屋久島…の前に、鹿児島で1泊! | 体外離脱サラリーマン・とみなが夢駆のヘミシンク体験日記

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ヘミシンク愛好家のサラリーマンのヘミシンク体外離脱体験記。酒と阪神とヘミシンクをこよなく愛するアラフォー会社員がヘミシンクで知覚した出来事を楽しく綴る脱力系精神世界体験ブログ。著書『体外離脱するサラリーン』(ハート出版)全国の書店で大好評発売中!

さて、遅くなりましたが、まるの日さんを囲んでの屋久島レポートです。

 

まるの日さんのセッションは22日からスタートだったのですが、ちょうどその日は、屋久島は満月ということで…。

 

毎年10月の満月の日に、屋久島ではライブイベントが開催されるそうです。

 

そのおかげで、鹿児島から屋久島へ渡る飛行機は、昼と夕方発の便はあいにくい満席で…(僕はマイレージを使って行ったのですが、マイレージには枠が便ごとにあって、そちらが埋まってしまっていたのです)、朝イチ(8時20分)鹿児島発の便しか飛行機に空席がありませんでした。

 

だもので、僕は他の参加者の皆さんより一足早く21日午後に鹿児島入り。そのまま鹿児島で一泊して、それまで鹿児島市内を観光することに。

 

今回の会を主催してくださった、ころろさんが、わざわざお仕事を休んでくださり、僕と、この旅を東京から僕と同じ日程で回ったマイミクのノッポさん(僕の本にも登場した、予知夢をたまに見るという人です)を案内してくださいました。

 

鹿児島で、僕にはどうしてもやりたいことが、3つほどありまして。

 

まずはおいしい鹿児島ラーメンを食べること。ちなみに鹿児島市は、日本で一番ラーメンが高い街だそうです。なぜかはわかりませんが。

 

有名店だとラーメン一杯800円~千円というのは当たり前の値段だそうで…。東京よりも高い店が多くて驚きました。

 

それから、もうひとつは、鹿児島のおいしい郷土料理を食べること。



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こちらは鹿児島名物の、きびなごの刺身です。


僕は前の部署では、仕事で日本全国を渡り歩いてましたが、鹿児島はまだ訪れたことがない、数少ない県のひとつでした。

 

訪れた土地で最高のうまいものを食べる…なんと言ってもこれが旅の醍醐味ですからね。

 

そして、もうひとつしたいことというのが、天文館という繁華街にある「むじゃき」というお店で、鹿児島名物のスイーツ「白熊」を食べることです。

 

白熊というのは、練乳をたっぷり使った白いシャーベットの中に、みつ豆とフルーツがたっぷりと入ってまして。

 

時々コンビニでも見かけるようになりましたが、この白熊発祥の元祖の店が、この「むじゃき」という店なのだそうでして。

 

で、なんでそんなに白熊が食べたかったといいますと、僕が大好きな、北海道の伝説的ローカル番組「水曜どうでしょう」(大泉洋さんがメジャーになるきっかけになった、カルト的な人気を誇るバラエティ番組です)の企画の中に、「対決列島」というシリーズがありまして、その最終決戦の場が、鹿児島で、750ミリリットルという、小さなバケツくらいの大きさがある白熊を早食いする、というものだったのです。

 

「どうバカ」(←水曜どうでしょうの熱烈なファンのこと)のひとりとして、ぜひこの白熊を本場で食べなければなりません!!

 

そして、同行したノッポさんの希望は、鹿児島の温泉にのんびりつかりたい…というもの。

 

僕は知らなかったのですが、鹿児島県というのは、日本で一番温泉の源泉が多い県だそうでして。

 

この希望をかなえるべく、わがまま言いたい放題の僕たちに、ガイド役のころろさんは、この後翻弄されるのですが…。

 

まず、名湯につかりたいという僕らに、ころろさんが提案してくれたのが、桜島に渡り、島にある「古里温泉」という露天風呂につかるというプラン。

 

ところが、鹿児島からフェリーで渡るのですが、桜島のフェリー乗り場から故郷温泉に向かうバスの本数が限られておりまして、4時くらいまでには桜島に渡らないといけないらしく…。

 

でも、僕は、どうしても天文館の「むじゃき」で白熊を食べたい…。

 

でも、そこで遅くなってしまうと、バスに間に合う時間に桜島に渡れず温泉にもつかれない…。

 

おまけに、鹿児島市での宿を手配してくれたノッポさんが、ホテルを勘違いしていて、僕が聞いていた場所とは全然違う場所にホテルがあることが判明。

 

僕が鹿児島市内に到着する前にあらかじめ想定していた移動プランは、この段階で大崩れ(笑)。

 

おかげで、土地勘のない街で、ガイドブックを見ながら、え~と、何時にここを出て、ここでこれを食べてフェリーに乗れば…すると車での移動時間はこれくらいだから…と、大慌てで時間を逆算していき…。

 

ガイドのころろさんに、ここに行きましょう、あ、やっぱりこっちに行きましょう、と臨機応変に行き先を告げていったのですが…。

 

僕が臨機応変に行き先変更の提案をするということは、それだけガイド兼ドライバーのころろさんを翻弄させることになるわけで…。

 

おかげで後日、ころろさんのmixiの日記に、「むじゃき」なのは白熊じゃなくてムンクさんだ、と、書かれてしまいました(汗)。

 

そんなこんなでホテルに荷物を預けた後、天文館の「むじゃき」へ、いざ出陣!

 

ところが、店はシャッターが閉まってまして…。

 

年中無休のはずなのに、なんと、この日に限ってお店がお休み!!

 

がっくりです…。

 

仕方なく、鹿児島ラーメンを食べに行くことに。

 

で、鹿児島出身のマイミクさんから、いろいろおいしい鹿児島ラーメンの店を教えてもらったのですが、時間も押し迫っていたので、「むじゃき」から歩いて一番近い、「豚トロらーめん」というお店に行きました。

 

これがおいしかったの~!

 


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ラーメン大好きなムンクさんですが、久しぶりに感動の味に出会いましたね。

 

鹿児島ラーメンは、基本的には豚コツベースでスープを取るのですが、鶏がらや野菜もスープにたっぷり入れるので、トロリと甘いスープです。

 

同じ九州のラーメンでも、福岡や熊本のラーメンとは全然味わいが違うんですね。

 

そして、鹿児島の醤油って、ちょっと甘いのですが、この甘い醤油でタレを作るので、このちょっと甘い醤油ダレが、このスープに実によく合います。

 

麺は中太の縮れ麺で、かなり柔らかめに茹でてあります。鹿児島の人は、柔らかい麺が好きみたいですね。

 

ここだけは、麺を固めで茹でてもらえばよかったな~、と思いました。

 

久しぶりに、食べ終わった後、おかわりしたくなりまして。

 

ここは本当においしいラーメンでした。

 

 

で、ラーメンを食べ終わった後は、ころろさんが予定を変更して、自分の車で桜島までフェリーで渡って古里温泉まで送ってくれました。

 

で、鹿児島市というのは、桜島の火山灰がすごいんですね。

 

ですから、洗濯物も外に干せないそうです。

 

僕はコンタクトレンズを入れていたのですが、車の窓を開けていると、ものすご~く細かい灰が目に入ってきて、かなり痛い。ものすご~く細かい大量のガラスの破片で目玉をこすられるような痛みです。

 

おまけに唇にも細かい灰がつくので、唇を舐めると独特の灰の味がしまして。

 

日本って、本当にいろんな土地があるんだな~と実感しました。

 

僕も雪国で生まれ育ったので、豪雪の大変さは知ってますが、雪は冬だけですけど、火山灰は1年を通してですからね~。

 

鹿児島に住んでる人の苦労は大変だな~と思いました。

 

街で見かける車や店の看板も、灰で汚れてますしね。

 

さて、そんなこんなでフェリーで桜島に渡り、古里温泉に無事到着。

 


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この温泉、目の前が海岸で、海を見ながらの、なんとも野趣あふれる露天風呂。混浴で、湯あみのような白い服を着て入ります。

 

これは、お風呂場に、龍神を祭ったほこらがあるからでして、肌を龍神に見せると失礼だからだそうです。

 

で、この風呂の名前が、ズバリ、龍神風呂。

 

今回の旅は、本当にそこかしこで龍神とのご縁をまざまざと感じる旅でしたね。

 

もちろん屋久島でも、山ほど龍神の姿を見ることになるのですけどね。

 

で、温泉につかりながら空を見上げると、案の定龍が舞って僕を歓迎してくださいまして。

 

龍の姿を見れないノッポさんのために、ちゃんと龍の姿をした雲も現れます。もちろんしっかりと目や口の形も入った顔付きで。



ただ、この古里温泉、お湯がかなりぬるい上に、湯あみを着てると、濡れている肩のあたりからどんどんと体温を奪われていきまして。

 

で、湯あみを脱いでいたら、見回りに来た宿の人に、肌をさらすと龍神様に失礼なので湯あみを脱がないでくださいと怒られまして。

 

で、龍神のほこらに向かって、これ脱いだら失礼ですかね~? って聞いてみたら、こっちは全然そんなこと気にしてないけどね~、と言われましたが(笑)。

 

でも、龍神はこれ脱いでも失礼じゃないって言ってますけど…と宿の人に言っても絶対に信じてもらえないでしょうね(笑)。

 

で、たっぷりと温泉につかった後、宿の売店をちょっと覗いていたら、鹿児島市内で食べられなかった白熊を発見!

 

宿からフェリー乗り場に向うバスを待つ間に、バス停で無事白熊を食べることができました。



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お湯につかってほてった体に、冷たい白熊がなんともおいしい!!

 

きっと、白熊をこのタイミングで食べなさい、ということだったんでしょうね~。

 

こういうことをしたい、と意図して、あとはガイドの導きに任せていれば、自然と物事というのはうまく流れるものなんですね。

 

この、流れに身を任せるとすべてが絶妙なタイミングでうまく行くということを、今回の旅ではこの後も何度も体感していくことになるのですが…。

 

森田健さんの言葉を借りると、まさに「ハンドルを手放せ!」なのですね。

 

さて、フェリーで鹿児島市内に戻り、港の近くにある、ドルフィンポートというレストラン街の中にある、マイミクさんが紹介してくれた、奄美料理のお店へ。

 

そして鹿児島と言えば、やっぱり食べたいのは薩摩黒豚!

 

で、こちらのお店は、薩摩黒豚の中でも特においしい養豚場からスペシャルなお肉を仕入れているそうで…。

 

これがもう、おいしいのなんのって!!!

 

グルメのムンクさん、これまで、埼玉のサイボクポークや、山形の三元豚など、日本全国のおいしい豚肉を食べたことありますが、間違いなくこれは人生で食べた中で一番おいしい豚肉です!!!

 

お肉の脂がとにかく甘くて、臭みがまったくありません! ひたすらお肉と脂の旨みと甘みだけ! 雑味がない、純粋な豚肉のおいしさのみ! いや~、ものすごい豚肉でした!

 

で、黒豚は、しゃぶしゃぶと、お店お勧めのステーキで食べまして。豚カツも頼んでおけばよかったな~と、今更ながら後悔してます。




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この豚を食べるためだけに、また鹿児島に行ってもいいな~って思いましたよ、マジで。

 

さて、こちらのお店では、奄美民謡のライブもありまして。

 


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そのうち、座を盛り上げるために、店長が奄美の踊りを踊りだしまして…。

 


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お祭り騒ぎ大好きのムンクさんも、店長と一緒に踊りだし…。

 


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さらには、近くの席にいた他のお客さんも、僕が無理やり席を立たせて(笑)、唄に合わせて店中のお客さんを巻き込んで、奄美島唄に合わせながらグルグル店の中を踊りまくりまして。

 


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まさにお祭り騒ぎの大盛り上がり。いや~、楽しかった~!(^^)

 

ちなみに、奄美の踊りは、両手を上げてハチの字にグルグルと回しながら踊るのですが、これには、島にようこそいらっしゃいませ、という意味が込められているのだそうです。

 

で、僕らと一緒に踊って騒いだお客さんの中に、てっきりスチュワーデスのグループかと思っていた、鹿児島美女3人組みがいまして。

 

食事の後、とても盛り上がったので、この後さらに盛り上がるためにも一緒にカラオケでも行きませんか? と、この美女3人組をナンパしたのですが、家で主人が待っているので今日はこれで帰ります、とフラれてしまったのは、ここだけの話です(笑)。

 

そんなこんなで、とても素晴らしい鹿児島の夜も更けて行きまして…。

 

本題の屋久島レポートは、この後続きます…。

 

なんか、「ヘミシンク体験日記」というタイトルと、どんどんかけ離れてきてるな~(汗)

 

 

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