コロナで医療機関の経営も悪化している。
あるクリニック関係者は、経営に関するアンケートの自由記述につい次のような本音を書いてしまった
「治療が必要な患者も来ない」
クリニックに通院する患者に「治療が必要ではない」場合が多く含まれていることを暴露した形だ。
もちろん、日ごろの健康意識で予防やメインテナンスのために通院している場合もあるだろう。例えば、年配になって歯周メインテナンスに3か月に一回とか。
しかし、「あなたは○○病だから、、この薬を生涯服用しなくてはならない」と診断付きで通院を20年以上強要され続けた私の場合、何十年も長期連用した薬をやめた結果次のようになった。
・トリプタノール(18年連用):医師がこっそり切ったので、その当時はいろいろな離脱症状があったようだが、数か月経つと、苦しかった口の渇きや眠気がなくなり、体重も減った(1年で15キロやせた)し、かなり調子がよくなった。やめて非常にすっきりした。百害あって一利なしとはこのことだった。
レンドルミン(20年以上):やめて眠りの質が逆に良くなったようだ。
ワイパックス(20年以上):身体依存ができてしまっていて、疼痛などが残存しているのでいまだに漸減している。百害あって一利なしだけでなく、この離脱症状も軽躁などの誤診の根拠とされた可能が高い。
気分安定薬:2009年以降、別に何の症状もないのに、医師は10年近くいろいろ投入するが、全く効能なしか副作用のみ。これも百害あって一利なし。
結局私は、うつ病でも双極性障害でもなかった。おとなしいとか、過重労働に耐え続けたとかそういうことをうつ病だの双極2型障害だの疾患ブームに乗って主治医が診断し続けてきただけである。
最近になって、主治医はなぜこういう無茶苦茶な医療を続けていたのか一つの仮説に到達した。
この主治医は心療内科医であり、精神科ではない。ときどき自ら専門は内科であると言っていた。
その後のセカンドオピニオン医師や減薬指導医師(精神科医)の診療を受けてみて思ったのが次のようなこと。
・精神科医はよく問診をする。私の精神状態を見極め、「この人は治療しなくていい」と判断する。
・心療内科医は問診をしない。医学界の仮説や疾患ブームをすぐに信じて、こっそり薬をすり替える。トリプタノール漫然投与を指摘すると、「いやその薬は効いていた」とへりくつを主張する。(この主治医だけかも)
・精神科医は望むと薬は出すが、望まないと薬は出さない。ということは、薬が絶対必要だと考えていない。
・心療内科医は薬を出したがる。薬しか治す方法がないという。
2番目の「医学界の仮説や疾患ブーム」というのは双極性障害ブームのことである。心療内科医であったために、このことを詳しく知らなかったようだ。というのが、このブームに関する知識が私と同じレベルだったからである。
主治医の特殊性は大いにあるが、心療内科医はやはり内科医だ。精神疾患は大半が未解明なはずで、薬物治療は対症療法にすぎないことは私でもよくわかっている。しかし、心療内科医は、どうも身体疾患と同じように精神疾患を扱いたがるようだ。精神療法の訓練を積んでいないこともあるのだろうが、薬に頼る傾向がかなり強い。ヤバい精神科医よりもたちが悪いかもしれない。
心療内科医よりも精神科医が優れていると言っているのではない。どっちもどっちである。
ヤバい精神科医はおそらく薬物治療が無効だと分かっていながら投与する。だが、ほかの方法が有効かもしれないとも考えている。
間抜けな心療内科医はおそらく薬物治療が有効だと思って投与する。他の方法はどうしたらいいかわからないのでそれしかしない。
いずれにしても、薬物治療の科学的根拠がない場合に、不安を煽って、本来毒である薬物を投与しないでほしい。