◯◯ちゃんを許可します! | 幸せな猫...felix feles...

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5歳差の男児2人を育児中。
広汎性発達障害の長男との奮闘記でもある。
実母を膵臓癌で亡くした記録も少しずつ記したい。
母方の認知症の祖母の記録も残したい。

2015年7月半ば、やっと自分のためのセッションを受けられた。
たかもりくみこさんの「Creating my life光のセッション60分対面」。
5ヶ月前に子育てセッションで息子のことをみてもらいました。
そして感じたのは、私の場合は、育児の困難は私自身の問題なのでは?ということ。
たかもりさんは決してそんなことは言いませんでした。
お母さんのせいで、なんて言いません。
でも、私の中で育児の突破口を見出すには自分を知るしかないと感じたのです。

仕事はちゃんとやったら成果が出て、達成感を具体的に感じ取れて、人が喜んでくれて、褒められる。
育児はちゃんとって言っても正解が分からないし、日々変わる子どもの成長に数日前までの経験値が当てはまらず、自分の力不足を日々突きつけられる。私にとって育児は自分の情けなさを日々お知らせされるような苦痛があり、丸一日一緒にいるとぐったりでした。
もちろん、可愛い~のですが。

たかもりさんの光のセッションで現在を打破していくために未来につながるために今すぐ取り組めることとして教わったこと。

「自分のネガティブな所と向き合うのを避けているよ。」
「怒り、恨み、嫉妬、そういったネガティブな気持ち、痛みを認めていくこと。」

ネガティブな気持ちってなんだろ?
よく分かってないかも?

怒り、恨み、怨み、妬み、嫉み、嫉妬、不安、恐れ、イライラ、罪悪感、恥ずかしい、何もできない無価値観。。。?

喜怒哀楽といった感情の中で、ネガティブな感情は以下の通りだそうな。

怒り:自分の品位を落とすような、自分自身や自分の属性に対する攻撃や侮辱を経験する。

不安:漠然とした、いまだ不確かな脅威を経験する

恐れ:直接的に身に迫る具体的な危険を経験する

罪 :道徳的規範に違反する

悲しみ:修復不可能な喪失を経験する

羨望:誰か他の人が持っており、自分にないものを欲しがる

嫉妬:愛情を向ける相手に近づき、その相手を奪い取ってしまう第三者に対して憤慨する

嫌悪:とても消化できないようなものや不快なもの、考えなどに近づいてしまう

ネガティブな感情って、セッションから2ヶ月たった今は自分の一部として親しく感じますが、セッション当時はオドロオドロしくてとても近寄りたくないものでした。

ネガティブな気持ちを認める?向き合う?
具体的にどうしたらいいのだろう?

いろんなやり方があるとは思うのですが、てっとり早く、「△△(ネガティブな気持ち)と思った◯ちゃん(自分の名前)を許可します。」とスマホのメモに書きためていきました。
最初は仕事のこと、友人のことしか出てこなく、一ヶ月ほどして、幼少期の母親との関係での怒りなどを思い出せるようになりました。

以下、ネガティブのオンパレードなので読みたくない人はすっとばしてくださーい。
◯ちゃんとは私自身のことです。
********
・母親ともっと遊びたかったー!と怒っている◯ちゃんを許可します。
・お母さんと一緒にいたかったんだよー!お母さんに甘えたかったんだよー!と叫んでいる小さな◯ちゃんを許可します。
・親を困らせてはいけないと思って我慢してきた◯ちゃんを許可します!がんばったね!もう頑張らなくていいのよ。親は困らせていいの。親なんだから。よく頑張ったね!(この時はじめて涙が出てきました。)
・楽をしようとする人に腹を立てた。それだけ私が頑張っているということなんだと気づき、◯ちゃんをギュッと抱きしめてあげました。(イメージとしてね)
・息子にバカと言ってしまった◯ちゃんを許可します。
・母親に幼少期の夫婦喧嘩が辛かったと訴えた時、謝罪もなく、受容もなく、夫婦で言い合える方がいいのよと自分たちを肯定しただけだったことが納得いかないし、許せない◯ちゃんを許可します。
・自分が他の人と違う一面を持っていることに劣等感を抱いている◯ちゃんを許可します。
・ありのままの自分を受け入れていない◯ちゃんを許可します。
・母が私を捨てたと感じて悲しんでいた◯ちゃんを許可します。
・自分のテリトリーに他人が入ってくることが苦手な◯ちゃんを許可します。
********

こんな感じです。


この作業で気づいたこと。
私は長女で第一子で、母親に頼りにされていることが分かっていたので、母親を困らせてはいけないとずっと思ってきたこと。小さな頃から我慢を重ねてきていたこと。
今更気づいたんですね(⌒-⌒; )

もう一つ気づいたのは、息子に怒りが沸いてくるときの怒りポイント。

「もう、どーして、私を困らせるのよー!!!」

私が親を困らせないように頑張っていたのに、どーしてあなたはー!という根っこがあったから、異常に腹が立つんだー。

子どもは親を困らせていい存在。それが子ども。親になった今、私ははっきり言い切れます。親は子どもに振り回される存在なの。
うまく言えないから不快に思う人もいると思うけど、親子の礼儀や作法を無視して傍若無人に親に振る舞って良いという意味ではなくて。
親を困らせないように、親の気持ちを先に汲み取り、親が嫌がるだろうなぁと思うことをしないように気を使うこと、親の性格をおもんばかって自分の気持ちを出さないようにする必要はないのではないかという感じ。

小さな小さな昔の自分をギューと抱きしめて、頑張っていたのね、もういいのよ、と話しかけました。
今まで見向きもされなかった過去の痛みに光が当てられて、私の中の痛みちゃんが気づいてくれてありがとう!と喜んでいるようでした。
闇から光へ移動した感じがしました。

最初、ネガティブな気持ちを見つめることは、暗~い世界にドドーンと落ち込むのではないかと不安がありました。

でも、

ちがったー!!
面白いのだけど、真逆で。
明るくなったー!

心の奥底に無意識に隠し込んでしまい込んでいた感情を解放してあげるってことなのかも。
気づいて!
解放して!
と感情たちが家族や職場、友人など身近な人を通して訴えてくるそうです。


疲労が優先して、息子にイライラをぶつけてしまうことはまだあるのですが、以前よりずっと関わりが楽になりました。

何か自分にも問題があるのでは?と薄っすら感じられているものの、どうしたらいいのか迷っておられる方がもしおられたら、
ネガティブな感情が沸いた時に、
「そう思った◯ちゃん(自分)を許可しまーす!」
と書き出す方法、よかったら試してみてください!
私はこの方法を今も続けていまーす。
ふーん、自分ってこんなことを思うのね、と自分探しの助けになっていますよー。
今更、自分探しも恥ずかしいですが…

おっと。
「自分探しを恥ずかしいと思った◯ちゃんを許可します。」笑