ある時こんな資料をSVが持ってきた。

「煮○め○日」の検証結果。


1位 a店 30個
2位 b店 25個
3位 c店 23個

A地区 平均発注量 21.3個
B地区 平均発注量  6.1個


というような感じの表である。

なんと、発注量の検証である。


何のための検証なのだろう。 

売れても売れなくても関係ない、発注量が全てだよって? ベンダーか?

本部の姿勢がうかがえる。


これにはあきれたのを通り越して笑えた。

本部の店舗指導員、一般的にはスーパーバイザー、略してSVと呼ばれる、いわゆる経営のプロである。

商品を売るためのノウハウから経営指導まで出来てしまうスペシャリストである。

数年に一度SVが変わるわけだが、そのたびにマネージャさんが来店しSVを紹介する。

私の場合ほとんどが新人SVばかりだった。

マネージャーさんがSVを紹介するときに、時として「オーナーさん、新人SVですので教育してあげてください」と加盟店オーナーに言う。全く理解できない言動である。

まあ、当然謙遜だろう。何年も教育されてきた経営のプロに教育なんて・・・・ありえっこないよ。

しかし、謙遜ではなく「マジ」なのだ。強力に恐ろしい。


頑張ってSVを教育しても得られるものは虚脱感のみ。教育費用なんて出ないですから。

私だけかも知れないですが、私は100%そんな感じでした。

ごくごく一部そのようなSVが居るだけかも知れませんが。

かなしいかな、これが現実です。


幼かった頃、私は「経営指導が行える」 ということは 「中小企業診断士とか資格を持っている」 と思っていた。

そんな資格なんて持っていないどころか、会計について聞いてもしっかりと答えられないSVすら多数いるようだ。

SVだけじゃなく、マネージャしかり。


これから加盟を考えている人はよ~く考えた方が良いですよ。全て自己責任ですから。

いわゆるPB商品であるが、10年くらい前から私の加盟していた某コンビニでもナショナルブランド(NB)に対応していろいろ出してきた。しかしながら価格がNBよりも高いのだ。何故高いかSVにやマネージャーに何度か聞いたが、「NBに比べて品質が良いから」という答えが必ず返ってくる。しかしながら、私はいつも疑念を抱いていた。NBは宣伝費は全く入っていない、しかも、NBを改良もしくはパッケージだけを変えてPB化したものは開発費もさほどかからないだろう。(絶対に安くできるはずなのに何故!) しかし、某コンビニはPBの方がNBよりも高価な品が多かったのだ。PB=良い品をより安く というイメージが私の頭の中にあったが、全く違っていた。


しかし、今はどうだろう。PBがNBよりも安い値段設定で展開されている。考えてみればごく当たり前なのだが、消費者に根付いてしまった「コンビニ=高い」というイメージを払拭するまでには相当な時間を要するだろう。もっと早くからこの戦略をとっていれば、今のような落ち込みは無かったのではないだろうか。