どうも、齋藤です!
前回は「血圧の変化」を話して、血圧の求め方は
「1分間の血液量」×「抹消血管抵抗」
だった。
これを覚える必要はなくどちらかと言うと「抹消血管抵抗」の3つの要素の方が大事!
・血管壁の弾性:血管の硬さ
・血管の内腔径:血管内の広さ
・血液の粘性:血液の粘りけ
今日は「抹消血管抵抗を低くすることと運動との関連性」について話していこうと思う!
(前回までの記事はこちら👇)
血圧が高くならないためには抹消血管抵抗に当てはめて言うと
「血管が柔らかくて血液が通る部分が広くてサラサラな血液」なら血圧は高くならないってことになるから3つの要素と運動の関連性を一つずつ見ていくね!
■血管壁の弾性
少し早いくらいのウォーキングやジョギングを1日30〜60分を4〜5日/週実施する
これによって血管壁が固くなるのを防いでくれて、弾力がある血管になりやすくなる。
しかしこれはすぐに結果が出るものではなく、少なくとも4週間以上の継続で効果が現れ始めると言われているみたい。
でも4週間以上続けることができたら少しは「習慣化」できてるはず!笑
■血管の内腔径
心拍数が増加する強度(中強度)の運動をすると血流が増加し血管の内膜から一酸化炭素というものが分泌される
この一酸化炭素は血管を囲っている筋肉(平滑筋)に働きかけることでその筋肉を緩めてくれる。
→血管を内腔径が広がり血液が通りやすくなる
運動強度の目安は下図の表で「ややきつい=13」くらいを目安にするといいかな!
■血液の粘性
運動後は副交感神経が優位になりやすくなり、副交感神経が優位になると血液を固める働きがある血小板の働きが低下。
→血液がサラサラになって固まりにくくなる
つまり運動をすることで「抹消血管抵抗」を低下させて血圧を血圧を上げにくくすることができるってこと!
ただし、運動をどれだけ頑張っていたとしても「食生活」や「睡眠」が疎かになってしまうと、せっかくの頑張りの成果が出にくくなっちゃうから「運動」「食事」「睡眠」はセットで考えられるようにしていこう♪