シカゴ・ベアーズの2019シーズンのFA状況まとめ。
2018シーズンと比べて動きがおとなしい。
QBタイラー・ブレイと1年82万6400ドル(2万1400ドル保証)で再契約。
・QB タイラー・ブレイ (5シーズン:27才)
3番手QBを確保。
シアトル・シーホークスからFAとなった
RBマイク・デイヴィスと2年600万ドル(300万ドル保証)で契約。
・RB マイク・デイヴィス (7シーズン:29才)
レシービング能力も高いパワーバックをお手頃なサラリーで確保。
これでジョーダン・ハワードの立場が微妙になってしまった。
ニューイングランド・ペイトリオッツからFAとなった
WRコーダレル・パターソンと2年850万ドル(500万ドル保証)で契約。
・WR コーダレル・パターソン (6シーズン:28才)
バイキングスから1順指名されたWRとしては期待はずれだったが
リターナーとしては一流。
マット・ナギーHCのオフェンスではその多才な能力が活きるかも。
アトランタ・ファルコンズからFAとなった
WRマーヴィン・ホールと1年64万5000ドルで契約。
・WR マーヴィン・ホール (2シーズン:25才)
ドラフト外から這い上がった苦労人。
このタイプはベアーズでは活きるかも。
TEザック・ミラーと1年93万ドルで再契約。
・TE ザック・ミラー (9シーズン:34才)
日常生活も困難になるほどの大ケガをヒザに負ったものの
昨シーズン1年契約を結んだ。
このまま引退かと思っていたらさらに1年契約。
これは復帰できる可能性が出てきたと言うことか。
と思ったら、契約して1ヶ月経たずに引退表明。
うーん残念。
TEベン・ブラウネカーと2年270万ドル(55万ドル保証)で再契約。
・TE ベン・ブラウネカー (3シーズン:25才)
TEアダム・シャヒーンが伸び悩んで居る中でデプスは厚くしておきたい。
ドラフト外ながら当たりだと思ってたけどこちらも伸び悩んではいる。
RTボビー・マッシーと4年総額3080万ドル(1450万ドル保証)で契約延長。
・RT ボビー・マッシー (7シーズン:29才)
2016シーズンに3年総額1800万ドル(650万ドル保証)でベアーズに加入し
3シーズンで休んだのは2試合だけ。
安定性を買われ、サラリーアップでの4年契約を勝ち取った。
RGカイル・ロングと2年1220万ドル(400万ドル保証)で契約見直し。
・RG カイル・ロング (6シーズン:30才)
2016シーズンに4年総額4000万ドル(3000万ドル保証)で契約延長したものの
そこからの3シーズンはケガで22試合も欠場。
見直しによってベアーズは290万ドルキャップスペース確保。
マイアミ・ドルフィンズからFAとなった
G/Cテッド・ラーセンと1年102万ドル(9万ドル保証)で契約。
・G/C テッド・ラーセン (9シーズン:31才)
3年ぶりのベアーズ復帰。
OG陣にケガ人が多かったので使い勝手の良いベテランの加入は大きい。
OGラシャード・カワードと1年64万5000ドルで再契約。
・OG ラシャード・カワード (1シーズン:24才)
2年間で出場1試合のみ。
開幕ロスターに残れるかは微妙。
NTエディ・ゴールドマンの契約見直し
(ロスターボーナス300万ドルをサインボーナスに変更)。
・NT エディ・ゴールドマン (6シーズン:30才)
昨年4年総額4200万ドル(2500万ドル保証)で契約延長したが、
キャップスペース225万ドル確保。
DEロイ・ロバートソン=ハリスと1年64万5000ドルで再契約。
・DE ロイ・ロバートソン=ハリス (2シーズン:25才)
ドラフト外で入団してから、DLのローテーションで活躍。
DTニック・ウィリアムズと1年89万5000ドル(9万ドル保証)で再契約。
・DT ニック・ウィリアムズ (3シーズン:29才)
昨シーズンは2試合のみの出場。
OLBカリル・マックの契約見直し
(2019年のベースサラリーとロスターボーナス1300万ドルをサインボーナスに変更)。
・OLB カリル・マック (5シーズン:28才)
キャップスペース1040万ドル確保。
OLBアーロン・リンチと1年150万ドル(125万ドル保証)で再契約。
・OLB アーロン・リンチ (5シーズン:26才)
昨シーズン加入して3.0サックを記録。
OLBアイザイア・アーヴィングと1年64万5000ドルで再契約。
・OLB アイザイア・アーヴィング (2シーズン:24才)
ドラフト外から台頭し、サム・アチョの代わりとして活躍。
ニューヨーク・ジェッツからFAとなっていた
CBバスター・スクラインと3年総額1660万ドル(850万ドル保証)で契約。
・CB バスター・スクライン (8シーズン:29才)
流出したCBブライス・キャラハンに代わるニッケルバックとして期待。
ワシントン・レッドスキンズからFAとなっていた
SSハハ・クリントン=ディクスと1年300万ドル(50万ドル保証)で契約。
・SS ハハ・クリントン=ディクス (5シーズン:26才)
ドラフト時から欲しかった選手。
昨シーズン途中にパッカーズからレッドスキンズにトレードされた。
昨シーズンはPFFでセイフティで14位を記録したのに
いきなり長期契約ではなく1年契約のお試しと言うのはありがたい。
Sエイドリアン・エイモスがパッカーズに移籍したので、交換したようなものか。
Sデアンドレ・ヒューストン=カーソンと1年77万ドル(2万5000ドル保証)で再契約。
・S デアンドレ・ヒューストン=カーソン (3シーズン:25才)
スペシャルチーマーとして評価が高い。
Kクリス・ブルーイットと1年49万5000ドルで契約
・K クリス・ブルーイット (0シーズン:23才)
ピッツバーグ大出身のキッカー。
ベテランキッカーとも契約するだろうし、生き残れるか微妙。
AAFオーランド・アポロズでプレイしていた
Kエリオット・フライと3年総額175万5000ドルで契約
・K エリオット・フライ (0シーズン:24才)
消滅したAAFからKを獲得。開幕まで誰が生き残れるか競争。
Pパット・オドネルと2年350万ドル(175万ドル保証)で再契約。
・P パット・オドネル (5シーズン:28才)
2014年に6順指名され、昨年は1年契約で残留。
今度は2年契約を勝ち取った。
LSパトリック・スケールズと1年81万ドル(9万ドル保証)で再契約。
・LS パトリック・スケールズ (3シーズン:31才)
ここ2シーズンはフル出場。
ホルダーとなるPパット・オドネルとのコンビが続くのは安定感につながる。
流出また放出した選手は、
・RB ジョーダン・ハワード (3シーズン:24才)
イーグルスに2020年ドラフト6順指名権との交換でトレード。
オフェンスを支えてくれていた生え抜きなのに残念。
それにまだ来シーズンは200万ドルしかサラリーはかからないのに。
デッドキャップ6万2000ドル。
・RB/KR ベニー・カニングハム (3シーズン:24才)
2シーズン ベアーズでプレイしてくれた。
ジャガーズと契約。
・WR ケヴィン・ホワイト (4シーズン:26才)
ドラフト1順全体7位指名の選手もケガもあり本領発揮できず。
カーディナルスと1年150万ドル(40万ドル保証)で契約。
・TE ディオン・シムズ (6シーズン:28才)
3年総額1800万ドル(1000万ドル保証)で契約したが、2年でリリース。
なんでこんな高い契約をしたのか分からなかったけど案の定活躍できず。
デッドキャップ333万ドル。
・OLB サム・アチョ (8シーズン:30才)
バックアップ、スペシャルチーマーとして活躍してくれたけど
昨シーズンは4試合出場のみでIR入り。
デッドキャップ25万ドル。
・CB ブライス・キャラハン (4シーズン:27才)
残って欲しかったけどCBバスター・スクラインの方が安かった。
ブロンコスと3年総額2100万ドル(650万ドル保証)で契約。
・FS エイドリアン・エイモス (4シーズン:25才)
ドラフト5順ながら1年目からスターターを務めた。
こちらも生え抜きで残って欲しかったけれど
昨シーズンはPFFでセイフティで8位となり
パッカーズと4年総額3600万ドル(1200万ドル保証)で契約。
この金額は出せない。
・K コディ・パーキー (5シーズン:27才)
安定しないKの切り札として4年総額1500万ドル(900万ドル保証)で契約したが
プレイオフでのキックミスが致命傷となって1年でリリース
相手の手に当たっていたとは言え、レギュラーシーズンでも
決めたら勝ちというFGを外しており仕方ないか。
デッドキャップ518万7500ドル。