流山おおたかの森にある元音大講師による 0歳からのリトミック・ピアノ教室
リトミックは流山おおたかの森駅直結 【スターツおおたかの森ホール スタジオ2】
流山おおたかの森徒歩9分 フェリーチェピアノ音楽教室 高野純香です。
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流山おおたかの森 ピアノ教室 フェリーチェ ピアノ音楽教室の高野純香です。
先日終了した発表会ですが、幾つかハプニングがありました。
出演者のA君が、発表会の2日前に左腕を骨折しました
ちょうど、レッスンが終わって、スマホを見てみると、「先生、息子が左腕を骨折したので、ご都合が宜しければ、発表会のご相談に伺いたいのですが」とのメッセージが入っていたので、急いで返信をしたところ、急遽レッスン室にお越しいただきました。
腕もギプスをはめていて、痛そうなのですが、顔が傷だらけで口の周りも腫れている姿はとても痛々しかったです
話を聞くと、下校途中に転んだそうですが、これは発表会どころでは無いな。と言う雰囲気でした。
私は、てっきり欠席のご連絡にいらしたのかと思いきや、「片手でも演奏しても良いですか?」とのこと
お母さまは、「無理だと言ってるのですが、本人がどうしても弾きたい!と言ってまして」とのこと。
本人も「右手だけでも出たい!」と力強い目でシッカリと自分で言ってくれました
小学校2年生の子が自分で頑張ると言うので、私には応援する1択しか思いつきませんでした。
ただ、かなり弾ける生徒さんなので、片手は勿体無いので、彼の音楽を壊さないで私が左手パートを補助する案で決まりました。
A君は、「先生が居なくても、1人で頑張るよ」と言っておりましたが、「ショパンのノクターンは左手が無いと勿体ないし、カバレフスキー は格好良い雰囲気を出すのは、左手の伴奏が無いと物足りないよ」と説得して、私と一緒に演奏する事に。
私の教室では、ソロだけではなく、連弾も演奏するのですが、お友達との連弾は私が請け負う事に。
弟君との連弾は、譜めくりで私も舞台に立つので、譜めくりの椅子の場所から少しだけ補助する事にしました。
という訳で、発表会前日に念のため左手パートの合わせを2回ほど通してみました。
自分の音楽をきちんと持っている彼ですから、合わせるのはとても簡単でした。
ただ、左手がアームホルダーで吊られているため、バランスが取れないらしく、なかなか普段の音量が出なくて、やりたい音楽が半減してしまったのは、可哀想でした。
私はあくまで補助ですので、連弾のように横並びには座らず、彼がメインの座り方。
私は腕を伸ばして演奏することに。
ペダルは勿論A君が踏みます。
ペダルを自分で踏まない左手は初めての経験でしたが、フィンガーペダルなどをコソッと取り入れて彼のペダル操作にミスが無いようにしてみました。
終演後、皆様からは
骨折しているのに、きちんと演奏出来ていて素晴らしかった
諦めずに、舞台にきちんと立つ姿に感動しました
発表会後、A君には左腕を骨折しているので、治るまでレッスンは休会して良いですよ。とお伝えしたのですが、親子共々「右手だけでもレッスンを受けたいので、よろしくお願いします」との事でした。
本当にピアノのレッスンに熱心に通ってくださり、頭が下がる思いです
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