外国語大学4年を卒業した息子。
離島のリゾートホテルに入職が決まり、胸を躍らせて働いていた。
私の故郷であり、94歳の私の母であり、息子の祖母でもある母が暮らしている地でもあった。
自然いっぱいのこの地を息子はとても気に入っていた。
しかし‥
入職後、3ヶ月後あたりに私は療養目的でその地に行った。
母は元気だろうか。
息子は仕事頑張っているだろうか‥。
✈️空港へ到着。
息子が出迎えてしてくれるとのこと。
なかなか息子を探せずにいたら、「お母さん」と息子に呼びとまれた。
息子を見て私は驚き固まった。
ガリガリに痩せ細って、瞼のくぼみ。
嫌な予感。
ご飯食べてるの?と問うと食べても食べても体重が落ちていく。と息子は言う。
仕事で疲れてあまりおばあちゃんのとこに行けていないとのこと。
そして、自宅へ着き、息子から話を聞いた。
仕事で日々パワハラを受けていたこと。
職員が30人ほど辞めていったこと。
息子は感情失禁で泣きながら話した。
真面目で努力家の息子、父親譲りである。
心療内科へ息子を連れていき、受診させた。
診断書には「適応障害」により、2カ月の療養が必要。と書かれていた。
私みたいになってほしくない!
私は実家に連れ戻し、実家で療養させることに決めた。
不眠が続き、ある日息子は倒れてしまった。
意識は直ぐに戻り、号泣しながら、不眠のことなど話してきた。
私のかかりつけの精神科へ受診し、適応障害、不眠にて倒れたのだろうと、先生の診方。
定期的に診察を受けることになった。
私のようになってほしくない。
毎日それを思い自宅で静かに療養させている。


