5月17日 三日月 12:34-01:40
私はレコードを聴いていますが、針が消耗品で、次第に入手が難しくなってきています。
なので、針を使わないレコードプレーヤーというのを見つけたが、お値段が素晴らしい…。本当に良いものなのか、実際に聴いてみたいものだ。本当に針無しでレコードの音を再現できるのか?
私が心の中で「お師匠様」としているお方が何人かおられるのだが、その中のお一人が、
『イギリス製ので25年前に聴いたけれど、好みの音ではなかった&AB両面が同時に聴こえて来た』と思い出して下さいました。25年ほど前のことですが、お師匠様の周囲の方々も同じような評価だったそうです。
レコ-ドは、針で聞いた方が良いとお師匠様は考えておられるようです。高いオーディオでなくても、針が良ければ
非常にいい音で聴くことができるそうです。
お師匠様は、25年前に有名な職人の作成した針(軍事用の人工ダイアモンド製の針)を勧められましたが、躊躇したら、他の人に買い取られて無くなり、1年後にやっと入手した最後のの針も、先に欲しい人がいたために、買うことができなかったそうです。
レコード針の職人さんは、有名な英国人高齢者の職人で、高品質の軍事用の人工ダイアモンドを入手できないために、もう良質な針を作成できないらしいです。
高額な針でのレコードの音は、音が異なりクリアで深みがあったそうです。安価なオーディオでも50万円の針を使用すれば、高級オーディオの音になるそうです。
アマゾンで見たら私が普段聴いているプレーヤーは1万円を切っていました。今週見つけたその針は千円の桁です。
私の生活とはかけ離れた世界にお住いのお方のお話ではありますが、お話はいろいろと刺激になります。
お師匠様がおっしゃるには、高額オーディオ購入者のほとんどは、ジャズを聴いている愛好家で、ジャズを聴いている方は、聴いている音域が広く一番音にシビヤなので、ジャズの世界の専門家が、日本製の針のいらないレコードプレイヤーを高く評価していれば、購入する価値は、あると思う、とのことでした。
ちなみに、岩手県内にも針のないレコードプレーヤーが入ってきているようです。が、私がそのプレーヤーを体験できるかどうかはわかりません。自分のレコードを持っていって聴いてみたいものですが。