FA市場が解禁となり、シカゴ・ベアーズも補強を開始。
ニューオーリンズ・セインツからFAとなった
QBチェイス・ダニエルと2年1000万ドル(700万ドル保証)で契約。
・QB チェイス・ダニエル (10シーズン:31才)
10年で2試合しか先発経験はないが、チーフス時代に
マット・ナギー新HCの下でプレイしておりシステムが分かっているので
2番手QBおよびミッチ・トラビンスキーの教育係としては最適。
カンザスシティ・チーフスからFAとなった
QBタイラー・ブレイと1年79万5000ドル(4万5000ドル保証)で契約。
・QB タイラー・ブレイ (5シーズン:26才)
1試合の出場とパス1本しか記録していない。
こちらもマット・ナギー新HCのシステムを知っていることでの獲得か。
マーク・サンチェスとの再契約がどうなるか分からないけれど
今のところは3番手QB。
ジャクソンビル・ジャガーズからFAとなった
WRアレン・ロビンソンと3年総額4200万ドル(1800万ドル保証)で契約。
・WR アレン・ロビンソン (4シーズン:24才)
昨シーズンは第1週にACLを断裂して早々とシーズンエンド。
しかしその前2年間で2283ヤード・20 TDを記録。
2014年ドラフト2順全体61位で指名した選手をジャガーズは引き留めず
(ここ数年大型補強をしているので、キャップに余裕がなかったか)。
ケガさえ治ればナンバー1WRを任せることができ、
同じくACL断裂から復帰してくるWRキャメロン・メレディスとの強力コンビを組める。
アトランタ・ファルコンズからFAとなった
WRテイラー・ゲイブリエルと4年総額2600万ドル(1400万ドル保証)で契約。
・WR テイラー・ゲイブリエル (4シーズン:27才)
安定した活躍を見込めるスロットレシーバー。
ちょっと払い過ぎのような気もするけれど。
デンバー・ブロンコスからFAとなった
WRベニー・ファウラーと1年100万ドル(20万ドル保証)で契約。
・WR ベニー・ファウラー (3シーズン:26才)
第50回スーパーボウルで最後に2ポイント・コンバージョンをパスをキャッチして
ブロンコスの勝利に貢献。
ペイトン・マニングのラストパスをキャッチした選手と言うことに。
WRジョシュ・ベラミーとオリジナル・ラウンド・テンダー(1年190万7000ドル)で再契約。
・WR ジョシュ・ベラミー (3シーズン:28才)
WRにケガ人が続出したこともあって、
昨シーズンはチーム2位のレシービングヤードを記録。
4番手・5番手WRとして期待。
デンバー・ブロンコスからリリースされていた
WRマーロン・ブラウンと1年70万5000ドルで契約。
・WR マーロン・ブラウン (3シーズン:28才)
2013年にドラフト外でレイヴンズに入団し、49レシーブ・524ヤード・7 TDと大活躍。
その後尻すぼみとなり、2016シーズンはブロンコスと契約するもケガのため出場なし。
昨シーズンはプレイしていない。
フィラデルフィア・イーグルスからFAとなった
TEトレイ・バートンと4年総額3200万ドル(1800万ドル保証)で契約。
・TE トレイ・バートン (4シーズン:26才)
スーパーボウルでのQBニック・フォールズへのTDパスで一躍有名に。
ドラフト外からの叩き上げで、レシービングTEとしての能力を伸ばしている。
サラリーが高い気もするが、昨年TEディオン・シムズと
3年総額1800万ドル(1000万ドル保証)で契約したよりはマシかな。
TEザック・ミラーと1年79万ドル(45万8000ドル保証)で再契約(ドラフト後)。
・TE ザック・ミラー (7シーズン:33才)
実力はあるもののケガが多く、昨シーズンも左ヒザに大ケガを負った。
引退しないとは本人は言っていたけれど、契約するチームはあるのかと思ったら
ベアーズは再契約を行った。
プレイできるかどうかまだ分からない状態なのだが、何とか回復して欲しい。
TEダニエル・ブラウンと1年92万5000ドル(70万ドル保証)で再契約。
・TE ダニエル・ブラウン (3シーズン:25才)
昨年の2順TEアダム・シャヒーンが育つまで
TEの人材不足はまだまだ続く。
RB/KRベニー・カニングハムと1年契約で再契約。
・RB/KR ベニー・カニングハム (5シーズン:27才)
第3RBとして主にレシーバーとしての出場が主で、主戦場はスペシャルチーム。
ジョーダン・ハワード、タリーク・コーエンに続く同じ役目が期待される。
OTブラッドリー・ソウェルと2年300万ドル(85万ドル保証)契約で再契約。
・OT ブラッドリー・ソウェル (6シーズン:28才)
昨年1年契約し、全試合出場(2試合先発)したことで
計算のできるスウィングタックルとして再契約。
アリゾナ・カーディナルスからFAとなった
OGアール・ワットフォードと1年200万ドル(55万ドル保証)で契約。
OG アール・ワットフォード (6シーズン:28才)
CやOTでもプレイできるよう。
LGジョシュ・シットンが抜けた穴を争う。
NTジョン・ジェンキンズと1年88万ドル(9万ドル保証)で再契約。
・NT ジョン・ジェンキンズ (5シーズン:28才)
NTエディ・ゴールドマンのバックアップ、ローテーション要員としてプレイ。
昨シーズンはゴールドマンが健康だったので良かったけれど
ケガが多いのでキープしておくのは必要。
サンフランシスコ・49ersからFAとなった
OLBアーロン・リンチと1年400万ドル(125万ドル保証)で契約。
・OLB アーロン・リンチ (4シーズン:25才)
ここ2年は1.5サックだが、最初の2年で12.5サックを記録。
ヴィック・ファンジオDCの下でのプレイ経験もあるので期待したい。
OLBサム・アチョと2年550万ドル(295万ドル保証)で再契約。
・OLB サム・アチョ (7シーズン:29才)
ベアーズに加入してから3シーズン、
バックアップ及びスペシャルチーマーとして活躍。
ILBジョン・ティムと1年75万ドル(4万5000ドル保証)で再契約。
・ILB ジョン・ティム (3シーズン:25才)
サム・アチョと同じくバックアップ及びスペシャルチーマーとして活躍。
CBカイル・フラーとトランジション指定後、
4年総額5600万ドル(1800万ドル保証)で再契約。
・CB カイル・フラー (4シーズン:26才)
パッカーズのオファーシートにサインしたが、ベアーズがマッチして引き留め。
トランジション指定は1年1297万1000ドルなので
約500万ドルプラスしただけの保証額で4年契約を結べたのは成功。
CBプリンス・アムカマラと3年総額2700万ドル(1800万ドル保証)で再契約。
・CB プリンス・アムカマラ (7シーズン:28才)
ケガの多い選手なので昨年は1年契約でお試し。
活躍が認められて3年で契約延長。
ここ2シーズンインターセプトを記録していないのは気になる。
CBマーカス・クーパーを放出後、1年150万ドル(75万ドル保証)で再契約。
・CB マーカス・クーパー (5シーズン:28才)
3年総額1600万ドル(800万ドル保証)で獲得したものの
ケガで期待ハズレの成績であったため1年で放出。
デッドキャップ100万ドルで、キャップスペース450万ドル確保。
しかしその後1年契約で帰ってきた。
CBシェリック・マクマニスと2年350万ドル(110万ドル保証)で再契約。
・CB シェリック・マクマニス (8シーズン:30才)
昨シーズンのスペシャルチームのキャプテンであり
ベアーズのスペシャルチームのエース。
CBブライス・キャラハンとオリジナル・ラウンド・テンダー(1年190万7000ドル)で再契約。
・CB ブライス・キャラハン (3シーズン:26才)
昨シーズンは12試合出場(6試合先発)で2 INTを記録。
ニッケル・ダイム要員としてキープしておきたい。
CBジョナサン・ミンチーと3年総額172万5000ドル(3万ドル保証)で契約。
・CB ジョナサン・ミンチー (ルーキー:25才)
ここ2年間はCFLのモントリオール・アローエッツでプレイ。
マイアミ・ドルフィンズからFAとなった
Kコディ・パーキーと4年総額1500万ドル(900万ドル保証)で契約。
・K コディ・パーキー (4シーズン:26才)
Kロビー・ゴールド放出以来、安定しないキッカーを固定できるか。
Pパット・オドネルと1年150万ドル(50万ドル保証)で契約。
・P パット・オドネル (4シーズン:27才)
2014年ドラフト6順全体191位で指名されてから4シーズン正パンターを務め
1年の契約延長を勝ち取る。
もう少し長くても良い気がするが・・・
LSパトリック・スケールズと1年63万ドルで再契約。
・LS パトリック・スケールズ (3シーズン:30才)
2016シーズンはフル出場するも、昨シーズンはプレシーズンでACLを断裂。
スペシャルチームは固定したいけれど、生き残れるか。
流出また放出した選手は、
・QB マイク・グレノン (5シーズン:28才)
3年総額4500万ドル(1850万ドル保証)で契約したが
ミッチ・トラビンスキーのつなぎにもならず1年で放出。
その後、カーディナルズと2年800万ドルで契約。
デッドキャップ450万ドルで、キャップスペース1150万ドル確保。
・WR キャメロン・メレディス (3シーズン:25才)
オリジナル・ラウンド・テンダー(1年190万7000ドル)を提示後、
セインツの2年総額960万ドル(540万ドル保証)のオファーシートにサイン。
ベアーズはマッチせずに流出を許した。
・WR ケンドール・ライト (6シーズン:28才)
1年200万ドル(100万ドル保証)で契約し、チームのトップレシーバーとして活躍。
再契約して欲しかったけど、同じスロットのテイラー・ゲイブリエルを獲得したので玉突き。
バイキングスと1年契約。
・WR マーカス・ウィートン (5シーズン:27才)
2年1100万ドル(500万ドル保証)と期待は高かったものの
3レシーブに終わり1年で放出。
イーグルスと1年88万ドルで契約。
デッドキャップ75万ドルで、キャップスペース500万ドル確保。
・OG ジョシュ・シットン (10シーズン:31才)
3年総額2175万ドル(1000万ドル保証)で契約したが、
鉄人もケガが多くなってきて契約最終年の800万ドルは高いと判断したのか放出。
その後、ドルフィンズと2年.1500万ドル(800万ドル保証)で契約。
デッドキャップ66万7000ドルで、キャップスペース790万ドル確保。
・OT トム・コンプトン (5シーズン:28才)
バックアップとして1年契約したが11試合出場(5試合先発)と出番が多かった。
バイキングスと契約。
・DE ミッチ・アンライン (30才:7シーズン)
バッカニアーズと3年総額1050万ドル(400万ドル保証)で契約。
ベアーズ入団以来の3シーズンは予想以上に活躍してくれた。
・ILB ジャレル・フリーマン (6シーズン:31才)
3年総額1200万ドル(600万ドル保証)で契約し、1年目はそこそこ活躍するも
2年目は2度目のドーピング違反で10試合停止など1試合の出場に留まり放出。
デッドキャップ50万ドルで、キャップスペース300万ドル確保。
・ILB クリスチャン・ジョーンズ (4シーズン:27才)
ライオンズと2年総額635万ドル(280万ドル保証)で契約。
ドラフト外から生き残った生え抜きであり、残って欲しかった。
・OLB パーネル・マカフィ (7シーズン:29才)
5年総額3875万ドル(1550万ドル保証)で入団したが
ケガで本領を発揮できずに、3年で放出。
その後、レッドスキンズと1年.180万ドル(35万ドル保証)で契約。
デッドキャップ100万ドルで、キャップスペース707万5000ドル確保。
・OLB ウィリー・ヤング (8シーズン:32才)
FA入団後の活躍もあり2年総額1105万ドル(900万ドル保証)で契約延長したが、
ケガのため1年で放出。
デッドキャップ90万ドルで、キャップスペース450万ドル確保。
・SS クイントン・デンプス (9シーズン:32才)
3年総額1350万ドル(500万ドル保証)で契約したが
ケガで期待はずれに終わり1年で放出。
デッドキャップ66万6667ドルで、キャップスペース326万ドル確保。