あまりの見事な文なのですが、匿名でテキストのみシェア。
現場をよく知っている友人からのもの。
初対面の時、
「ホームレスなどが専門です。」と言われ、
「ホームレスの方ですか?」と尋ねたのが思い出。
その友人はホームレス経験は無かった。
美味しそうな写真のシェアは断られたので写真は先日のものを使用。
【福祉事務所と一部無料低額宿泊所の不都合な真実!?】
以前にも書きましたが、住居を喪失したホームレス状態の方が生活保護を申請すると、少なくとも都心部ではアパートにすぐ入れることはまずなくて、社会福祉法に規定された「無料低額宿泊所」という施設に一時的な住まいとして入ることが多いです。
ただでさえ安定した住まいを失っているということそれ自体で心身の健康は損なわれているといっていいと思います。
だからこそ、安心して過ごせるすまいの確保は必須。
だけれども、この無料低額宿泊所というところが実にクセモノで、ピンキリあるんです。もちろんいいところもあります。
でも、6畳に二段ベッド2つで4人部屋とか、大部屋に二段ベッドが敷き詰められてベッドのシーツをカーテン代わりにしてこれでプライバシーは確保されてる、とか、そして寝具や居室の衛生状態もよくない、食事も粗末なのに1日結構な金額とられるなど、書きだしたら切りがない現実がたくさん。
貧困層を対象としたものが何でも貧困ビジネスなわけではなく、貧困層を自立に導くのではなく、むしろ搾取して貧困を固定化させるようなことをしているところが貧困ビジネス業者なのですが。
某大手貧困ビジネス事業者は、その昔は公園の路上生活者に「路上にいるよりも三食付いて雨露しのげるところがあるぞ」と声をかけ、ワゴンに詰め込み、その足で生活保護申請に連れていき、施設に放り込んで飼い殺しみたいなことが常態化していました。表現は過激ですが事実です。
さすがにいろんなところからの指摘があってあからさまな方法はやめたのですが、変わって始めたのが福祉事務所にとってありがたいサービスになること。
どういうことかというと、ホームレス状態にある方が生活保護申請に来て、さてでは今日から寝泊まりするところ、となると上述のとおりいきなりアパートというのはまず難しい。そこで無料低額宿泊所にとりあえずは、となるわけですが、そのリストに片っ端から電話していくのも大変。
また、その施設が遠方だったりするとそこまで本人を連れていくのも一苦労です。
そんな福祉事務所の困ったに対応すべく、受け入れ窓口を一本化し入る施設を事業者側が調整、そして原則的にお迎え対応OK!なんて至れり尽くせりなんでしょう。
福祉事務所の困った、には対応しているものの、果たして生活保護は誰の困ったを解決するものなのでしょうか。
この方法をとったことにより、現在は安定して事業収益を上げている事業者。某県某自治体ではなんと、生活困窮者自立支援法に基づく相談窓口まで受託しているんですから、よほど信頼度が高まっているようです。
そういう事業者も委員になって進められている「社会福祉住居施設及び生活保護受給者の日常生活支援の在り方に関する検討会」。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syakai_390337_00001.html
この国の「健康で文化的な最低限度の生活」はどこまで脅かされるのでしょうか。
そんな中、奮闘されている地方議員さんもいらっしゃるようです。もう劣化してあきらめかけている政治ですが、希望の光は完全に消えていないと祈るような気持ちです。
●足立区議会議員 おぐら修平さんのブログ
※たまに夜回りでご一緒させていただきます。
http://blog.livedoor.jp/ogura_shuhei/archives/66298699.html
●さいたま市議会議員 久保みきさんのブログ
※こっちはかなりスクープ感満載。読んでびっくりでした。
https://seijini-kokorowo.jimdo.com/%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E6%B4%BB%E5%8B%95/?fbclid=IwAR0W8ph1HxsoJqphbJp0Qjumi4ZCIpb9IgEimx2pUcbloNJsc7yN72iWtTg
直接支援の現場に今現在はいない私にせめてもできることは、こういった問題に縁遠い方に伝えること。
社会を構成しているのもまた自分であるので・・・。
