そうそう起こるものではないと思っていたのですが・・・固定資産税が誤っていた話です。
なお、以下の固定資産税シリーズの続きです。
心配事について
スナフキンさんの2015年の家屋調査では、床暖房が温水ではなく電気と判定されるという誤りがあったそうです。
これ固定資産税が2倍になってしまう大きな誤りなので、ヤバいです
ところが時代は変わって2022年の家屋調査では、床暖房は温水でも電気でも固定資産税は同額となりました。
もう床暖房の仕組みで、固定資産税が誤っているかも?と怯える必要はありません!
しかしながら我が家は、一条工務店さんに建てて頂きながら、床暖房を採用しないという超レア施主です
ひょっとして、誤って床暖房分も課税されているんじゃないかな?という期待不安もあったので、家屋調査表を取得してみることにしました。
請求してみた
家屋調査表は、家屋の取得日の翌年の4月以降にしか請求できないと言う話でしたので、4月3日にメールで問い合わせを行ってみました。
そしたらなぜか返信がありませんでしたので、12日に催促してみたところ返信があり、1週間ぐらいで資料を送って頂けました。
(↓再掲します)
【我が家の家屋調査表】
パッと見てみて、「なーんだ、床暖房は計上されてないじゃん」とガッカリしたのですが、代わりに外壁が漆喰壁になっているのが目に留まりました
我が家の場合は明らかに漆喰壁(11640点)ではありません。
というか多分、一条工務店さんで漆喰は施工してもらえません。
どちらかというとサイディング(7530点)もしくは薄付外装吹付仕上(5900点)が該当しそうです。
一条工務店さんのタイル外壁は高価なので諦めたのに、外装タイル(11890点)と同じぐらい高価な漆喰壁で税金が計算されるとは、困った話です(←困っていない)
問い合わせてみた
上記の点は分かりやすかったのですが、他の細かい数字を全てチェックするのに時間を要し、結局24日に問い合わせを行いました。
すると、こういった場合は再度現地確認が必要という話をされて、もう一度日程を調整して、26日にお越しいただく事になりました。
これには内心、ギリギリ4月中に見て頂けることになったので、嬉しかったです
というのも固定資産税は分納の必要があって、第一期は4月末が期限のため、もし金額に変更がある場合は支払いをどうしたら?と思って保留していたのが理由です。
さて、今回の家屋調査ですが、去年は若い方がお二人でしたが、今年は若い方と中年の方(上司でしょうか?)でした。
こういった場合は揉めるかもしれないので、人選を変えたのかな?って思いました
それで、一目見て頂いて、これは漆喰ではなくサイディングですね、との事でした。
・・・ですよね!
支払いについて
固定資産税の支払いは年4回必要なのですが、高松市の場合は第一期の支払いが4月末です。
金額が変わる場合、どう支払えばいいのか尋ねてみたところ、1期は普通に収めて欲しい、2~4期の納付書は金額訂正後の書類を再送するとのことでした。
なるほどね
以前、ギリギリのタイミングで固定資産税の支払いを行ったという話を書きましたが、実は裏ではこのような事件が起きていたんですよ!という話でした。
訂正後の税額は?
元々我が家に届いた請求書では、価格が約875万円、固定資産税が約6.1万円となっていましたが、今回の訂正で価格819万円、税額5.7万円となりました。
現在は軽減期間中なので4000円の差ですが、本来は8000円の差ですし、25年以降で言えば2000円の差です。
年単位で見ると微々たる(?)差ですが、25年間の合計だと約11万円と大きな差があります。
これは指摘した甲斐がありました!
ということで特に近年、うどんの国地域(香川県)で一条工務店さんで建てられた人は、一度家屋調査表を確認してみるのも有りかもしれません。
私と同じような間違いがあるかもしれませんよ?
計算が合わない・・・
ところで、訂正後の家屋調査表は頂いていないので、自力で計算してみたところ、
- 外壁が漆喰壁なら
価格875万円 (再建築費1105万点)
- 外壁がサイディングなら
価格837万円 (再建築費1056万点)
- 外壁が薄付外装吹付仕上なら
価格821万円 (再建築費1037万点)
- 市役所から送られてきた請求書
価格819万円
うーん・・・目ぼしいものは一通り計算してみたのですが、まさかのどれとも一致しない!?
え、ほんと何故??
何か計算間違いしているんだろうなとは思うのですが、まぁ税金が安くなる分には不満はありませんので、ここらで調査は終わりにしたいと思います。
腑には落ちていませんが、嬉しいです
終わり。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました