先週だったか、ふたご座流星群のピーク時があり、
今夜はふたご座のあたりからの流星群がすごいらしいよ
と娘と夫に伝えた。
2人は嬉しそうだった。
オットはもともと星座や宇宙が好きで
(自慢じゃないが私もそうだ)
娘は今、蠍座に夢中である。アンタレスの。
止める間もなく夫はベランダに出た。
「見えるはずないよ、
ここは首都圏で空気が美しくないから」と 止めた。
YouTubeでライブ動画流している人がきっといるから
YouTubeで見てみよう!
そうだね!
野辺山からの配信で天文所で勤務なさっている方の配信だった。
でも...さすが野辺山。
星が見えすぎて、判らない。
次にお姉さん2人が配信している動画にした。
お姉さんたちのおしゃべりは要らなかったが(アナウンサーとコメンテーターという感じの2人)
Twitterからツイートできるらしく
その画面を見ながら
時々、「今流れましたーー!!」
というのがあった。
そこは巻き戻し出来るので
3人でよーく画面を見つめると
夫が
あった!と言った。
どこ?どこ?と
我が家の女性2人は教えて欲しいと懇願した。
ほら、ここだよ。
わー。あったね。
(やはり私の想像通りだ。
おたまじゃくしのようだ。)
そしてオットは
ふたご座はオリオン座の斜め上だから....と
首都圏のベランダで
娘を毛布でくるんで抱っこしながら見始めた。
うわーーーーー✨✨
という歓声が上がったため
何?と顔を出したわたし。
見えたんだよ。
すごかったよね、流れ星。🌠
(く、くやしい🫦....、心が狭いぜ)
内心思いつつ、
よかったねーと2人を迎えた。
見えた?と娘に聞くと半泣き。
?????
夫 : それが、すごく明るく急に現れたのでびっくりして目をつぶっちゃったんだよね。
だそうだ。
大丈夫。見られたんだから素晴らしいよ!娘を励ました。
それから10分後、
わたしは完全防寒服で、ベランダに仁王立ちした。
執念だ。
執念こそ、結果を呼ぶ。(悔しがり屋😎)
夫 : 上ばかり見てるとまた、頸椎が痛くなるよ〜。
(あまり頸椎が強くなく困っているわたし💦)
わたし:
ご心配めさるな。
わたしは今全筋力と能力を集結させている!
待っておれ(すぐに時代劇語になる。)
それから5分。
き、きた。
そう、キターーーーーーー
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
流れ星、キターーーーーーー
キターーーーーーーと
叫び、
ゴーーーーーール!!!!
とまで言った。
近所迷惑であり、
もはや タダのバカである。
ふたご座流星群、見えた---
火球みたいだった。マイナス2等星程。
(ちょっと大げさかな😅)
わたしは首が痛くなるのを避けて
オリオン座を注視していた。
オリオン座をベランダから見ていたらキターーーーーーーー🌠
長い長い明るい尾があって、
2000本安打、センター前。のように美しかった。
これは、星がよく見えない首都圏だから見えたのだろう!
故郷は星が見えすぎるのでこれほど鮮やかには感じないだろう。
これがわたしの感想。
星が見えすぎる故郷では
こんなに流星は目立たない。
いいとこ、おたまじゃくしのヒュン、だ。
空気の美しくないところで
良い経験をした。
これは娘が泣くのも無理はない。
だって、明るくて長くて美しいから。
わたしは......
1.0のメガネ買っといてヨカッタ。(^_^)v
それを故郷の従兄弟に話すと、
え?今まで流れ星見たことなかったの?
うん。
見たかもしれないけど
満点の星空だったから
あまり記憶にないのかも。
そっかー。
僕はね、昼間でも夜でも空をよく見るからね。
....
私は従兄弟に私は言った。
「空を見上げられる人はね、
勇気のある人。そして
覚悟のある人だよ。」
人間は強い時もあれば弱い時もある。
それでいい。
重力に身体も心も負けちゃうことってあるんだよ。
そうするとね、
なんとか生きてても
空を見上げるには至らないことがある。
空を見上げる人は
それまでの人生で勇気を持たざるを得なかった、
持てた人。
苦悩を乗り越えて、時には生死も乗り越えて
「覚悟」を持っている人
ではないかとわたしは感じるのだ。