医療脱毛の痛みに対する対策について | 三田麻津子l美容皮膚科医のブログ

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女性特有の皮膚や身体の悩み、「なかなか相談できない」ようなテーマに焦点を当ててお伝えしています。

皆さん、こんにちは。美容皮膚科医の三田です。

今回は、医療脱毛の痛みに対する対策について解説します。

 

医療脱毛における痛みの感じ方は個人差が大きいですが、一般的にはレーザーが毛根にしっかりと作用している証拠とも言えます。表面麻酔は一定の痛みを軽減する効果がありますが、麻酔を塗ってからその効果を得るまでには約30分待つ必要があり、その効果は皮膚の表面に限られます。このため、麻酔による時間のロスを考慮して、麻酔なしで施術を受けることも一つの選択肢です。

 

男性のヒゲ脱毛の場合、特に痛みが心配される部位に表面麻酔を施すことがあります。しかし、麻酔の効果が表面に限られるため、レーザーの熱が毛根に直接届く内部までは完全には麻酔効果が及びません。そのため、特に唇の上などの敏感な部分は痛みを感じやすく、一定の我慢が必要になることが多いです。

 

女性の場合、全身の脱毛の中でもデリケートゾーンは特に痛みを感じやすい部位です。そのため、多くのクリニックではデリケートゾーンの脱毛には表面麻酔を使用します。IラインやOラインは粘膜で構成されているため、麻酔薬が浸透しやすく、比較的麻酔の効果が得られやすいです。しかし、Vラインは皮膚の表面にしか麻酔が効かないため、麻酔をしても痛みを感じることがあります。

 

医療脱毛の痛みに対する対策としては、施術前の十分なカウンセリングが重要です。個々の痛みの感じ方や肌の状態を把握し、レーザーの強度や麻酔の使用など、最適な施術方法を決定します。また、施術中の痛みが強い場合には、レーザーの強度を調整したり、休憩を挟むなどの対応も可能です。

 

医療脱毛を受ける際には、痛みへの耐性や施術後の肌の反応などを考慮に入れ、個々のニーズに合わせた施術プランを立てることが大切です。医療脱毛は効果的な脱毛方法ですが、その効果を最大限に得るためには、施術前の準備と施術中の適切な対応が不可欠です。また、施術後の適切なスキンケアも重要であり、施術を受けるクリニックの指示に従いながら、肌の健康を保つためのケアを行うことが望ましいです。

 

疑問や質問がありましたらコメント欄にお書きください。お待ちしております。

 

美容皮膚科 三田麻津子

 

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