私が歩んだ腱鞘炎の歴史を、数回にわたってお送りします(笑)

 

 

腱鞘炎になったのは、今から15年前


演奏中、右手首の親指側が痛むようなった(=ドケルバン病)

コントラバスは右手で弓を持ち

親指で弦に圧力をかけて音量を調節したりします

 

考えられる原因は一つだけ

「いつもと違う楽器屋で弓の毛替えをした」

ほんの些細なこと

 

ただ私の中では、ものすごく大きなことだったようで

すぐに違和感を感じたアセアセ

 

でも、2週間後にテストが近づいていたし

いつもの楽器屋も混んでて、やり直せないショボーン

 

少し経てば慣れるはず!と自分に言い聞かせて

普段通りの練習を続けた

 

日に日に痛みが増していき

朝は手の痛みで目が覚めるほどにゲッソリ

 

 

 

 

テストが終わって、整形外科に行くと

腱鞘炎、痛みが取れるまで手を使わないようにと言われる

 

痛みで弓持てないから、楽器は弾かない

けれど、生きてるだけで、手を使うことがどれだけ多いか思い知る

 

食事、洗濯物を干す、髪を洗う、他にもいろいろ

一番苦しかったのは顔を洗う時、水をすくう形に両手をすること

 

 

2週間経っても、全然良くならない

逆に痛い部位をかばったせいか、人差し指や中指の付け根も痛くなる始末ガーン

 

右手が使えなくなって、左手があるじゃんキラキラと使い出す

左手でお箸持ったり、歯磨いたり

 

すると、左手もドケルバンを発症ガーン

生きていくのが困難になっちゃったえーん

 

 

腱鞘炎の辛さって、体は元気なのに何もできなくなってしまうところ

手が使えるって本当に大切で有難いことなんですよピンクハート

 

 

3か月後、紹介状を書いてもらい大学病院でブロック注射を打つと

ほんの少し良くなるけど、手のこわばりは変わらないし

痛みが無くなっていく気配もないタラー

 

病院ジプシーになっていった