【つながる命・・・】


おはようございます。


ココロもカラダも人生も健康にする

風水カウンセラー小川原朋子です。


帰省の大きな目的のひとつ。

90歳の祖母と会うこと。


90歳近くになっても、

伯母の家で元気にぴんしゃんしていたのですが、

一人で外出中に転んで足を骨折し手術してから、

車椅子の生活になり、病院での入院の後、老人ホームに入っています。


日に日に衰えて、元気がなくなっている祖母。


私は初孫ということで、とても可愛がってくれ、

祖母に会いに行くたびに、

「ともちゃん~!」と大喜びしてくれていました。


「今日はおばあちゃん、すごく楽しそうだった。

朋子を見つけて、手を振って声を出して喜んで。いつもと全然違った」って、

帰省するたびに父や母から聞くと、胸が熱くなりました。

でも、この夏は、

「あんた誰?」って。

”おばあちゃん”が違う世界にいるかのように感じました。


孫の私からすると、誰だかわかってもらえないなんて、

すごくショックなこと。


だけど、

祖母にとって、

私が誰であっても、

祖母の話をいっぱい聴いて、

触れて、

祖母のこと大好きで、

長生きしてれて私は嬉しいということをずっと伝えました。


耳も遠くて意思疏通も難しくなってきたけれど、心に届けたくて。

そしたら、

祖母が「足が痛い」って、蚊のなくような声で私に訴えてきました。


祖母が手をあてるひざ辺りをずっとさすりました。


とっても気持ちよさそうな顔をする”おばあちゃん”。


車椅子に乗っている祖母の

肩や背中をさすっていると、

「もう大丈夫。ありがとう。ありがとう」って。



私が子どもの頃、

おばあちゃんがやさしく声を

かけてくれたことがフラッシュバックして、

涙があふれてきました。


施設に入る前の元気な頃、

祖母がきっと私にだけに話してくれたことが

心に響いてきます。


「友だちや親戚も次々と亡くなり、

自分のことをたずねてきてくれる人もなく、

寂しくて、人形に話かけている日々で、

おじいちゃんに早くお迎えに来てほしい」と泣いていたこと。


老人ホームはとてもきれいで、

職員さんは身の回りのお世話を本当によくしてくれて、

感謝の気持ちでいっぱい。

でも、

一人ひとりの感情に触れることは難しいと思います。


私だからできること。


祖母のことが大好きで、生きていてくれて嬉しいこと。

ありがとうをいっぱい伝えたい。


祖母のおかげで私がいて、命がつながっている・・・。


大阪と茨城で離れているけれど、

何とか祖母に会いに行く機会を作っていきます。


お墓参りをして先祖供養ももちろん大切ですが、

父母や祖母も私のご先祖様。


一番大切に、喜ばせたいって思うのです。


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