自由な時間が取れるようになったら最優先で行こうと考えていた九州旅行。
最初は九州一周を考えたんですが、楽しみは残しておこうということで、
今回は福岡、大分(ちょこっと)、熊本、長崎、佐賀を駆け足で回ることに。
まとめていうのであれば「天候に恵まれた食べ過ぎ旅」でしょうか。
2024年5月13日(月) 静岡空港に向かうときは大雨でしたが、福岡空港に着いたときは快晴で、それから5月15日(水)午前中に少し雲が出ましたがそれ以外は5月17日(金)まで快晴が続き、景色を満喫できました。
<1日目>福岡空港からレンタカーで太宰府天満宮→九重“夢”大吊橋→黒川温泉泊
静岡空港を7:35発に乗れば9:20には福岡空港に着いてしまうんですね。
太宰府天満宮は外国人観光客と修学旅行客で大混雑。
学問の神様ですが我々はボケないことを(手遅れかもしれませんが)お祈りしました。
そして予定通り御朱印帳を購入。
梅のデザインが素敵ですね。
ランチの前に名物の「梅ヶ枝餅」をパクつきながら、「大宰府バーガー」のお店に向かいます。
2種類の唐揚げを挟んだバーガーは味の変化も楽しめていいですね。
この後は九重“夢”大吊橋でちょこっと大分県に足を踏み入れます。
吊橋もすごいんですが、橋から見える3つの滝(男滝、女滝、子滝)も壮観。
橋の上にいた警備員さんによると、子滝はいつも見えるわけではないとのこと。
前日かなり雨が降ったので運よく見ることができたようです。
宿泊先の黒川温泉は九州に行ったら絶対に泊まってみたかった温泉です。
人気の温泉地なんですがとにかく静か。
宿泊先の「のし湯」さんは全11室、大人のみということもあり、落ち着いた時間が流れていきます。
木漏れ日の中で露天風呂を楽しんでいると、録音されたかのような“ホーホケキョ”とうぐいすの鳴き声が。
自然の演出には何物も敵わないですね。
そして料理。
中でも一番の楽しみにしていたのが「あか牛」
静岡でも何度か食べているんですが、やはり本場熊本でいただくと別格です。
<2日目>黒川温泉→阿蘇→熊本城→天草泊
朝風呂の後の朝食は目でも楽しめる華やかさ。
妻は苦手な(食わず嫌いな)明太子に初挑戦。
感想は「美味しい~!」と想定内の反応。
名残惜しいですがこれまた楽しみにしていた阿蘇に向かいましょう。
先ずは代表的な絶景スポット「大観峰」
阿蘇の山々も素晴らしいんですが、麓に広がる田園風景が組み合わさると更に魅力がアップ。大自然とそこに暮らす人々の営みが同時にそこにあります。
ずっと座って眺めていたいところですがまだまだ素敵なところが待っているので次に行きましょう。
次の肥後の国一之宮阿蘇神社は、2016年の熊本地震で甚大な被害を受けましたが復旧が進んでおり、倒壊した楼門も見事に蘇っていました。
御朱印もいただきました。
さあ、ランチを兼ねて草千里に車を走らせましょう。
待っていたのは
雲一つない青く澄んだ空と瑞々しい緑のコントラスト。
ガイドブックに載っていた写真よりもきれいな景色が目の前に広がっているってなかなかないですよね。
と景色を楽しんでいてもお腹は空くものです。ここでもあか牛。
あか牛丼と赤牛ステーキを注文しシェアすることに。景色が良ければ料理の味もアップ。
あか牛堪能しました。
次の熊本城の向かう途中にTSMCの進出で今話題の菊陽町を通りましたが、突如マンションが立ち並びエネルギーを感じる町でした。
熊本城はかなり復旧が進んでおり、石垣や一部建物にその被害の痕が見てとれますが、ここに至るまでは大変だったんだろうことは想像に難くないですね。
阿蘇神社、熊本城以外も復旧は進んでいるとは思いますが、人命こそが最大の被害でこれは取り戻すことはできません。ご冥福をお祈りいたします。
品実の宿泊先 天草に向かう途中、海苔の養殖場が広がっており「これは海苔が美味しい」とピンときた妻は翌日道の駅でキッチリ購入してました。
ということで、私が大学の卒業旅行で訪れたことがある天草で宿泊です。
今回の宿泊先は「ホテル竜宮」さんです。
西の海を望む部屋、インフィニティ露天風呂、食事処、どこからも夕日が堪能できます。
特に当日が雲一つない天気だったので期待以上でした。
食事は海の幸尽くし。
特に名物の“タコのやわらか煮”はタコってこんなにやわらかいのって感じで驚いてしまうほど。
秘伝の煮方でないと固くなってしまうとのことです。
<3日目>天草鬼池港からフェリー→長崎口之津港→小浜温泉→長崎→西海橋泊
この日は午前中雲の多い天気でしたが穏やかなフェリー旅を30分楽しみ、
小浜温泉(オバマ大統領就任時に話題になった)で温泉地ならではのランチ。
通常は雲仙周辺を観光するんでしょうけれど、我が家は食事優先。
高温の温泉蒸気を利用した蒸し釜料理です。
好きな食材を選んで蒸しあげてもらうというシステムです。
味はもちろんですが、イベント性も楽しめてお薦めですよ。
隣には温泉がテイクアウトできる施設もあり100ℓ300円とのことです。これ近くにあれば定期購入決まりです。
食事の後は長崎市街の定番 大浦天主堂とグラバー園観光。
どちらも修学旅行でごった返しており、ちょっとマナーに問題のある場面に遭遇しながらも、遠くキリスト教伝来時の弾圧に思いを馳せ、映画「沈黙」を思い浮かべるミッション系大学OBでした。
グラバー園からの眺めは最高。夜景はどんなにきれいなんだろ⁉
路面電車が走る道路の運転に苦労しながらも無事宿泊先の「TAOYA西海橋」さんに到着。
3泊目となると懐石料理ではワンパターンになってしまうことと、松島「一の坊」さんではまってしまったオールインクルーシブを楽しめるということで選択してみました。
食事は和洋中デザート、飲み物も滞在中は自由ということで、普段の2倍以上いや3倍位食べて飲んで体重が気になる…
<4日目>西海橋→呼子(ランチ)→糸島→福岡空港→博多泊
朝から強風のため、予定していた九十九島展望台はパスして早めに呼子に行って朝市を見てみようとなりました。
朝市ではイカの一夜干しを購入、発送してもらいました。
残念ながら、強風のためイカを干す風景には出会えませんでした。
そしてランチは、元祖イカの活作り「河太郎」さんです。
11時開店で10:45に到着したんですが整理券は26番目。
呼子大橋を撮影しながら30分ほど待って入店。
2人ともいか活作り定食を注文。
こんなきれいなイカ見たことない。包丁の入れ方もきれい。食べている途中にも足が動くほど鮮度抜群。
途中で下足は天ぷらにしてくれます。
朝もバイキングでいっぱい食べているので、食べきれるか心配になるくらいボリューミーに見えましたが、天ぷらも意外にもたれることなくペロリといただきました。今まで食べたイカの中で一番美味しかったぁ!
続いて最近TV番組でも紹介されることが多い糸島エリアを目指しましょう。
見どころはいっぱいあるんですが、時間の関係で二見ヶ浦と櫻井神社に絞ることに。
強風のため波がすごかったんですが、空と海の青、波と鳥居の白のコントラストが印象的でした。
櫻井神社では御朱印をいただく併せて夫婦円満をお祈り(神頼み)しました。
後は福岡空港でレンタカーを返し、中洲川端の「ホテルビスタ福岡」にチェックイン、夜の天神・中洲を楽しむのみ。
博多名物はたくさん過ぎてどういう順番で食べようか迷うところですが、先ずは“かわ焼”でスタート。
「とりかわ博多 かわっこ大名本店」さんにオープンと同時に入店。ここは妻がYouTubeでチェックしていたお店。
他の有名店は静岡に支店があったりしますし、ここはメニューが豊富なことも決めてとなりました。
どれも美味しかったんですが、特にとりかわの塩とアスパラ巻きが絶品でした。
とりかわ塩は後から5本追加注文したほど。
満足した後は、二つ目のメインである屋台。
二人とも豚骨ラーメンが苦手なので、焼きラーメンを出す屋台を探しますが、強風のため休んでいる屋台が多いとのことで何とか発見。「風来けん坊」さんに何とか席を確保できました。焼きラーメンとおでんで屋台を体験、味も良かったですよ。
中洲の夜景はやっぱりきれい。
ひと際行列が目立っていた「一蘭」だけのビルもすごかった。
<5日目・最終日>市内観光とお土産購入
少しゆっくり観光しようということで、予定していた宗像大社は磁界に持ち越し、スタートはホテル近くの櫛田神社をお参り。ここは博多祇園山笠が奉納される神社で飾り山笠が展示されています。
もちろん御朱印もいただきました。
次は妻のリクエストで福岡タワーへ。
日本で3番目に高い展望タワーとのことで眺めは最高。
バスでキャナルシティ博多に戻り、噴水ショーを見た後ランチに突入。ここでもつ鍋をチョイス。
醬油ベースの一人もつ鍋はランチでもそれほどハードではなく美味しく頂きました。
九州旅もそろそろ終わりに近づいてきました。
歩いて行ける住吉神社(筑前国一之宮)をお参り。
博多駅徒歩15分ほどのところにこんな静かな場所があるんですね。
ここでも御朱印をいただきました。
後は博多駅でお土産をいろいろ迷いながら購入し、福岡空港へ。
19:30発FDA便なので、空港で軽く食事。散々迷いましたが、博多名物 一口餃子に決定。
これで博多名物かなりクリアしましたよね。
飛行機は予定通り20:55に静岡空港に着陸。
好天に恵まれた満腹旅は無事終了したのでした。
次は、福岡・大分・宮崎・鹿児島ですね。楽しみだぁ!
長いブログにお付き合いいただきありがとうございました。