シカゴ・ベアーズがCBカイル・フラーをトランジション指定。

カイル・フラー スタッツ

 

2014年ドラフト1順全体14位指名ながら、大きなインパクトを残せず

3年目となる2016シーズンは膝の手術からの回復が遅れて全休し

そのため5年目の契約延長オプションを行使されなかった。

 

当初FA加入したCBマーカス・クーパーとCBプリンス・アムカマラの控えだったはずが

マーカス・クーパーが背中の負傷で本来のパフォーマンスを発揮できない中で

全16試合先発出場して結果を残した。

 

これでベアーズとしても簡単に手放す訳にはいかなくなった。

ただ完全に信用はしていないのか、フランチャイズ指定(1497万5,000ドル)より

安価なトランジション指定(1297万1,000ドル)。

 

とにかく長期契約を結んで確保しておきたい。

 

 

 

その他では数名を放出。

 

QBマイク・グレノンを放出。

マイク・グレノン スタッツ

 

バッカニアーズ時代は出番は少なかったけれど、

ルーキーシーズンはそこそこの成績を残していたので期待していたのに…

 

散々な成績で4試合でミッチェル・トラビンスキーに出番を奪われた。

3年総額4500万ドル(1850万ドル保証)と大型契約だけに当然の放出。

 

デッドキャップ450万ドルで、キャップスペース1150万ドル確保。

 

 

 

OLBパーネル・マカフィを放出。

パーネル・マカフィ スタッツ

 

2015シーズンに5年総額3875万ドル(1550万ドル保証)と言う大型契約を結び、

試合に出た場合には大きなインパクトを残してくれた。

シカゴ・ベアーズがOLBパーネル・マカフィ、FSアントレル・ロール、WRエディ・ロイヤルを獲得

ただあまりにもケガが多く、3シーズンで36試合出場(17試合先発)のみ。

好きな選手やったけれど、仕方がない。

 

デッドキャップ100万ドルで、キャップスペース707万5000ドル確保。

 

 

 

OLBウィリー・ヤングを放出。

ウィリー・ヤング スタッツ

 

ライオンズではくすぶっていたのが2014シーズンにベアーズに来てからブレイク。

3年総額900万ドル(395万ドル保証)と格安ながら

10サック・6.5サックと安定した成績を残したことから、

契約最終年を残して2年総額1105万ドル(900万ドル保証)で契約延長。

シカゴ・ベアーズのOLBウィリー・ヤングが2年総額1105万ドルで契約延長

 

2016シーズンも7.5サックを記録したが、昨シーズンは上腕三頭筋断裂のため

4試合出場2.0サックのみに終わり、契約を1年残して放出されてしまった。

 

デッドキャップ90万ドルで、キャップスペース450万ドル確保。

 

 

 

昨シーズン加入したばかりのSSクイントン・デンプスを放出。

クイントン・デンプス スタッツ

 

2016シーズン、チームのパス喪失ヤードは224.9ヤードでリーグ7位ながら

インターセプトは8つだけでリーグ29位タイとビッグプレイ不足。

 

そこで前シーズン6インターセプトを記録したデンプスを

3年総額1350万ドル(500万ドル保証)で獲得。

 

しかしこちらもケガに泣き、開幕から3試合のみ出場に終わった。

 

デッドキャップ66万6667ドルで、キャップスペース326万ドル確保。

 

 

 

この4人の放出でキャップスペース約2600万ドル確保。

パスラッシャーを補強しておかないといけない。