バシャールと恋バナ その2 | 体外離脱サラリーマン・とみなが夢駆のヘミシンク体験日記

体外離脱サラリーマン・とみなが夢駆のヘミシンク体験日記

ヘミシンク愛好家のサラリーマンのヘミシンク体外離脱体験記。酒と阪神とヘミシンクをこよなく愛するアラフォー会社員がヘミシンクで知覚した出来事を楽しく綴る脱力系精神世界体験ブログ。著書『体外離脱するサラリーン』(ハート出版)全国の書店で大好評発売中!

さて本日は先週予告したように、バシャールから恋愛についていろいろ話を聞く第2回目です。


さて、先日話をしたとき、あなたは「人同士の出会いはすべて必然だ」と言いましたよね? ならなぜ人は恋愛と失恋を繰り返すのでしょうか? いっそ最初から両想いになれて一生添い遂げられるような相手だけと知り合って恋愛したほうが、失恋なんて悲しい思いをしなくて済むし、傷つかなくて済みますし…。

「あなたは失恋したことあるかね?」

もちろん! たくさんあります!!(ToT)

「そこから何を学んだかな?」

う~ん…自分の未熟さだとか、人の心の移ろいやすさ…とか、そんなことかな~…。

「その通り。人の感情というのは移ろいやすいものなのさ。出会った時は素敵な人だな~と思っても、相手の方がそう思い続けてくれるとは限らないし、それは自分だってそうだろう? お互いさまというものではないかな(笑)。

そもそも君たち人類の歴史を振り返ってみてごらん。自由に恋愛できるようになったのなんて、つい最近のことで、ついこの前まで、親同士が決めた相手と結婚して一生その人と添い遂げざるを得なかったり、政略結婚なんていうのも当たり前だったのではないかな?」

確かに僕の祖父母も、結婚相手は親同士が決めてきて、結婚式の当日までお互い顔も知らなかったって言ってましたね…。

「君たちは自由に恋愛をしたいと思って、今のような人間社会を築いていったのではないかね?」

別に失恋したくて今のような自由恋愛できる社会を築いたわけではないと思いますけど(笑)。

「失恋するような相手に恋の感情を抱いたのも自己責任なのだから、失恋して悲しむ必要がどこにあるのかね? 自分が選んだ相手なのだし、失恋も自分が招いたことなのだから、悲しむこともないと思うがね」

いやだから、誰だって失恋しようと思って恋愛をスタートしてることはないわけで…(汗)。

「人の感情というのは移ろいやすいものだということを、当たり前の前提条件としてよく理解していれば、失恋というのも受け入れられると思うがね。

人の感情は移ろいやすい上に、しかも人間同士の個性(パーソナリティ)というものも全然違う。
よい恋愛というのは、自分にないものを相手が持っていて、相手にないものを自分が持っていて、お互いが補い合い補完しあうという付き合いがよい付き合いなのだよ。これは恋愛関係に限ったことではない話だがね」

でも、例えば共通の趣味とか、好きなものが同じで、そこから恋愛関係に発展する場合もありますよね?

「お互いが、好きな同じことをやっていても違いというものは出てくるだろう? 例えば楽器を演奏するのが好きな人同士が惹かれあって恋愛関係になったとしても、相手をよく知るうちに、楽器を演奏することについて考え方の違いなどを発見することもあるだろう。

で、相手と自分との考え方の違いというものを知った時、そこから学べるものがあるのであればいい恋愛だろうし、そこから学ぶことがないのであれば、あまりいい恋愛とは言えないかもしれないね。

ただ、それは自分に相手から学ぼうという気持ちが足りないのかも知れないし、相手が実は自分が思ったほど魅力的な人ではないということかもしれないから、まずは相手から学ぼうという気持ちを大切にすることだと思うよ」

話がまた元に戻るようですけど、そもそも、なんで人は失恋するんでしょう?

「さっきも言ったように、人の気持ちは移ろいやすいものだ。そしてそれは、愛ではなくしょせん“恋”だからだろう。恋に駆け引きはあるが、愛に駆け引きというものは存在しない。

駆け引きで人と付き合っていたら振ったり振られたりということもあるだろう。これは男女間の恋愛関係に限った話ではないだろう。

相手に過剰な期待をかけすぎればうまくいかないものさ。だから恋愛関係になっても相手に過剰な期待をしないことだよ。

相手のよいところも悪いところも全体で受け止めようとすること。恋愛相手に自分の価値観を過剰に押し付けないこと。

それが恋愛を長続きさせるコツではないのかな」


なんか、みもふたもないこと言いますね(笑)。

でもそれってちょっと矛盾してませんか? 自分が付き合う恋人だからこそ、相手にはこうあって欲しいって思うわけで…。

それが赤の他人だったらどんな人間でどんな振る舞いをしようと知ったこっちゃありませんけど、好きな人だからこそ、そして恋人だからこそ、自分にはこう接して欲しいっていう願望や期待も生じるわけで…。

「相手に期待をして、自分への見返りを求めることが本当の愛かね? 相手を思えばこそと、あなたは言いたいのだろうが、それは結局は自分の価値観や人生観を人に押し付けるということだろう? 恋愛関係にあるというだけで、自分の価値観を人に強いるというのはいささか傲慢というか、相手に対して本当に思いやる気持ちと言えるだろうか?

愛に裏切りはないし過剰な期待というものも存在しない。なぜなら愛とは無限のエネルギーだから。

でも恋というのは無限のエネルギーではなく一時の感情だ。だから強くなったり弱くなったりするし、相手とのバランスが崩れればケンカになったり冷めたりもするのさ。

相手のことを本当に愛してるというのなら、例えば相手が浮気をしたとしても、自分のところに戻ってくることを待っていられるはずだ。

相手に見返りを求めない。それが愛というものなのだよ…」


(次回に続く…)


『体外離脱するサラリーマン』(ハート出版)
全国の書店・ネット書店にて大好評発売中!

Amazonからのご購入はここをクリック