先日なかなか面白い店に行って来た
そこはタイ料理屋さんで
一応ネットでも詳細はなくとも名前は出てくる店である
タイ料理自体馴染みのない土地には
当然レストランも僅かしかないのだが
都会とは違って流行に乗った感じのないそういう店には
店主の思い入れが詰まっていてそうな気がする
へんぴな場所にあるその店にも
そんな期待感を持って訪れてみた
地図どおり行くとすぐに建物を確認出来たが
見るからに怪しいその外観
建物の壁には手書きで決して奇麗ではない文字で店名が書かれている
昼間はタイ式マッサージを営み
夜はレストランを営業しているようだ
なぜかレストランは二階で
建物脇の鉄製階段をコンコンと上り
カルチャーセンターの入り口のようなドアを開けた
いらっしゃいませ
と言ったのは目の前の座敷でくつろいでいるオッチャンだった
オッチャンと近所の知り合いのオッサンらしき人物
そしてタイ人女性はオッチャンの奥さんだろう
その三人は客席の一角に腰掛けテーブルに晩ご飯やらを広げていた
客は扉を開けた僕等だけ
その瞬間に「ヤバいかな」という思いがよぎるのは想像出来るだろう
それでも席について
意外と豊富なメニューの中から選んで注文した
するとさっきまで座っていた奥さんは足取り重く厨房の方に向かった
しばらくすると料理が運ばれてきた
皿も盛りつけもまるで気の抜いた感が出ていて
まぁそれは予想がついていたのでとりあえず口に運んでみた
これがとても美味しかったのである
ほほう~と思っていた矢先
オッチャンが僕の車を見たようで
「ジムニー乗ってはるんですか?」と話しかけてきた
駐車場にもともと止まっていた年式の同じジムニーはオッチャンのだった
それからオッチャンはジムニー話をひたすら振ってきて
結局会計が済んでも
僕が自分のジムニーに乗ってその場を立ち去るのを見送るまで
オッチャンはそばを離れる事がなかった
ちなみに奥さんは料理を作り終えると
また座敷に戻りそのまま横になった…
この店を行こうと決めた決め手には
とあるタイ在住の日本人の方がブログでこう載せていたからだ
20数店日本のタイ料理屋さんに足を運んだが
その中で100点を付けれる店がある
それがこの店
…味が本場の味らしいのだが
いくらなんでも店の雰囲気というのも重要である
感じ方は人それぞれである