今日のフェルデンクライスは足の指を楽に組めるようにするレッスンです。
手の指と同じように楽に足の指を組むにはそれぞれの足の指を曲げるときに足の指の先端から数えて三番目の関節(足の親指は二番目の関節)の動きを引き出し識別することがポイント!
フェルデンクライスでは足の指の間にスポンジを挟んで矯正するようなことはせずに、どのように足の指が動かせるのかに気づく識別能力で足の指を自発的に開けるようにします。人間の学習能力ってすごいと思いませんか?
ところで、足の指を組むことの効果はどのようなことが考えられるのでしょう?
足の指を開いて足の指を長くするようにすることはもちろん外反母趾などの足の指の変形の予防改善に効果があるのでしょう。
でも、それだけではないのです!
膝の痛みが楽になった方がいましたね。きっと足の指の動きが足首の動きに伝わり膝関節の適切な回旋を促したからでしょう。
組み方に応じた側の股関節が柔らかく
なりましたね。
腰椎も柔らかくなって足の指を持ったまま転がって起き上がることも心地よくできるようになりました。
足の指から足首、膝、股関節、腰に伝わる力が滑らかになってくるとこんなに歩くことも快適になります。
☆今日のフェルデンクライスのレッスンのまとめ
足自体に歩くことを邪魔し足の指を損なう不必要な努力があるということ、それが足の形を損なう要因となりことがある♪
アレクサンダー・ヤナイのレッスン
AY#418
両足の指をお互いに組む