埼玉県秩父市にある宝登山神社を参拝。

 

 

 

 

本殿に参拝した後、宝登山の山頂にある奥宮まで行ってみる事にしました。

 

自分の足で登山する事も出来ますが、勿論、そんな疲れる事はしません(笑)。

 

頂上まで直通のロープウェイを使って向かいます。

 

 

案内に従って歩いていくと、

 

 

おやおや…?

 

 

何だ、この傾斜のきつい山道は…。

 

というか、歩いても歩いても、ロープウェイの駅が見えてこないんですけど。

 

 

そもそも、こういう道を歩きたくないから、ロープウェーに乗りたいんですけど…

 

そんな事を思いながら、ヒーヒー荒い呼吸を吐き、違うモノまで吐きそうになりながら山道を登っていくと、ようやくゴールが見えてきました。

 

 

いや、やっとスタート地点であるロープウェイの駅に到着しました。

 

ちなみに、私が上がってきた山道は一番の近道であって、もっと緩やかで舗装された道もあります。

 

それに気付いたのは帰り道だったのですが…(笑)。

 

 

ヨロヨロとした足で倒れ込むようにベンチに腰を下ろすと、吹き抜ける風が涼しくて癒されます…。

 

 

ロープウェイは30分に1本くらいのペースで運行されているので、次の発車時刻が来るまでは、しばし休憩。

 

 
とりあえず、身体から大量に抜け落ちてしまった水分を補給します。
 
 
本当に喉が渇いている時って、炭酸飲料よりも普通の水が美味しいですよね。

 

 

往復1200円のチケットも購入して、

 

 

ロープウェイに乗車します。

 

正直なところ、頂上の奧宮に行きたい気持ちが3割、ロープウェイに乗ってみたい気持ちが7割くらい。

 

 

上りのロープウェイは「もんきー号」。

 

宝登山の山頂には、猿や羊、鹿など様々な動物が観られる小動物公園もあります。

 

ロープウェイの床には動物たちのイラストが描かれていました。

 

ちなみに、下りのロープウェイは鹿の「ばんび号」。

 

 

標高397メートルの頂上目指し、約5分ほどのロープウェイ体験です。

 

 

ほとんど緑と青空だけの視界。

 

 

そして、無事に到着。

 

 

こういうロープウェイとか、モノレールとか、路面電車のように、普段の生活で乗る機会の無い乗り物に乗るのは楽しいですよね。

 

 

ロープウェイを降り、駅の外に出てみると、

 

 

気のせいかもしれませんが、山の麓と比べて涼しいような感覚がありました。

 

多分、気のせいなんでしょうけど。

 

 

こういう見晴らしの良い風景を見ると気分が癒されるので、身体も気持ち良く感じるのかもしれません。

 

 

宝登山神社の奥宮までは「ロープウェイ駅から徒歩5分」という事になっていますが、私の場合、残念ながら5分では到着しませんでした。

 

なぜなら、

 

 
こういう長い石段があったので。
 
元気に軽々と上れる人は居るのでしょうけど、私の場合、ここだけで10分くらい費やしてしまいます(笑)。

 

 
途中で腰を下ろして休める場所も見当たらなかったので、膝に手を当てて一休みしながら、ゆっくりマイペースで登っていきます。

 

 
ようやく視線の先に白い鳥居が見えてきても、それからがまだ遠い…。

 

 
膝と腰をプルプル震わせながら、やっとの思いで登頂。

 

 
古代、日本武尊が宝登山を訪れた時に神様を祀ったのが、現在の奥宮が立っている場所だったと伝わっています。
 
後世になって山の麓に里宮が築かれた時に、こちらは奥宮として残されました。
 
社殿の前で左右に鎮座しているのは狛犬ではなく、どう見ても普通の犬。
 

 

日本武尊が訪れた宝登山で山火事に巻き込まれた時に、彼を導き、火を消し止めて助けた山犬が「大口真神」として鎮座しています。

 

 
「大口真神」は、現在絶滅しているニホンオオカミの異名とされています。

 

 
ここでは山麓にある里宮とは異なった御朱印が受けられるので、御朱印を集めている方は、是非こちらにも参拝してください。