが、一つだけ親を巻き込んだ出来事がありました。
私は同じクラスの一人の女子と、毎日のようによく話していました。仲は結構良かったと思います。仲良くなりすぎたのが原因だったのかはわかりませんが、私はその女子にも嫌がらせをするようになりました。好きとか嫌いとかではなく、当時は単純に嫌がらせをするのを楽しんでいたのだと思います。詳しくはあまり覚えていませんが、毎日のように泣かしては、先生に怒鳴られ、きつく指導をされましたが、やめることはありませんでした。女の子も私から距離を置くこともなく、泣かされた翌日にはいつもヘラヘラしていたので、当時の私にとっては嫌がらせをしやすかったのかもしれませんね(このクソガキ殴りてえな)。
ある日、授業中だったと思うのですが、たまたま先生が教室にいなかった時がありました。こうなると低学年ですから、ふざける奴が出てきて、教室の中が騒々しくなります。私も例の女子と席が近くて、いつものように仲良く話していました。その時、理由は分かりませんが、私の机の上に、はさみが置いてありました。すると私は「お前の髪切っていい?」と唐突に女子に聞きました。子どもはいつでも気分屋なのです。驚いたことに女子はあっさり「いいよ」と言って、髪を切らせてもらえました。もしかしたら、目立たないところだった良いという意味だったのかもしれませんが、私は「いいよ」という言葉に踊らされ、女子の前髪をバッサリ切りました。どれくらい切ったかというと、2015年くらいの三戸なつめくらい切りました(そういえば最近見ねえな)。切られた瞬間、女の子は笑っていました。さらに言えば、周りに座っていたクラスメイトに自慢もしていました。私は喜んでくれてよかったと思ったのですが、その数分後に泣き始めました。やはり相当変な髪形であることに気がついてしまったのでしょう。前髪だけ極端に短くて、横と後ろはかなり長かったわけですからね。すぐに誰かが先生にチクリに行き、周辺がざわつき始め、先生が凄い顔をして教室に入ってきた瞬間、私は自分がしたことのヤバさに気がつきました。
女の先生で、結構高齢な先生だったのですが、「何やってんだお前!!」とかつてないほどの怒鳴り声で怒られました。今でも忘れられません。こっぴどく叱られたうえに、親に報告されました。怒られている最中はひたすら反省していましたが、解放されてしばらく経った後、私は、「たしかに俺のしたことは悪い。でも、これおかしくないか?だってあいつが切っていいって言ったから切ったんだぞ。ざけんじゃねえぞ畜生」と、自分が100%悪いのに、女子に対して恨みを募らせました。しかしそれよりも、自分の親と相手の親にどれほど叱られるのか、怖くてたまらなくなりました。案の定私の母からは厳しく叱られました。相手の親にも厳しいこと言われるんだろうなと思っていましたが、なんと謝る必要は全くないと言われ、簡単に許してくれました。その懐の深さは、クソガキだった私を再び反省させるには十分でした。私はそれから嫌がらせをするのを辞めました。ピンポンダッシュを辞めたのはもう少し先の話になります。
おわり
(例の女子は翌日髪を切ってきて、割と普通になっていました。)