そろそろ、新電力会社を検討してみた話です。

 

ですが思ったより全然、検討は大変でしたという内容です。

 

 

なお、こちらの電力会社の話シリーズの続きです。

 

 

 

 

  我が家の特徴は?

 

我が家の特徴ですが、太陽光発電+蓄電池を利用しています。

 

すると、電力会社さんからの電気の購入は、主に夜間に行うことになります。

 

 

実際、年間の購入電力量をグラフにしてみたところ、以下のようになりました。

 

時刻別の購入電力量

 

  • 12~15時に購入量が増えているのは、雨天時のエコキュート分
     
  • 17~24時に購入しているのは、雨天で蓄電池が充電できなかった日の分
     
  • 0~5時に蓄電池の残量が0になるので、購入量が徐々に増加
     
  • 季節によって日の出の時刻が異なるので、6~8時にかけて、徐々に減少

 

こんな感じで、明らかに昼間の購入量は少なく、夜間が多めになっています。

 

 

私達は夜間の購入量が多い事が分かりましたので、では夜間単価が安い電力会社さんを検討しようと考えました。

 

このとき地元の四国電力さんは全くの問題外で、でんかeプラン(夜間単価が安い)は基本料金だけで11,104円もします爆笑

 

こんなの苦笑しか出ないです。

 

 

ちなみに、12~3月の4ヵ月で年間購入量のうち73.5%を占めています。

 

冬季は辛いですね泣くうさぎ

 

 

 

  シン・エナジーでんき

 

そこでどうしたものかと価格.comさんで検索したところ、シン・エナジーでんきさんが目に留まりました。

 

 

 

【夜】生活フィットプランなら、夜間が安いので我が家に合っていそうです!

  • 21~8時 21.28円
  • 8~21時 26.59円
  • 平日6~9時 31.08円
  • 平日16~22時 〃

 

そこで実際に、我が家の2023/5~2024/4の電気代がどうなるのか、計算してみました。

  • 四国電力 43,106円
  • シン・エナジー 40,859円
  • 差額 2,247円

・・・まぁ確かに安くはなりましたが、劇的に安いってわけではなかったです。

 

なんか拍子抜けで、がっかりでしたネガティブ

 

 

 

ちなみに、【昼】生活フィットプランという昼間が安いプランも、ついでに計算してみました。

  • 四国電力 43,106円
  • シン・エナジー 43,287円
  • 差額 -181円

結構高くつくのかな?と思っていましたが、別にそういう事もなく、なんとも微妙な結果となりました。

 

 

 

 

  計算は大変だ

 

上ではさらっと計算しましたと書きましたが、実際はとても大変でした…ゲロー

 

 

 

まず、電気料金の計算式を調べなければいけません。

 

シンエナジーでんきさんの場合、基本料金 + 電力量料金 + 再エネ賦課金 + 電源調達調整費 + 容量拠出金 です。

 

ですがこれが地味に厄介で、計算式がいつの間にか変更されている事があります。

 

実際シンエナジーでんきさんの場合、今年の5月に変わっています。

 

なので電力会社間の電気料金を比較したいと考えたら、期の途中で計算式が変わっていないかどうかまで確認が必要があります。

 

……といっても、何カ月も前に計算式が変わった場合、今更書いていないこともあって、どうしようもないという感じでしたが。

 

 

 

次に、電気料金の単価を調べる必要があります。

 

例えば再エネ割賦金なら毎年5月に改訂されるのですが、これは全国一律料金なのでまだマシです。

 

一番厄介なのはやはり、燃料調整費(電源調達調整費とも)でしょうか。

 

これは会社毎にも異なりますし、月毎にも単価が変わりますので、注意が必要です。

 

ひと月ごとに別のPDFで発表されている会社さんなんかだと、一つづつ開くのが地味に面倒になっていきます。

 

 

 

次に、政府からの補助金にも注意が必要です。

 

最近であれば、激変緩和措置ということで2023/1~2024/5まで電気代(とガス代)が割引されていました。

 

これは月によって割引単価が変わりますので、気をつけましょう。

 

また、電力会社さんによって、この電気単価には割引が含まれているのか?(含まれていないのか?)が分かりづらかったです。

 

間違えないよう注意深い確認が必要です。

 

 

 

次に、何月何日何時の購入電力量がいくつなのかを調べなければいけません。

 

これは幸い、四国電力さんのサイトからダウンロードが可能でした。

 

 

次に、何月何日は平日なのか休日なのか、調べる必要があります。

 

電力会社さんによって、ある日が特別に休日だったりしますので、注意が必要です。

 

規約などに書かれていますので、きちんと調べましょう。

 

 

 

次に、平日・休日別、時間帯別で購入電力量の集計が必要です。

 

365日分×24時間分ありましたので、地味に面倒でした。

※ 実際はプログラム書いて処理してますので、幾分マシでしたが…

 

 

 

  最後に

 

と、ここまでのお膳立てが揃ってようやく、電気代の計算が可能となりました。

 

大変面倒でしたし、どこかで間違っていないか不安でいっぱいです不安

 

月ごとに単価が異なるというのが、入力間違いしていそうで、地味に嫌でした。

 

 

しかもそこまで頑張って、結果は5%ほど安価になります、ですからね。

 

確かにこれは良い話ではあるのですが、月額換算で187円オフですから、そこまで喜べるか?と思っちゃいます。

 

かけた労力に、全く見合っていないなと感じた試算でした昇天

 

 

つづく。

 

長くなりそうなので、そのうち続きを書こうと思います。

 

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