現在、新電力を検討中です。

 

そんな中でふと、四国電力さんは意外と基本料金が安いなと思った話です。

 

 

 

従量電灯?

 

大手電力会社さんで、最も基本となるベーシックな契約といえば、従量電灯で間違いないでしょう。

 

電気代の計算は簡単で、「基本料金+電力使用量×単価」となります。

 

※ 正確には三段階料金ですが。

 

 

と、ここまでは何てこと無いのですが、ふと気が付いたことがあります。

 

それは基本料金についてです。

 

基本料金って実は、地域によって雲泥の差がありました。

 

 

 

基本料金

 

この基本料金は、契約電流の大きさによって変わってきます。

 

同時に使用できる電子機器の数に関わってくる重要な話で、10A~60A(アンペア)の間で選べるようになっています。

 

 

なお10Aの契約は、せいぜいオーブントースター1個しか動かせない大きさなので、現実的ではないですね。

 

一般的なご家庭だと、40A~60Aあたりで契約されているのではないかなと思います。

 

 

さて、そんな契約電流ですが、例えば北海道電力さんだと10Aなら402.6円、60Aなら2415.6円です。

 

一方で四国電力さんだと、10Aでも60Aでも同じ666.89円です。

 

※燃料調整金+再エネ賦課金は含まず

 

つまり全く電気を使用しなくても、北海道だと年間28,987円も必要なのに、四国だと8,002円で済みます。(60A契約の場合)

 

大きな差ですよね!

 

 

もちろん、電気代は基本料金だけで決まるものではなく、電力使用量でも変わってきます。

 

トータルで見ると、四国電力さんは特別安くはない事に注意が必要です。

 

 

 

というかむしろ、お高めみたいです・・・。

 

 

 

太陽光があると…

 

ただし、太陽光発電や蓄電池などをお持ちで、毎月の購入電力量が極端に少ない場合、話が変わってきます。

 

我が家が正にそうなのですが、殆ど電気を購入しない月がありますので、ほぼ基本料金という月も珍しくありません。

 

こういったご家庭では、基本料金が何円かというのは、大きな関心事となります。

 

 

四国電力さんなどは、基本料金が安いので、電気代も少ないです。

 

北海道電力さんなどは、基本料金が高いので、電気を使わなくても電気代が高いです。

 

 

となると、基本料金を出来るだけ下げたい、と思いますよね?

 

 

 

 

Looopでんきさん!

 

そこで登場するのが、Looopでんきさんが代表的だと思うのですが、基本料金が0円の新電力会社さんですね。

 

基本料金が高い電力会社の場合、こういった新電力会社さんへの乗り換えは、大いに魅力的だと思います!

 

 

 

逆に四国電力さんなどの基本料金が安い電力会社からの乗り換えは、残念ながら旨みがありません。

 

※ 市場連動型なので比較がかなり難しかったのですが、多分。

 

計算してみた限りでは、あまり安くないような…?と長年疑問に思っていました。

 

 

なのでふと他エリアの基本料金の高さを知って、あぁそういう事だったんだ!とようやく気が付きました、という話です。

 

恐らく、関東などの基本料金がお高いエリアからの申し込みが多いんでしょうね。

 

 

 

おまけ

 

従量電灯の料金表を再掲します。

 

 

先ほどは濁しましたが、正確には電力使用量で単価が変わってきます。

 

例えば四国で11kWh以下の電力使用だと、基本料金の666.89円のみです。

 

11~120kWhの範囲だと1kWhあたり30.65円、120~300kWhの範囲だと37.27円といった感じです。

 

 

世の中一般的にはまとめ買いをすると割安となるのが常ですが、こと電気と水道に関しては、使えば使うほど割高となります。

 

節約しろって、ことですね。

 

 

なおこの表は燃料調整費などは含めていませんので、この表だけを見て九州電力さんの単価が安いとは言えません。

 

念のためご注意ください。

 

 

終わり。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

このテーマの次の話はこちらです。

 

 

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