6日目前半「頭が痛い」 | mellow diary

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相変わらず訳の分からないこと言ってます

また、早朝からの出発
昨日の疲れは無い

目的地のナムツォまで予定移動時間6時間
長い移動も楽しみのひとつ

この日のツアーメンバー
剛さん(鳥葬ツアーでも一緒)
やよいさん(鳥葬ツアーを共にしたマメ君の彼女)
健太郎君(チベット大好き旅人)
そして僕の4人
車の定員と、長距離なので余裕を持って今回は4人ツアー
現地一泊の予定だ

「ナムツォ」とは標高4700メートルに位置する湖
「ツォ」というのが湖という意味らしい
健太郎君はナムツォに行ったことがあるらしく
その素晴らしい景色を
目を輝かせて話してくれた
湖もさることながら、夜の満天の星が凄いらしい

夜明けと共に出発した
うっすらと明るくなり始める
空が灰色から青白く色を変える
空には雲ひとつない
今日は快晴だ

車窓からは同じような景色が続く
けれどそれに飽きる事はない
朝日が少しだけ靄のかかった平原を照らす
雪の残る山頂で煙のように雪が舞った

天候に恵まれたことに僕らは浮かれ
呆れるドライバーをよそに
何度も何度も車を止めてもらい
写真を撮りに外へ出た

現地までの行程最後の街で
お菓子やカップラーメンを買い
ついでに食堂で昼食をとる
中華料理にはずれは無い
おかずと一緒に白ご飯を頬張る

途中チベタンと写真を撮る
チュバと呼ばれるチベタン衣装を身にまとい
ヤクの世話をする
そしてなぜか携帯電話を持っている
こんなところで通じるのだろうか
照れ屋だけどとても友好的で笑顔が絶えない
デジカメ(僕のじゃない)は撮ったのをその場で見られるので
みんな喜ぶ
日本人はきっと好かれているんだろうと思う
中国人(漢民族)は好かれていないらしいけど

道はもう舗装されていない
揺れがひどいのでドライバーは気を使ってか
かなりゆっくり走っている
なかなか感じのいいドライバーだ

車は山間に入り込み
道がなだらかな登りにさしかかる
途中に峠があって
それを超えると湖が見える
そう健太郎君が教えてくれた
上り坂を行く
標高がどんどん上がる
道沿いに川が現れた
流れていない、全て凍っている
川幅が20メートルはある川が白く凍って上を歩けた
峠が近い

タルチョが山のように積まれている
峠に来た
車を止めて外に出た
空は青く済んでいるのに、風が強く空気が冷たい
峠の向こうに
青白い湖が見える
空の青を映しているが、それは白く凍っていた

興奮してカメラのシャッターを切る
しばらくすると身体に異変が起きた
頭が痛い

この峠は5500メートルに位置している
高山病の症状が出ても何ら不思議ではない
景色を見たいけれど
頭が痛いので車に戻った
車の中はまだ頭痛はましになる

ここからいっきに峠を下り
湖の畔の宿まであと1時間ほど
心が躍る

途中に羊を連れるチベタンを発見
降りて写真を撮る
チベタンのおっさんに時計を交換しようと言われたが
親父のプロトレックを勝手に借りてきていたので
断った
チベット語は全くわからない
でもおっさんは多分そう言ってた

湖のすぐ近くを走りながら
ようやく宿に着く
けれどそこには宿と呼ぶにはあまりにも簡素な
プレハブ小屋のような建物があるだけだった