朝から雨模様。
そんな中、今日は朝一番、7時50分からの教習でした。
教官は昭和の鬼軍曹に心酔しているらしき、オゲレツおじさん。
軍曹も見たところ、せいぜいあと10年が賞味期限でしょうから、
その後釜を狙っているのかもしれません。
横柄極まりない口調や自意識過剰な立ち居振る舞い等など、
いちいちソックリなところが恥ずかしいコピーロボット君です。
朝っぱらからババを引いてしまいました。
そういえば、教習生たちは自室に戻ってから、仲間内で昼間のやる方ない憤懣を
互いに語り合っているようです。
まぁ、それもいいでしょう。
ガス抜きは大事です。
ただ、昨日も書きましたが、所詮こんな田舎のボロくてチンケな職場でしか
己の居場所を見出すことができない御仁です。
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特技:運転
職歴:運転指導
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こんな人、東京に出て行ってまともな就職先を探したって、
どこも書類選考で落とされます。
社会人としてのマナーやビジネス慣習も知らないので、
運転手としても雇ってもらうのも難しいでしょう。
あるいは警察官僚の天下りか。
いずれにせよ、民間では使い物になりません。
だから、そんなに気に病む必要はありません。
トラウマを抱え込むなんて、つまらないですよ。
せいぜい威張らせてあげればいいじゃないですか。
物理法則を無視したトンデモ理論をご開陳されても、
「はい、分かりました」と言っておけばいいんです。
暴言で生徒をねじ伏せたがっているのなら、
しょんぼりした「ふり」をしてあげればいいじゃないですか。
そんなことでしか、弱い立場の、絶対に「No」と言えない相手にしか強がれない、
可哀想な生物なのです。
こっちが欲しいのは技能とハンコ。
ただそれだけです。
必要な技能を身につけてハンコを押させ、
免許が取れてしまえば後は用済みでしょう?
僕も昔は気弱で傷つきやすい若者だったので、気持ちはよく分かります。
でも、そんな気持ちを引きずって試験に落ちたら、全部パーですからね。
あと、教官の仕事というのは、毎日毎日、同じことの繰り返しです。
なので、「言ったつもりの、言い忘れ」が起こり得ます。
結果、曖昧な指示内容とならざるを得ません。
そこで自分なりに解釈をして行動してしまうと
「お前、何やってんだ!さっきちゃんと言っただろ、コノヤロー!」
となりますし、聞き返せば
「お前、何聞いてたんだ!さっきちゃんと言っただろ、コノヤロー!」
となります。
魔女裁判の論法ですから、どうにもなりません。
「どっちが正しい、どっちが悪い」などとは、ゆめゆめ考えないことです。
ここはダメージコントロールの思考で、面倒ごとを最小限に収めるのに集中しましょう。
そしてその一方、彼らは本気で一生懸命に合格率90%以上を維持しようとしているのですから、
そこは理解してあげましょう。
この猿山のオーナーは「安い」「高い合格率」「客を選ばず」というビジネスモデルで
生き残ろうとしているのでしょう。
とすれば、「合格率90%以上」は猿軍団にとって至上命令です。
その意気込みたるや、本当に見事としか言いようがありません。
その証拠が、徹底した衛生管理です。
手洗い、消毒、うがいの飽くなき追及。
クレベリンを各地に配置。
食堂では「スマホ厳禁のルール」もあります。
おばちゃんに見つかると名前を聞かれ、鬼軍曹に告げ口されるシステムです。
スマホのタッチ画面、雑菌だらけですからね。
神経質になるのも、まぁ仕方ないかな、と思います。
食事の画像がないのはそのためです。
あしからず。
学科と技能は「脅す」「くさす」「貶める」で尻を叩きまくって何とかしても、
生徒が病気にかかってしまたらどうにもなりません。
彼らも数字に追われて必死なのです。
だからこそ、彼らは本気で頑張っています。
真剣に教習生たちを合格させようと努力しているのは間違いありません。
逆に言えば、普通に技能習得に励み、体調管理に気を付け、
本番でよほど大きなミスをしない限り、ちゃんと免許が取得できるはずです。
それに、教習生である僕らは運転において圧倒的に未熟であるのは事実ですし、
教官は圧倒的に素晴らしいスキルを持っているのも事実です。
今は謙虚に頭を垂れて教えを乞うべきなのです。
頑張りましょう。
そんな他人のことを心配している場合なのか、どうなのか。
夜の教習では収穫がいっぱいでした。
最後のピース、急ブレーキの講習を受け、何とかコツを掴めました。
意識したことも無かった減点項目をいくつも指摘され、本番前に大切なポイントを
知ることが出来ました。
コースを覚えていないと、自分はどのように混乱する可能性があり、
混乱すると自分がどのようになってしまうのか、
最悪のケースを経験することが出来ました。
けちょんけちょんに言われたけれど、整理すべきポイントは至って明確。
すべきことも明らか。
明日2時間の教習内で修正可能なことばかり。
早いもので僕の教習も残すところあと1日となりました。
貴重な時間をフル活用して、本番までにベストな状態に持っていきたいと思います。
(つづく)





