あらら。
暗い記事を書くと、自分も暗くなりますね。

いかん、いかん。


これはお母さん(義母)のことでも思い出そう!!


わたしの義母は、

すごい人です。


いい感じで 距離を保ってくれて、

いい感じで 心配してくださる人。

頼られると、ぐっと生命力が増す人。

ありがたいです。


義母も実母と一緒で、cancerのサバイバーです。

それにもかかわらず、わたしのことを実の娘のように心配してくださいます。


西の方に住んでいるので、関西言葉です。
それも、関東育ちには小気味よいです。

最初に
「あのなあ、

 これからはな、 本当の娘だということで接するからな。」

と、入籍して言われて

ありがたいけど、距離感にびびりました。

夫に
「距離感がなあ、
どうしよ??
ありがたいけど、しんどいねん。」と伝えたら

自分から母に言う、と言ってくれたのですが
それはあまりにも気の毒なので、
夫が気持ちを受け入れてくれるだけでありがたい、と考えるようにしました。

そのうち、

少しずつ、距離感がつかめてきて

自然と、お母さんと呼ぶようになりました。


実は、実母を亡くしてるので

実母以外の人を「お母さん」と呼ぶことに ものすごく抵抗があったのです。

でも義母は
なんというか、そのあたりも察してくださるのか、ちがうのか、
そう、
義母自身も、実のお母さんを40歳そこそこ(当時)で亡くしているんです。
そのため、お兄さんやお姉さんが 義母の親代わりだったのです。

だからだと思います。

「お母さんをなくしているんやから、
お父さんとな、妹さんを大事にするんやで。

こっちにはな、帰省とか気を使わんでいいから、
実家に帰りなさい、
顔を見せてあげなさい」

と言ってくださる人です。


義母はすごい人です。


あと、
結婚する前からですが、

夫の周辺に
「お母さんの陰」をまったく感じませんでした。
親離れできているというか、
マザコンのマの字もなかった。

わたしが心配したほどです。

「世界で一番食べたい料理=母親の手料理」

という公式が大好きな私は、

「お母さんには叶わないわ。

なんやかんや言っても、お母さんの手料理
(この場合 義母の手料理)が
あなたにとって一番のはずだし、

そういってほしいところ、妻としてあるんだけど。」

と言うと


「そういうことはない。

 母親の料理が懐かしくないかと言ったら言い過ぎだが、

 母親の料理より、こっちがいい。」



息子である夫は はっきり言ったのです!!
( ̄□ ̄;)

いやいや、

それは私に気を使ってくれてるだけだろう。
オトコは誰もがマザコンなはずだ。
気を付けよう、、、。


が、

マザコンじゃない人も、こうして稀にいるのですね。

心配しましたよ、
親の愛情が足りてないんじゃないか?と。

そうでもないらしいです。
独立心が強いオトコだったみたいです。

義両親とはいい関係で、
電話する時は、いつも夫は照れてますから、いい家庭なのですね。

心配して損しました。


そして、義母はなんと

第六感が強い!!!


「あ、子どもが具合悪い。

あ、そろそろ子どもから電話掛かってくる。」

など、判っちゃうのですよ。

霊能力が高いのも、大変ですよね。


そんな母が

今回のわたしのことには 力(りき)が入ってます。

第六感がすごいんじゃないでしょうか。

今回ばかりは、一族をあげて、応援せな!!!

というような図晴らしい気合を感じます。


正直、

神社のお守りより、母のパワーの方が信頼おけます。

そして、義父もすごいんですよ。
パワーのかたまりで、尊敬してます。


そんなお母さん(義母)、

ずっこけるほど、不思議です。


わたし、結婚する時、若くなかったので
夫の両親に、少し申し訳なかったのです。
跡取り、産めないかもしれないので。


最初にお母さんと電話した時、
「おいくつですか?」と聞かれ、

正直に答えました。

ら、、、


「あ、っそう!!

それなら○○とあまり歳、変わらんね。

近い方がええわ、なにかと。」

と言われて気持ちが楽になりました。


妊娠や出産のことでいろいろ記事を書きましたが、
わたしも、辛い経験、何度もしたんです。

すると母が

「わたしもな、

 長男の前にあったんよ。

 半年は立ち直れんかったよ。

 辛いのよく解るわ。

 とにかく、あなたの身体を大事にしなさい。いいね?
 大事にするんやで。」



言ってもらいました。

泣きました。 この人の娘になれてよかったと思いました。


そんな母が

ある時 夫に

「あのなあ、
 ゆめを見たんよ。
 あんたがなあ(夫)
 孫連れて帰ってきたの。
 そういう夢。」


と 言ったらしいです。


最初は、
何気にそれ、プレッシャー?!! とか思いましたが
どうも違うみたいで。


慎重なわたしは

「いくら第六感が強いお母さんだけど

 それって、希望的観測がこもった夢だと思うよ。

 ほんとになったら、こわいやん。そんなことない、ない。妄想や。」

とか、思いました。

正夢か、予知夢か、ただの願望なのかは わかりません。


そして、

なにしろ、ツボが面白い。

わたしを励まそうとしてであるとは思うのですが、


「いいか。

 女はな。 毎月のものがある限り、現役なんやで!!。」


「あのなあ、

 わたしの母親もな、わたしを産んだの40過ぎてからや。
 いける、いける。」

 (でもお母さん、
  お母さんのお母さんが40歳で産んだのって
  6人目ですよね、、、とは指摘できなかった)


かと思えば

「あのなあ、

 あんたもなあ、そろそろなあ、

 あれや、あれ。

 更年期とか、あるかもしれないしな、
 体調もいろいろあるやろ。」


と言う。


これには爆笑で、

お母さん、
更年期きたら、子どもなんか絶対産めないで。
さすがに、40そこそこで更年期来てしまったら
もうあかんやろ。

と感じましたが

あまりにもお母さんが面白いので、
記憶することにしました。


「食べられないときはな、

 点滴や!点滴。

 病院行ってるか?

 もう~!!

 わたしが近くに住んどったら、
 すぐに病院連れていくのに~。」

 と ちょくちょく心配してくださり


 「そ、そうなの?

  病院に連れて行ってくれるの?

  う、うれしい。」

 と  単純なわたしは喜ぶのでした。


 お母さんの気合と

 わたしのへなちょこぶりは、

 いい感じの凹凸で、 今のところ、 合うみたいです。