して会っているせいか、しばらく泊りに来なかった。彼女
が泊る朝は必ず私が住んでるホテルのビュッフェを食べる。
一人暮らしの普段の朝食はいたってシンプルなので、私も
朝食ビュッフェは大いに楽しみである。70過ぎても(両親
は二人とも60代で亡くなっている)こうして元気で毎食
おいしく食べられてダンスも出来る何とありがたい
ことだろうか
いつまで生きられるかは神のみぞ知ること、いつも言う事
だけれどできるならば病気で入院したりすることなく、
自動ドアで生の世界から死の世界にスーッと行くような
終り方を迎えたい。そんなわけで今はどの瞬間も大切に
感じられるようになった。昔はけっこう尖っていた部分
が、最近はなんとなく丸くなってきたのではないかしら。