新居に引っ越して1年が経ちました!

 

実は一条工務店さんに以前、「太陽光発電+蓄電池のシミュレーション」という資料を頂いていたので、今回は答え合わせを行ってみたいと思いますウインク

 

 

 

なお、以下の電気代報告シリーズの続きです。

 

 

 

 

 予想は?

 

一条工務店さんの場合、太陽光発電を導入することでどのぐらいオトクになるのか、シミュレーションを行って頂けます。

 

・・・というか多分、どこのメーカーさんも同じ事をして頂けると思います。

 

 

その際、下のようにきちんと、容量や地域や屋根勾配などを加味してくれています。

 

【1ページ目】

 

【おまけ:2ページ目】

 

改めて表の内容を抜粋すると、1年目は以下のように予想されています。

 

  電力量 (電気代)
発電量 11,569kWh ***
自己消費 2,276kWh (+54,680円)
売電量 7,797kWh (+128,419円)
蓄電池 1,345kWh (+35,245円)
年合計 *** (+218,344円)

 

これが実際はどうだったのか、結果を見てみようという話です。

 

 

まぁそもそも一条工務店さんは、多くのお家に太陽光パネルを載せてきた実績がありますので、データが豊富に蓄積されていると思われます。

 

なので、この資料はかなり正確なのは当たり前で、どのくらい実際の値に近いのかが気になっていましたよだれ
 

 

 

 結果は?

 

とりあえず細かい計算は抜きで結果だけですが、以下の通りでした。

 

  電力量 (増減) 電気代 (増減)
発電量 13,384k (15.7%) *** ***
自己消費 2,775k (21.9%) 81,417円 (48.9%)
売電分 7,922k (1.6%) 134,666円 (4.9%)
蓄電池 2,082k (54.8%) 61,382円 (74.2%)
年合計 *** *** 277,465円 (27.1%)

 

年合計だけに注目すると、予想より27.1%増でした!

 

予想の+21.8万円でもありがたいのに、結果は+27.7万円ですから、大変ありがたいですニコニコ

 

 

ちなみに、月々のメリットによる初期搭載費用の回収期間は9年11ヶ月と予想されていましたが、実際は

搭載費用200.2万円÷年間のメリット277,465円=7年3ヶ月

と2年8ヶ月も短縮されました爆  笑

 

 

 

 発電量について

 

資料にはさらっと「年間合計発電量・自己消費量・売電分・蓄電池メリット」と記載されています。

 

でもよく考えたら、自己消費って何?蓄電池メリットって何?ってなりますよね。

 

【素材はイラストやさん】

 

これらは、一条工務店さんの太陽光アプリの以下の数値を表しています。

  • 年間合計発電量
    ①発電
  • 自己消費量
    太陽光パネルから家への矢印の部分
    つまり、①発電-②充電-⑤売電
    もしくは、④消費-③放電-⑥買電
  • 売電分
    ⑤売電
  • 蓄電池メリット
    ③放電

 

なお、電力量はアプリで分かるのですが、金額に換算は出来ないので、自分で計算する必要があります。

 

頑張ってください!キメてる

 

 

 

 

 予想と結果について

 

ところで、予想と結果の数値を色々と考察すると、

 

  1. さすがに裏山で太陽が遮られる事までは考慮されてないと思うのですが、それでも発電量は+15.7%でした。15%強ぐらい甘めに見積もられている?
     
  2. 予想では蓄電池を1日当たり3.7kWhと、実容量の59%しか使わない計算ですが、結果は92%を使用していました。電気使い過ぎ?
     
  3. 自己消費が+21.9%で蓄電池が+54.8%なのに、売電分は+1.6%でした。やはり電気使い過ぎ?
     
  4. 自己消費は+21.9%なのに、自己消費は+48.9%です。これは予想より買電単価が高騰したためですね。
     
  5. 我が家の売電単価は17円なのですが、予想は16.5円で計算されています。こんなところまで厳しめに計算されているんですね(笑)

 

どの業者さんもそうだと思っているのですが、少なくとも一条工務店さんは厳しめに予想してくれているようです。

 

よほどの事がなければ、予想より良い結果になるんじゃないかなと思います。

 

契約者さんは安心して、予想を受け入れて頂ければと思いますニヤニヤ

 


 

 蓄電池メリットについて

 

結果を見ると、蓄電池の③放電によって+61,382円(2082kWh)のメリットがあった事になっています。

 

つまり蓄電池がない場合は、蓄電池メリットの61,382円が消滅します悲しい

 

 

ただし、蓄電池を②充電する必要がなくなるので、充電に充てていた2679kWhが不要になって、その分は売電が可能です。

 

売電単価は17円なので、⑤売電により+45,543円のメリットが生まれますニコニコ

 

 

つまり、蓄電池があると+61,382円のメリットがあるけど、蓄電池がなくても+45,543円のメリットがあるという事です。

 

だったら、蓄電池のメリットって+61,382円というよりは+15,839円と言った方がしっくりくるのでは?真顔・・・と思っています。

 

 

なので、私の定期的な電気代報告は前者(一条工務店さん式)ではなく、後者で書くようにしています。

 

 

例えば↑の真ん中の方の「発電がなかったら?」は後者の書き方をしています。

 

 

 

 買電単価は?


ところで、私が四国電力さんと契約しているプランは、電気を使えば使うほど買電単価が高くなるプランです。

 

※ 蓄電池のお陰で使用量を抑えられているので、単価が低くて助かっています

 

 

なので、冬季の電気をたくさん使用する時期は、基本的に単価が高めになります。

 

ただし今年は、政府の電気代補助の効果もあって、電気代が激しく上下した1年でした。

 

09月 29.7円

10月 29.9円

11月 30.3円

12月 31.7円

01月 32.0円

02月 24.8円

03月 23.9円

04月 23.5円

05月 28.0円

06月 27.7円

07月 27.5円

08月 26.5円

 

こんな感じです。

 

1月と4月で-26%になっていて、なかなかの上下幅ですね驚き

 

 

電気代を計算するにあたって、今月の単価は何円だろうと調べるのも手間だったのですが、それよりも急に高くなるのが辛いですね・・・。

 

電気代が高くなるのを受け入れるとしても、もっと緩やかな変化にして欲しいですね笑い泣き

 

 

終わり。

 

この話の続きは、こちらになります。