国土地理院HPの記事をご紹介させて頂きます。
上の記事の中で、
『東京周辺の偏角は、およそ西偏7度となり、
この40年間で方位磁針の示す向きは、約0.7度西に変化しました。』
と記載があります。
私としては、この0.7度って、結構大きく感じるんですよね。
単純計算ですが、80年で約1.4度のズレですものね。
大陸が地殻変動によって微妙に動いているように、
磁北もジリジリと動いているのですね。
ちなみに・・・
1,600年頃の江戸時代、西日本の磁北は真北から東に約5度前後
(当時の推測では東に約3.5度)、偏角していたとのこと。
今現在の二条城付近は、磁北が西に偏角、
約7度となっていますので、当時とは随分違いますね。
これから建つ家も、今住んでいる家も、オフィスビルも・・・
磁北の移動に伴い、家の向きも微妙に変化していきます。
方位のギリギリに家の向きがある場合、数十年経ったら
家の坐向が変わってしまいそうですね。
逆を言えば、今現在、空亡に乗っているような御宅は、
あと数十年、百数十年~で、空亡から抜けられる可能性もあるかも!?
そこまで建物が現存していれば、の話ですが。(笑)
地球って本当に、大きな磁石の塊なんですね。
Rie
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